NOVEL
 この時間は、『Dr.”ピー”ニスの悩み相談室』をお送りする 
 予定でしたが、出演者急死の為、ドラマを放送します。 

6年”ピー”組 吉賀先生

第一回 〜吉賀先生、参上!!〜

 

 この物語は、とある学園を舞台に繰り広げられる、愛と感動、そして青春の物語である。


「と、ゆ〜わけで、私が今日からこのクラスの担任になった、吉賀ピー太郎だ。以後、よろしく。」
「はぁ?何が『と、ゆ〜わけで』なんだよ?」
「今、言った筈だ。…聞いてなかったのか?」
「すいませ〜ん、聞いてませんでした〜。許してくらさ〜い。」
「昨日まで担任だった濡田先生は、何故か突然旅行に出られた。そこで私が代わりに来たわけだ。他に聞きたいことは?」
「特にありますぇ〜ん。」
「…君、そのしゃべり方は何なんだ。名前は?」
”ピー””ピー”雄、小学6年。特技は担任イビリどぅえ〜す。」
”ピー””ピー”雄か…、覚えておこう。」

 吉賀は授業を始めた。
…一時限目が終わり、吉賀は教室を出た時に後ろで何者かの囁きを聞いた。

「…気にいらねぇ野郎だ。」


「どうなさいました,吉賀先生?」
「あ、狂頭先生。…どうも、”ピー””ピー”雄の事が気になって…」

『狂頭』、と呼ばれたこの男はこの学園の教頭で、名を”ピー”ニスと言う。
『教頭』なのだが、何故か皆からは『狂頭』と呼ばれているのは、彼の性格に由来するのだろうか?

「吉賀先生,それは恋ですよ。」
「恋…?」
「教師と生徒の禁断の愛,美しいじゃないですか。…本来ならばアタシは止めなければならない立場ですが,この際目をつぶりましょう。」
「…そうか、私は”ピー”山を愛していたのか。」
「あ,そう言えば先程,彼からラブレターを預かりました。」
「『吉賀へ。放課後、屋上に一人で来い。”ピー”山』。…”ピー”山らしいラブレターですね。」
「君達の愛が成就する事を祈ってますよ。」


 放課後。”ピー”山の待つ屋上に、吉賀は現れた。

「遅かったじゃねぇか。来ねぇんじゃねぇかと思っちまったぜ。」
”ピー”山、おまえの愛に気付かなくてすまなかった。」
「…はぁ?」

”ピー”山あっ!!」

 吉賀はいきなり、”ピー”山に抱き付いた。

「な、な、な、何なんだ!?」
「好きだ、好きなんだぁっ!!」
「ちょ、ちょっと、ちょっとぉ!!」

 吉賀は”ピー”山の首筋に、舌を這わせた。

「あ…」
”ピー”山…」
「や、やめ…、やめ…」

 吉賀は”ピー”山の”ピー”に手を伸ばした。

「あぁ…、そんな…」
”ピー”山、素敵だよ。」

 吉賀の手が妖しく蠢く。”ピー”山の”ピー”はもう”ピー”のごとく”ピー”っていた。

”ピー”山、こんなの初めてか?」
「…………ん。」


 吉賀は必要以上に時間を掛けて”ピー”山の服を剥いだ。

「せ、先生…」
”ピー”山…」

 吉賀は”ピー”山の唇を、唇でふさいだ。”ピー”山の頬に涙がひとすじの軌跡を描く。

”ピー”山、”ピー”してくれるか?」
「どうするの?」

 吉賀は、質問に答える代わりに、”ピー””ピー”山の口に押し込んだ。

「んぐっ。」

 押し込まれた”ピー””ピー”山の口の中で”ピー”り、”ピー”山が”ピー”ると”ピー”の様に”ピー””ピー”った。

「ぷはぁっ!」
「初めてにしてはうまいじゃないか、”ピー”山。」

 番組中に著しく猥褻なシーンがあるため、一部放送出来ない部分があります。
 御了承下さい。

”ピー”山、よかったよ。」
「……。」

”ピー”山は、何も言わずにしっかりと吉賀にしがみついた。

「また、やろうな。」
「…うん。」


 二人が初めて関係を持ってから一週間したある日。

「吉賀先生…」
「ん?どうした、”ピー”岡。」

 ”ピー””ピー”美、吉賀のクラスの女子生徒である。

「あたし、知ってるんです。…先生と”ピー”雄の事。」


”ピー”山がどうしたって?」
「とぼけたって、だめです。あたし昨日、先生と”ピー”雄が”ピー”なホテルに入っていくのを見たんです。」
「……。」
「…あたし、先生が来る前”ピー”雄とつきあってたんです。でも、先生が来てから彼、急にそっけなくなって…。
 それで気になって昨日、彼のあとをつけたら…」
「そうか…。」
「先生っ!!」
「わっ。な、何だ!?」

”ピー”岡はいきなり、吉賀に抱き付いた。

「あたし、”ピー”雄を返せなんて、言いません。PTAに言いつけたりもしません。ただ…、一つだけあたしのお願い、聞いて貰えますか?」
「…ああ。」
「…先生が”ピー”雄にした事を、あたしにもして下さい。」
「えっ?」

 吉賀は自分の腕の中の少女を見つめた。
…うつむいているので表情は分からないが肩が微かに震えている。

”ピー”岡、おまえ…」
”ピー”美って呼んで。」


 吉賀はいつもの様に車で”ピー”なホテルへ向かった。
…ただ、いつもなら”ピー”山が乗っている助手席に、今日は”ピー”岡が座っている。

「着いた。」
「…ん。」
”ピー”岡、おまえ本当に…」
「ここまで来て引き返せないわ。」
「…それもそうだ。」


「へ〜え。ここが先生がいつも”ピー”雄と”ピー”してる所かぁ。」
「いつもったってまだ、3回くらいしか来てないよ。」
「一週間で3回も来たの!?」
「こら、先生をからかうんじゃない。 …シャワーでも浴びておいで。」
「はぁい。」

”ピー”岡はシャワールームに入った。







 吉賀は”ピー”岡の柔らかい肌をゆっくりと抱き寄せた。
 バスタオルが自然にはだけ、少女の白いきゃしゃな裸体が露になった。

「奇麗だよ、”ピー”岡。」
「先生ったら…。」

…吉賀の”ピー”は、”ピー””ピー””ピー”の、”ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー”、さらに”ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー”った。
”ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー””ピー”



 翌朝。吉賀が職員室に入るのを”ピー”ニスが待ちかまえていた。

「どうなさったんですか、狂頭。」
「吉賀先生、あなた…”ピー””ピー”美に手を出しましたね?」
「もう、御存じでしたか。」
”ピー”美はねぇ、吉賀先生…」

”ピー”ニスの眼鏡の奥の青い瞳が、吉賀を睨みつけた。

「アタシの愛人なんですよ。」


〜次回予告〜

「アタシの愛人なんですよ。」
バリンッ!!
「ピー太郎っ、俺はどうなるんだよっ!」

”ピー”ニスの愛人と関係を持ってしまった吉賀ピー太郎。嫉妬に燃える”ピー”山。そして…
「先生…、あたし、嘘ついてました…。」


…次回 6年”ピー”組吉賀先生。
「歪んだ関係」、御期待下さい。

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