小太郎闘病記(パルボなんてやっつけろ)
7/20
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生後約45日のポメラニアンの(雄)小太郎が我が家に来た。元気でとてもやんちゃでうるさい。
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7/21
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だいぶ家になれたようで落ち着いてきたようだ。遊んでもらったあとゲージに入れられると甘えて柵にしがみついて鳴く。
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7/22
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なれたのか夜も静かに寝るようになってきた。昼は自分の居場所を見つけては眠るようになってきた。
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7/23
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なんだか元気がない。餌もあまり食べず、水はよく飲む。餌をゲージの中でやるからだろうか。最後まで食べずにすぐでてくる。病院へつれていこうと思うも、診察時間を超えていてあきらめる。
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7/24
入院初日
(発病日)
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朝から全然餌を食べない。水は飲んでいる。昼過ぎにすごい下痢になったので病院につれていくとパルボと診断される。先生の話では子犬の場合95%は死ぬとのこと。目の前がまっくらになる。先生はペットショップに言って交換してもらう方がよいと言われるが、ペットショップで交換してもらうとこの子は間違いなくろくな手当も受けられないだろう。といわれ、うちの家族として面倒見ようということになり、インターフェロンを注射し入院の上24時間点滴をする事となる。ただ、救いは先生が言うには発見が早く、白血球の数も正常値でと言うことで、わずかだが希望があるかもしれないとのこと。3日後ぐらいが峠だと言われる。
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インターフェロン注射
ブドウ糖点滴24時間
先生に点滴は夜だけでもよいと言われるが、24時間にしてもらう。
病状は明日、明後日とさらに悪くなると言われる。
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7/25
入院2日目
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朝面会に行くと、しんどそうに寝ていた。血便でシートが真っ赤になっていた。先生の話では、免疫ができるまでの間、体力が持つかどうかが勝負だとのこと。病気のくせに前の日の夜、糞をわざわざ寝床の外にしていたと、先生が驚いていた。
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インターフェロン注射
ブドウ糖点滴24時間
本を読んだり、ホームページを見たりして情報を集めるも、がっかりすることばかり書いてあった。
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7/26
入院3日目
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一段としんどそうになっていた。先生によると子犬としては元気な方だと言われるが、病状の悪化は進んでいると言われる。
夕方面会に行くとはいながら寝床から出てこようとするので、見ていて辛い。先生によると、白血球の数が約1/10になっていたとのこと。ただ、それ以外の水分やタンパク質は点滴のおかげで正常値だとのこと。
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インターフェロン注射
ブドウ糖点滴24時間
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7/27
入院4日目
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朝面会に行くとお座りしようとする。前日よりも元気なような気がした。血便が少なくなってきたらしい。よくなってきたのかと思って聞くと、まだまだだといわれる。
夕方面会に行くと血便は止まり、点滴を取ろうとしている。手をなめたり、かじろうとしたりもする。ただ水さえも飲もうとしないし、飲ますとえずく。よくなってると思うんやけどなー。
がんばれ小太郎!
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インターフェロン注射
ブドウ糖点滴24時間
食欲が出れば光が見えると先生にいわれる。
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7/28
入院5日目
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相変わらず血便はでていない。午前中に水を少し飲んだ。餌はまだ全く受け付けないが、水を飲むことができて、光が見えてきた。お見舞いに行っても立ち上がって迎えてくれる。昨日までほとんど 起きあがることもできなかったのに、甘えて鳴いたりする。夕方はさらに元気でしっぽを振って、近寄ってきた。大声で鳴いたりする。水もかなり飲むし、無理矢理口に入れた餌も、少量ながら吐かずに食べた。4日ぶりに胃に食べ物が入った。
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インターフェロン注射
ブドウ糖点滴24時間
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7/29
入院6日目
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元気になってきて水は自分からよく飲む。餌も温めた缶のドッグフードを自分から食べた。まだ糞は柔らかいが、確実に快方に向かっている。点滴はまだとれないが、インターフェロンの投与は今日まででいいだろうとの先生の言葉。点滴の包帯をかゆがって噛む。これも回復してきた証拠とのこと。
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インターフェロン注射
ブドウ糖点滴24時間
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7/30
入院7日目
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元気になった。面会に行くときゃんきゃんないている。先生もびっくりするほどうるさい。この分なら大丈夫だろう。下痢が止まれば、退院できるらしい。
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7/31
入院8日目
(退院)
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退院!おめでとう。
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