千 万 町 神 楽



 千万町神楽の起源は、日本武尊東征の際、海が荒れて一行が対岸に渡れなっかたので
弟橘姫尊が波の静まるのを祈願して、舞をして、海に身を投じた故事によるといわれる。
従って日本武尊を祭神とする八剣神社の行事が、千万町神楽である。宝歴元年(1751年)
祭礼余興として拝殿で舞った記録があるが、神楽の曲目も少なくなり、碧海郡の別所村で
教えを受けて再興をはっかた。
 女装の獅子と才蔵が演者となり、囃子方はちょぼと笛・太鼓といった役割編成である。
初め才蔵が面白い所作で悪魔を喜ばして鎮魂退散させるのを獅子の舞いといい、次に
鈴の舞いをつつましく演じ、場所を移して歌舞伎外題が次々演じられる。
八剣神社には藤原国弘が奉献した嘉元4年(1306)の棟札があり、社殿は藤原弘真が
文永3年(1266)に建立したと記されている。
この神楽は昭和39年に愛知県重要民族文化財に指定された。

戻 る