'12年7月1日号


1月21日(土)ミニキャラバン 

今年の初公演は、小児科病棟でのミニキャラバンでした。 一時はインフルエンザの流行で実施が危ぶまれましたが、 午前・午後の2回の上演を無事出来ました。
私は、「ドレミのうた」の「ド」の役。「人形がキモイ」と言いながらも、 楽しんでいるこどもたち。 車いすやストレッチャーの皆さまも一生懸命みてくれ、アットホームなひとときをすごしました。

1月29日(日)人形劇フェスティバル in おやま

小山町は静岡県の東の端、神奈川県と接しています。 思い切って、車で行きましたが、雪が積もっていなくてよかった・・・
さて、手風琴は休憩所となっている和室で、昼食時間帯での上演です。 食事をしているお客さまに耳障りにならないだろうかという心配がありましたが、 主催側からは「プログラムに組まれていますから、大いに上演下さい」とのこと。 パネル3作品、30分でエントリーしておりましたが、「次の上演にかからなければ、大丈夫」とのことでしたので、パネル6作品をスタンバイさせました。 テーブルで食事をとられるお客さま、舞台の前に座ってくれるお客さまざまな状態で上演開始です。 まずは、「レンズのむこうがわ」。オープンな雰囲気の会場で、お客さま気軽に見て下さいます。 次に「まぜまぜはかせ」。次第にお客さまの視線が、こちらに集中してくるような気が!気を良くした私は、ついついテンションが上がってきます。 続いて「日光仮面」。お客さま、そろそろ食事も終わったのか、客席の一体感が増してきたような。気を良くした私は、さらにはじけます。 予定のプログラムは終わったが、よし、もう一本!「とびだせ!パネル」。 動きの激しいこの作品、ちょっと絶叫モードになりながら、最後に息が上がってしまいここで終了。ペース配分の甘かった、まだまだ修行不足か! 終わった後は、興味をもった子どもたちに囲まれ、幸せな気分でした。 う~ん、快感!というわけで、初参加のフェス、完全燃焼しました。


2月18日(土)高浜市内保育施設上演

こちらの施設で上演させて頂くのは、5~6回目でしょうか。 開場とともに一番前の特等席に座って頂いた親子さん、 去年も一昨年も熱心に一番前で観て頂いてみえましたね。
演目は、手遊び「わたしはねこのこ」、パネル「ソファミレ♪どうぶつえん」 「まぜまぜハカセ」「とびだせ!パネル」「日光仮面」、人形劇「くれよんのはなし」でした。 ちょっと、パネルの本数が多いかな。簡単な人形劇に置き換えたいところです。 「なかよし」をものにしてクランクインさせるべきか。 というわけで、あれこれつめこんだ上演でしたが、50分皆さまに楽しんで頂きました。 終わった後は、お子さま、お母さまと一緒の撮影会。 ある女の子が、くれよん人形をぎゅっと抱きしめてくれ、とても感動。 客席との距離が近く、アットホームな上演でした。

2月19日(日)名古屋市内子ども会上演

昨日に引き続いてのソロでの上演。 お客さまの年齢層が違うので、ちょっと作品を入れ替えます。 上演開始時間になると、隣の公園で遊んでいた子どもたち、親子でやってきた皆さまが集まりました。
パネルシアター「レンズのむこうがわ」ちょっと静かな子どもたちかな?と思いましたが、 「まぜまぜハカセ」でだんだん沸いてきます。 「とびだせ!パネル」、「日光仮面」子ども、大人それぞれの違った反応を頂きました。 人形劇「ゴリラのパンやさん」いつもより落ち着いて演じることができ、 まとまった反応を頂きました。 そして、準備・片付けともに積極的に手伝って頂き、中身たくさんの楽しい公演となりました。 ありがとうございました。

3月3日(土)福井県 人形劇フェスティバル

福井は、名古屋からは特急しらさぎで約2時間。 琵琶湖のを過ぎたあたりから積もった雪が深くなり、北陸入りする気分を盛り上げます。
会場は、福井駅の街の中。間口が小さいビルの中に、立派なホールがあるとはとても想像できません。音響・照明など舞台装置も申し分ありません。 出演は、人形劇団とんとさんの前座ということで、とても緊張。出だしでは、自分の劇団名を名乗るを忘れてしまいました。
1本目は「レンズのむこうがわ」。出だしで一瞬、自分のテンションが空回りしたか?!とあせりましたが、お母さま方のいい反応が聞こえてきて、調子が出てきました。前のほうにつめかけてくれたお子さまも素直に応えてくれいい感じになりました。続いて「日光仮面」、お客さまの暖かい応援で最後まで気持ちよく演じることができました。
プロや超ベテランの方々に交じっての参加し、他の劇団の素晴らしい上演を見られたのはもちろんのこと、舞台の仕込みのこともとても勉強になりました。 そうそう、パネルシアターの舞台を立てるのに、とんとさんが工夫をしてくれた、会議机を2本使わずに、1本で仕込む方法、目からうろこでした。 これから、活用させて頂きます。 お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

3月18日(日)幸田町民会館 子育て支援会員様向け上演

町民会館というと公民館などを想像してしまいますが、 実は、とてつもなく立派な会場。 舞台が電動で上がったり、下がったりするのですが、 これが演出かのように、会場にどよめきが起こります。
さて、この公演は人形劇団とんかちさんが依頼を受け、 県内の仲間たち7人での上演するという形になりました。
お客さまは、就学前のお子さまとご父兄の方々。 最初は、仲間たちによる「かえるのがっこう」。 シンプルなお話に、素直に反応してくれます。 次に手風琴の「レンズのむこうがわ」「日光仮面」。 元気のいいこどもたち、ノッテくれる大人にも支えられ、順調に演じます。 最後は、仲間たちによる「いたずら子リス」。 限られた練習にもかかわらず、息のあったかけあい。 いい感じに終了しました。 上演後のお客さまとの交流も楽しかったです。

4月1日(日)大阪・なにわ人形芝居フェスティバル

社務所の会場は、こじんまりとしていて、お客さまとの距離がとても近いです。 さて、最初は少なかったけれど、徐々に増えてきたお客さま、 皆さま、楽しもう!という意気込みがいっぱい。 その意気込みが手拍子となり、劇中の歌の合唱となり、 いまだかつてないような、会場との一体感が生まれました。 なんて、素晴らしいお客さま!
演目は、2ステージともに「レンズのむこうがわ」「日光仮面」「まぜまぜハカセ」でしたが、会場の雰囲気で私もエスカレート。 完全燃焼したステージでした。

4月29日(日)西尾っ子読書フェスティバル

たくさんの親子連れに集まって頂きました。 手風琴のソロ公演で、パネル4本+人形劇1本のフルパターンです。
まずは、「レンズのむこうがわ」。ちょっと戸惑い気味?のお客さま。 手遊びから入ればよかったかな。でも、徐々にノッてきてくれます。 続いて「まぜまぜハカセ」。話を先読みしてくれます。いいですね。 「日光仮面」「とびだせ!パネル」ちょっとテンポが早くなってしまったかな。 最後に人形劇「ゴリラのパンやさん」。マイクを使ったせいもあり、とても集中して聞いてくれているのが、舞台の中からもわかります。 終わった後は、舞台のほうに来てくれる子どもたち。 とてもたくさんふれ合うことができました。

5月4日(祝)池袋いけいけ人形劇まつり

池袋いけいけでは、ここのところ毎年、ラストの時間枠を頂いて上演させて頂いております。 今回も、3時から上演で、たくさんのお客さまに来て頂きました。
新作「マジックパネル」は、4つの小さなお話を集めた形式。 その合間にちょっとしたパフォーマンスを入れました。 BGM・効果音が欲しくて、毎回苦労していますが、 今回の作品では電子楽器を机の上に置いて操作することにしました。 ストーリーとしては、最後に「なるほど」と感じてもらう、手風琴としては経験の少ない流れで不安もありましたが、 狙いとするところを感じてもらったようで、とてもうれしかったです。 大きく沸くような面白さはないものの、反応はつかめたと思っております。 今後、この作品を手風琴のソロの公演に組み込む場合、フェスで演じる場合、それぞれに楽しんでいただけるよう、工夫していきたいと思います。 ありがとうございました。

5月13日(日)春日井わいわいカーニバル

とてもさわやかな晴天の下、春日井インターのすぐ近くにある、落合公園でわいわいカーニバルが実施されました。 そしてその行事の一環として、人形劇の連続上演を行いました。
さて、手風琴は6劇団中最後の上演順。
まずは、新作「マジックパネル」。初演以来2度目で、テーマソングの歌詞が定まらずゴメンナサイ。 作品の内容的には、お客さまの息遣いなど直に聞こえてきて、調子が出てきます。 次に「ガイコツくん」。久しぶりの上演でややぎこちなかったかな。
仲間の劇団にも盛り上げて頂き楽しい上演でした。

6月3日(日)千葉県館山市あわ夢まつり

会場の大会議室は、まっさらな部屋が劇場に変わっております。 ここで、パネルシアターと人形劇が連続して上演されました。
手風琴の演目は「まぜまぜハカセ」「ガイコツくん」でした。 歓声を上げてくれる子どもたち、雰囲気をつくってくれます。 満員のお客さまに観て頂きました。
他の会場では、ダンス・太鼓など盛りだくさん。 どれも自分が参加したくなるような楽しいものでした。

6月23日(日)千葉県人形劇まつりin船橋

手風琴は、卓球室で12時からと13時からの2回公演でした。
1回目は、手遊び「わたしはねこのこ」。会場の一人残らずの方がまねして下さいます。会場がここまでそろっていると、脅迫観念みたいにやらざるをえなかった方もいるかも。 いよいよ「レンズのむこうがわ/ダンボールマン/まぜまぜハカセ」。お客さま一体となっての手拍子に、ヒートアップ。メータがレッドゾーンに突入しています。終わった後、皆さまが興味深そうに紙人形を見て下さりました。 と思っていたら、次の客入れまで、あと15分!! 呼吸を整えながら準備しますが、結局、お客さまに入って頂いてからも準備を続けることとなりました。
2回目のお客さまも、またパワフル。全力を出し切り、ほとぼりがさめたら、黒服から塩がふいておりました。 今回、3本立てだったので、1本はスローな演目を入れるべきですね。 お客さまも疲れてしまいそう。今後に活かしたいと思います。

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