あなたはそれでも添加物入り毒石鹸を使いますか?
我が家の石けん類はすべて「シャボン玉石けん」である。購入元は教え子の杉浦主催のにんぽう倶楽部(幸田町)からである。
台所の食器洗い石けんも洗濯機用の粉石けんも浴室の石けんもシャンプーもリンスも,み〜んなシャボン玉石けんである。理由は簡単,安全だからである。
世に言う病的な安全志向とはまったく異なるので,それについて一言。
日本はどうなってしまったのか?と昨今,感じることは多い。そのひとつに病的なまでの無菌志向というのがある。電車のつり革を触れないなどの傾向もそうだし,あらゆる商品に抗菌と銘打たれるのもそのひとつ。
売り出す会社は承知しているのだろうが,消費者が理解していないことがある。それは人間の皮膚そのものが菌の固まりだって事。人間の内臓も同様。それでも健康でいられるのは,悪性菌と良性菌のバランスがとれていることなのだ。
ここで「それでも健康でいられる」と書いたが,正確に言えば,「だからこそ健康でいられる」と書いた方が正しい。つまり健康とはバランスであり,バランスが崩れた状態が不健康と言うことだ。
「抗菌化」商品を皮膚に接触させるとどうなるか,抗菌とは菌を殺す,あるいは寄せ付けないということだ。たとえば手の平に悪性菌と良性菌がバランスよく両生しているとする。だからこそ健康なのだが,抗菌化商品にふれれば,悪性菌は撃退するだろうが,同時に良性菌も撃退されると言うことだ。つまり,その後の手の平は無防備状態に置かれることになる。ところが身の回りには,空気中にも多くの菌がいる。それらがバランスよく手の平に着いてくれればよいが,そんなことはない。つまり不健康になりやすい状態になるということだ。これは内臓をふくめ体のどこでも同じ事。抗菌化商品がいかにひどい商品かが分かるだろう。
同じ事が殺菌や消毒ということにも言えるが,くどいからやめよう。「消毒大国」日本は,たとえば水道水をすごい濃度で塩素殺菌をしているが,その弊害はここには書ききれない。その一例がアトピーだといえばお分かりいただけるだろうか。
本論にもどろう。石けんを販売している会社は国内に多いが,「化学物質を一切含まない無添加石けん」を製造している会社は数えるほどしかないそうだ。その中で一番有名なのがシャボン玉石けんだろう。社長の森田氏の本を何冊も読んだが,実に人体の健康を一途に追求し続けてきたかが理解できる。だからシャボン玉石けんの商品が好きなのである。
そのシャボン玉石けんが製造し,自分が長年愛用しているクレプシー(クエン酸とカルシウム主成分の健康食品)を販売している廣島紅葉株式会社が普及させている高級石けんのLCソープのパンフから抜粋して,以下,添加物入り石けんの恐ろしさをご紹介しよう。
世に売られている石けんはどういう訳か,添加物のてんこ盛りである。
その添加物とは,「防腐剤,合成香料,殺菌剤,変質防止剤,タール色素,合成界面活性剤,保湿剤」などである。そしてそのすべてが「化学物質」である。具体的に書くとなじみのない名前ばかりで嫌気を感じられるかもしれないが,それはあくまで参考である。できれば今後買う石けんの裏側の成分表示に以下の名称がひとつでもあれば,それは「体に毒」となると理解してもらえば,と思う。
【乳化成分】※界面活性剤,湿潤剤,分散剤,希釈剤,保湿剤,気泡剤
●ラウリル硫酸エタノールアミン:皮膚から吸収。皮膚,粘膜,目を刺激
●高級脂肪酸エステル(ピャアセリン):合成界面活性剤
●ポリエチレングリゴール:飲み下すと肝臓・腎臓障害,発ガン性あり
●ロジン:皮膚,粘膜を刺激。接触性皮膚炎
●サボンドール:溶血作用
●N-アシル-L-グルタミン酸塩:合成界面活性剤【防腐・殺菌・酸化防止剤】
●クロラミンT:皮膚,粘膜を刺激し,アレルギー反応を起こす
●パラベン:アレルギー性失神,飲み下すと嘔吐酸性症,薬物発疹,発熱,肝炎
●エデト酸塩:ぜんそく,湿疹などのアレルギー症状,摂取するとカルシウム欠乏症,血圧降下,腎臓障害
●グリチルリン酸カルシウム:毒性あり【色素・顔料・香料】
●香料:アレルギー作用を示すものあり。
●色素
・アゾ色素(赤色202号,404号,504号,黄色4号,205号,401号,406号,橙色205号)
……皮膚吸収され,アレルギー反応や発ガン性があるものあり
・キサンチン色素(赤色213号)
……光の存在で皮膚への刺激など強い毒性,発ガン性を示すものあり
・その他(黄色203号,204号,緑色202号,204号,青色204号,403号,404号,赤色226号)
……タール色素の多くのものに発ガン性が報告されているさて,これだけ見て,どう思いますか?
どうしてこんな毒性を示す添加物を入れるのか?それは商品の差別化でしかない。昔ながらの白い色の石けんよりも青色の石けんの方が高級感があると思う「無知」な消費者がそれを買うからである。無臭の石けんよりもほのかな香りがあるほうがどこかいいなと思う「アホ」な消費者が買うからである。
ここで重要なのは,製造している会社はその毒性を先刻承知であることである。売れれば儲かるから,それでいいのであるとする非人間的な会社が,あの手この手で消費者をだますのである。
あなたはご存じだろうか?
「リポビ○ン」などで有名な大○製薬の社員が,自社の商品を買おうとしないことを。それは体に毒と知っているからである。それは大○製薬だけではなく,業種にかかわらず,その他多くの会社でも同様である。
連日くり返されるTVのCMに乗せられてだまされるのは一般消費者だけなのである。
これからは,あなたは「無知」でも「アホ」でもなく,批判精神をもって各種商品を見ていかなければならない。体に関する商品の大半は不健康であり,毒なのだから。でもその中にわずかながら良心的な商品を作っている会社もいるのだ。
さて,タイトルの文をここでくり返そう。
「あなたは,それでも化学物質てんこ盛りの添加物入り石けんを買う気になりますか?」