2、6000系列
・6800系の試験転落防止幌 1/14解説一新及び一部内容の分離
現在では名鉄車両にも設置が進んでいる転落防止幌だが、名鉄初の転落防止幌設置車は6800系の
6818fで、平成9(1997)年に試験的に設置された。興味深いことに山側は黒色タイプ、海側は
赤色タイプの転落防止幌が設置された。この後、昇降ステップを追加したタイプが本格採用された。
(詳しくは通勤型車両共通のページをご覧下さい)
なお、現在は海側の赤色タイプの転落防止幌が撤去され、山側の黒色タイプの転落防止幌のみが残されて
いる。今後の検査で取り替えがあるのかどうか気になるところである。
(太田川) |
・着席定員の違うロングシート改造車
6000系後期車と6500・6800系初期車にもロングシート改造編成が登場しているが、着席
定員に違いがある。6000系9次車と6500系1次車は両端ドアとその脇のクロスシートの間にある
仕切板と中央ドア脇のロングシートの位置が6000系10次車や6500系2〜7次車、6800系
よりも7cmシート寄りにある。ロングシート部をそのままにしてクロスシート部分をロングシートに
改造したため、6500系1次車でロングシート改造車の6048fと6504fのドア間着席定員は
8人になっているのに対し、この2編成以外のロングシート改造車のドア間着席定員は9人になってい
る。
また、中央ドア両端に設置されていた3人掛けロングシートをそのまま利用して改造されたため、仕切りの
パイプがそのまま残されている。
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・車端部と乗務員室後方の座席定員の違い
6000系列の車端部と乗務員室後方の座席定員数は意外に違いがある。6000系1〜8次車と6600系
は車端部4人掛け・乗務員室後方3人掛けになっているのに対し、6000系9・10次車と6500・6800系
は車端部5人掛け・乗務員室後方2人掛けになっている(一部例外あり)。これは6500・6800系の両端側面
ドアを中間ドア寄りに若干ずらし、先頭車と中間車のドア間隔を同じにしたためだという。
(鉄道ピクトリアル1996年7月増刊号参照)
・6000系1次車の車端部吊り革
6000系1次車(6001〜6006f)の車端部吊り革はパイプからぶら下がっている。ちなみに、
車端部以外と6000系2次車以降は冷房ダクトから、6500系以降は天井からぶら下がっている。
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・6000系中期車のワンマン化改造編成
最近になって6000系中期車に転落防止幌や側面窓外側の転落防止柵、前面貫通扉の上下にラッチ
などが設置されはじめているが、これらは三河線ワンマン化に合わせた改造のようである。運転台左側
や運転室の助士席側上部などにはワンマン運転で使用されると思われる機器が順次増設されている。また、
運転室内の機器は6000系初期車の一部の編成にも増設されている。
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・6500・6800系ロングシート新造車のドア付近吊り革
ロングシートで新造された6500系2本(6423・6424f)と6800系8本(6832〜
6839f)はドア付近の吊り革の数が多い。また、増えている分は枕木方向に設置されたパイプからぶら
下がっている。
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・6000系1〜8次車の前面形状の違い
前面貫通型である6000系1〜8次車にも前面形状の違いが2つ見られる。1つ目は種別・行き先表示
機の大きさで、4〜8次車(中期車)は1〜3次車(初期車)よりも大きくなっている。2つ目は貫通扉の
形状で、2次車以降は貫通扉位置が変わり、前面がフラットになっている。
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・6000・6600系の両開き型車内貫通扉
6000系1〜3次車と瀬戸線を走る6600系の車内貫通扉は幅が1000mmの両開き型になって
いる。なお、6000系4次車や100系以降は同800mmの片開き型に変更された。
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・6000系後期車と6800系初期車の見分け方
同じ2両編成のせいか、似ていて見分けが難しいと言われている6000系後期車(9・10次車)と
6800系初期車(1・2次車)だが、いくつかの見分けのポイントがある(あくまでも見た目で分かる
ポイントです)。
1、6000系後期車には側面の種別・行き先表示幕がない。6800系初期車には設置されている。
2、6000系後期車には乗務員室後ろの小窓がない。6800系初期車には設置されている。
また、6000系後期車のうち、9次車4編成は前面ライトが2灯式で、6000系10次車と68 00系初期車はLED1灯式になっている。
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・6000系更新車の側面表示機
側面表示機が設置されている名鉄の3ドア車は豊橋寄りドア間の窓の上に側面表示機が設置されている。
しかし、後に設置された6000系更新車は海側が豊橋寄りに、山側が新岐阜寄りに設置されている。
理由は不明。
・6000系の西尾・蒲郡線ワンマン運転対応車の車内貫通扉NEW
6000系の西尾・蒲郡線ワンマン運転対応車には車内運賃精算型ワンマン運転に対応した機器が多数
装備されているが、車内貫通扉にもその特殊性が見られる。下の写真で見てみると、両開きの貫通扉が
留め具で固定されていることがわかる。駅で運賃精算をする都市型ワンマン運転≠採用している三河線
に投入されている車両はこのような改造が施されていないため、無人駅では一部のドアしか開閉しない
という車内運賃精算型ワンマン運転に対応した措置の一つであるものと思われる。