夏山八幡宮と火祭り



 継体天皇25年(531)天照大御神・天津日子根命を歓請して元慶4年
(880)王宮八幡宮と改称され、後、夏山八幡宮となり、この郷の中心として
地域開発が図られたと伝えられる。
 口碑には、建久3年(1192)源頼朝が鎌倉から上洛の際、名代として梶原
景時が参詣し、砂金十両を奉納したと伝えられる。
 旧暦9月9日に行われる火祭りは当宮の古さをよく物語っている行事がある。
この行事に従うものは17日間垢離(こり)をとり、初めに火をいただくといって、
古式に従い、女竹の先に稾(わら)のにごをつめた檜棒を持って向き合い、檜の
板にもみつけて火を起こし、獅子面が「カマショ カマショ」と呼びながら、生木を
積んだところに火を移して行く。その猛火に驚きながら参拝者は鬼面者に
追い回される。その時、鬼に打たれるとその人は厄除けになるという。古くから
伝わる町内随一の勇壮な祭事である。


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