渓流の町「額田」にも、昭和20年代まではホタルが乱舞していたという。
それが昭和30年代に入ると、農薬や工場、家庭排水等による川の汚染が
進み、ホタルの餌になるカワニナ等が激減し、ホタルも一部の流域のみとなった。
自然保護・ホタル保護の機運が高まった昭和58年、町全域の河川を地域指定
して、全種のホタルを町の天然記念物に指定した。額田町に生息するホタルは
、ゲンジボタル・ヘイケボタ・ヒメボタル・オバボタル・オオマドボタル等である。
 ゲンジボタルは、6月上旬から約1ヶ月、夜8時頃から11時頃まで盛んに
飛び交う。二週間程のいのちで、その間に相手を見つけ、産卵して死んでしまう。
卵は一ヶ月で孵化し幼虫は水中にいてカワニナを食べ、翌年5月頃、陸に上がって
土中でさなぎになる。一ヶ月後、成虫になって闇に舞う。おしりの発光は雌が
一節、雄が二節である。


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