'08年04月20日号


3月2日(日)清州市学童サークルで、パネルシアター4本立て公演

1年前に上演させて頂いたところでして、昨年に引き続いてのリクエスト作品2本「しゅっぱつしんこう」「ダンボールマン」と「たけやぶしんぶんし」「ガイコツくん」とを合わせ、パネル4本立てという、初めての構成でした。
上演前に、あるお子さまから、「ねぇ、ダンボールマンって、リサイクルされて、昨年よりパワーアップされてきたの?」うわぁ〜、何て作品の主旨をしっかりと理解しているんだと、感動。でも、ダンボールマンは、今年も同じダンボールマンでした。ごめんなさい。
さて、これで、年末から初春にかけての、「ピンの公演強化期間」(私が勝手につけていた)を終わりました。”長い上演時間への対応”と”仕込み時間の短縮”を目標に掲げて自分なり工夫してきて、成果はある程度得られたかな。
多くの経験を積ませて頂きました、皆さまに感謝です。

3月22日(土)ひらかた人形劇フェスティバルでの上演、大阪へ初めての訪問

3月22日、23日の両日、大阪府枚方市立牧野生涯学習市民センターに、全国から約40のプロ・アマ劇団が集まり、ひらかた人形劇フェスティバルが開催されました。
このフェスの存在が、私の頭に焼きついたのは数年前のこと。愛知県内の某人形劇フェス会場の駐車場に「ひらかた人形劇フェスティバルご一行様」の観光バスが停まっていたのでした。大阪から愛知へ団体で観劇とは、なんと勉強熱心な方々なんだろうと思ったものでした。そうしたら、昨年のやはり同じフェスにて、偶然にも手風琴の上演を実行委員会の方に観て頂き、声をかけて頂けるという幸運を頂いたのでした。そんなきっかけから、手風琴は上演参加させて頂くことになりました。
初めての会場では、荷物の搬入など何かと戸惑うものです。しかし、いろいろな場所に控えてみえるスタッフさんが、とにかく親切に手伝ってくれます。はたして、自分が地元のフェスでスタッフをした時、こんなにも行きとどいた対応が出来ていただろうかと考えさせられます。
上演会場は、朝一番からどこも満員御礼。このフェスの実績と、行き届いた情宣のおかげなのでしょうね。手風琴が上演したのは、パネルシアター。役者を盛り立てるのがとっても上手なお客さまのおかげで、私はヒートアップ。大汗をかき、息が切れるまで演技をさせて頂きました。(上演作品「しゅっぱつしんこう」「たけやぶしんぶんし」「ガイコツくん」)
さて、22日の一般向けの上演が4時過ぎに終了すると、晩の劇人向け公演が7時に開場するまでの時間、待っている劇人があちらこちらで交流や雑談です。そうしているうちに、「ロビーライブをしますので、集まって下さい!」と実行委員会の方々からのアナウンス。とてもいい雰囲気にデコレーションされたオープンスペースの会場で、各地の有名人の方々からそれぞれの得意技を披露して頂けます。ミニ講習があったり、掛声や踊りに参加したりと、参加型でとても楽しい充実した内容でした。
晩の劇人向け上演の後は、宿舎に移動し交流会。初めて出会う方も多く、情報交換に花が咲きました。残念ながら、私は次の日の予定があり、翌日午前中に愛知に帰ったのですが、もう一日楽しめたらと、後ろ髪を引かれる思いでした。
私は各地のフェスに行くのが大好きです。どこのフェスに行っても、親切なスタッフの方に出会い、いろいろな夢をもった劇人に出会い、パワーをもらって帰ってきます。このひらかたのフェスでは、特に実行委員会の方、熱心な関西地方のアマチュアの方からおおいに学び、エネルギーをもらって来ました。お世話になりました皆さまに、本当に感謝です。
(「愛知人形劇センター機関紙・あっぷ」掲載記事と同一です。)

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