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Kurt Sanderling
クルト・ザンデルリンク

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K・ザンデルリンク(2)

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 ザンデルリンク引退のニュースが流布されています。さすがにすばらしい見識です。
 お疲れ様でした。今はそれだけ申し上げておきます。
(→この件についてのコメント)
 ('02/01/16/水)

◆経歴

1912年9月19日 東プロイセン・アリス生まれ
1931年(19) ベルリン市立歌劇場の副指揮者。クレンペラー、ブレッヒ、フルトヴェングラーに教えを受ける。
1935年(23) ナチスの反ユダヤ政策のため、ロシアへ亡命。モスクワ放送交響楽団、ジョルジュ・セバスティアン(ハンガリー生まれ)のアシスタントとなる
1939年(27) ハルコフ・フィルハーモニー主席指揮者
1941年(29) ムラヴィンスキーの下でレニングラード・フィル第一指揮者
1958年(46) レニングラード・フィルと共に来日
1960年(48) 戦後は東ドイツへ移り、ベルリン交響楽団の監督、ドレスデンなどに客演。
      その後、西側に移住。欧州各地のオーケストラに客演。
      ドレスデン・シュターツカペレ主席。
1965年(53) ザルツブルグ音楽祭デヴュー
1972年(60) クレンペラーの補佐として、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団客演
1976年(64) 読売日本交響楽団に客演。その後、78年、80年、90年。
1977年(65) ベルリン交響楽団のポストを離れフリー
      
         トマス、シュテファン(b1964)(指揮)、ミヒャエル(Vc)は、子息。

 

 

◆CDリスト

ウェーバー
コハン
サン=サーンス 
シベリウス シマノフスキ シューベルト シューマン シュトラウス・R ショスタコビッチ 
ストラヴィンスキー
チャイコフスキー ドヴォルザーク
 
ハイドン バッハ 
ブラームス フランク プーランク ブルックナー プロコフィエフ 
ベートーヴェン 
ホーネッガー ボロディン
マーラー マルティヌー ムソルグスキー モーツァルト
 
ラフマニノフ レスピーギ
ワーグナー オムニバス・その他

  【ウェーバー】      
* 「魔弾の射手」序曲 ベルリン・シュターツカペレ '87 DS TKCC 15260
* 「オベロン」序曲 ドレスデン国立O '73 TDK OC007
* 「オベロン」序曲 ドレスデン国立O '73 TDK OC009
  クラリネット協奏曲No.1,2 ミヒャリク
ドレスデン国立O
  BC 30222
826 426(lp)
         
  【コハン】      
  交響曲第2番 ベルリンSO (3CD) '70 BC 0090692
RCA 73511 2
         
  【サン=サーンス】      
  ピアノ協奏曲第2番 ブロンフマン
BPO(5/7,8)
'92 FKM CDR224
         
  【シベリウス】      
* 交響曲全集 ベルリンSO   0020592BC
BRILLIANT
5029365 632829
* 交響曲第1番 ベルリンSO '74 DS TKCC 15161
* 交響曲第2番 ベルリンSO '74 DS TKCC 70121
* バイエルンrso '93.4.30
live
GA 4-28(4CD)
en larmes 382
* バイエルンrso P97 FC 114/5
* ベルリンpo '00.6.17 SACD
* 交響曲第3番 ベルリンSO '70 DE COCO 78575
* 交響曲第4番 ベルリンSO '77 DS TKCC 15163
* 交響曲第5番 ベルリンSO '71 DE COCO 78574
* 交響曲第6番 ベルリンSO '74 DS TKCC 15161
* 交響曲第7番 ベルリンSO '74 DS TKCC 70121
* ヴァイオリン協奏曲 ジョセフォヴィッツ
スウェーデンRSO
'99 RM 524-S
* エン・サガ op.9 ベルリンSO   0092672BC
BRL.6328/5
* フィンランディア op.26 No.7 ベルリンSO   0092672BC
BRL.6328/5
* Valse triste op.44 ベルリンSO   BRL.6328/5
* Night Ride and Sunrise op.55 ベルリンSO   0092812BC
BRL.6328/5
         
  【シマノフスキ】      
  ヴァイオリン協奏曲第1番 オイストラフ
レニングラードPO
  FORLANE:
UCD 16589
ALP-156(LP)
         
  【シューベルト】      
* 交響曲第9番「グレイト」 ケルンrso '8* ELS
  交響曲第9番「グレイト」 ニューヨークpo '83.10 RM 515-S
         
  【シューマン】      
* 交響曲第4番 ベルリンSO '02 HMF 2905255.59
* ピアノ協奏曲 ブレンデル
PO
'97 Ph PHCP 11101
* ピアノ協奏曲 ブレンデル
BPO
'99 FKM
  インチロダクションとアレグロアパッショナート リヒテル
ussr so
'51.3.20 ankh200302(加)
         
  【シュトラウス、R】      
* 4つの最後の歌 スデューダー
NDR
  ELS 02-261
* 交響詩「ドン・ファン」 ケルンRSO '9* 2S-021
  交響詩「英雄の生涯」   '72.2
live
WEITBLICK
         
  【ショスタコビッチ】      
* 交響曲選集
第1,5,6,8,10,15番
ベルリンSO '81
'84
'77
'78
'79
BC 0021812
BC 2063 2
BC 2064 2
BC 0090182
BC 0090432
* 交響曲第5番 ベルリンSO '66 HMF 2905255.59
* バイエルンRSO (05/29) '87 GA4-28(4CD)
* バイエルンRSO (↑同一?) '8*
'9*
HAL 33/34
RED 100/101
  交響曲第8番 BPO (映像有り?) '97.6.9
live
RM 534-S
  交響曲第10番 フランス国立o(live) '78 naive v4973
  交響曲第15番 シカゴso '85.11 rare moth:
rm 539-s
* クリーブランドO '91 ER.:
0927.49621
WPCS 5539
WPCS 10833/4
* バイエルンRSO '9* GA4-28(4CD)
* バイエルンRSO (↑同一?) '8*
'9*
HAL 33/34
RED 100/101
* BPO (↓同一?) '99.3.17 FKM 60/1
* BPO ('99/5/17) '99 GA 4-17
* ヴァイオリン協奏曲第1番 I・オイストラフ
ベルリンSO
'66 HMF 2905255.59
* チェロ協奏曲第2番 M・ザンデルリンク
VSO他
'98 ELM
  ユダヤの民族詩より (s,a,t)
ベルリンso
'95? bc 0090162bc
         
  【ストラヴィンスキー】      
* 協奏曲 ニ長調 オイストラフ
ベルリンSO
'67 HMF 2905255.59
* ダーバートン・オークス レニングラード国立SO '55 HDN C 0013
         
  【チャイコフスキー】      
* 交響曲第4番 レニングラードPO '56 DG
477 423-2
POCG-9539/40
* ドレスデン国立O '73 TDK OC009
* ベルリンSO '79 CO
COCQ 83187/8
  bpo (5/7,8) '92 FKM CDR224
* bpo (↑同一?) P97 FC 114/5
  brso('96/3ミュンヘン) '96 en larmes:
els 04-501
* 交響曲第5番 ベルリンSO '79 CO
COCQ 83187/8
* 交響曲第6番「悲愴」 ベルリンSO '79 CO
COCQ 83187/8
* ロス・アンジェルスPO ('84/2/12) '84 RM 518-S
* 幻想序曲ロメオとジュリエット ドレスデン国立O '61 BC 30392
         
  【ドヴォルザーク】      
* チェロ協奏曲 メネセス
ケルンRSO
'9* ELS
SS 2S-021
  スラブ舞曲 第1,2番 レニングラードpo '7*? bmg/eurodisc:
gd 69057
* スラブ舞曲
第9,10,11,12,13,14,15,16番
レニングラード国立SO '52 HDN C 0013
         
  【ハイドン】      
  交響曲第45番 ドレスデン国立o(mono)   820322
  交響曲第86番 BRSO '8* SACD124
GA 4-28(4CD)
* 交響曲第94番「驚愕」 ウィーンSO他 '98 ELM
  交響曲第104番 ドレスデン国立o(mono)   820322
         

  【バッハ】      
  ブランデンブルク協奏曲 オイストラフ
ベルリンSO
'71.4.19 JOYCD-9014
  チェンバロ協奏曲 ピシュナー(チェンバロ)
ベルリンSO
  BC30802
eterna 825 436(lp)
  ピアノ協奏曲No.1 d-moll BWV.1052 リヒテル
ソヴィエト国立SO
'59
mono
MELODIYA:
10 00731
VICC-2136
bmg:gd 69081(独eurodisc)
* 序曲(組曲)第1番BWV1066 レニングラード国立PSO '47 HDN C 0013
         
  【ブラームス】      
* 交響曲全集 ベルリンSO '90 CAP 08 10 600
* 交響曲第1番 ドレスデン国立O '71.11.3/6 DE COCO 6761
eurodisc:69220-2(3cd)
* ドレスデン国立O '73 TDK OC007
* ロス・アンジェルスPO '90.3.4 RM 517-S
* 交響曲第2番 ドレスデン国立O '72.1/3 BMG 17894
eurodisc:69220-2(3cd)
* 交響曲第3番 ドレスデン国立O '72.1/3 BMG 17894
eurodisc:69220-2(3cd)
* BPO '92 SACD
  バイエルンRSO '96 FKM CDR02-261
* NDR   ELS 02-261
* 交響曲第4番op.98 ドレスデン国立O '72.1/3 BMG 24206
eurodisc:69220-2(3cd)
* ベルリンRSO '98.10.23 GA 4-29(4CD)
SACD122/3
  ハイドンの主題による変奏曲 ドレスデン国立O '71.11.3 eurodisc:69220-2(3cd)
eterna:826316(lp)
* ベルリンSO '02 HMF 2905255.59
* ピアノ協奏曲第1番 グリモー
ベルリン・シュターツカペレ
'97 ER. WPCS 6232
* アックス
ベルリン・ドイツSO
'97.4.6 GA 4-29(4CD)
  マルティノ・ティリモ(pf)
LPO
'78
'80
CDCFPSD-4766
EMI 68923 2
  リヒター=ハーザー
デンマークRSO
'79
live
KONT 32020
* ルプー
BRSO
'90.5.25 GA 4-17
JOYCD-9010
en lames 207/8
* ピアノ協奏曲第2番 Jacob Zak
レニングラード国立SO
'49 HDN C 0013
  リヒテル
ソビエト国立so
'51.3.20
mono
toe 2001
ankh200302(加)
  マルティノ・ティリモ(pf)
LPO
'78
'80
CDCFPSD-4766
EMI 68923 2
  アックス
ベルリン・ドイツSO
('97.4)
'97 SACD116
* ヴァイオリン協奏曲 フリード
BPO
'89 FKM
  二重協奏曲 レーン(Vn)
ノータス(Vc)
BRSO
'82 SACD124
* 悲劇的序曲 ドレスデン国立O '72.1/3 BMG 845882
eurodisc:69220-2(3cd)
         
  【フランク】      
* 交響曲 ニ短調 ドレスデン国立O '66 BC 0030232
         
  【プーランク】      
* 田園のコンセール
ハープシコードとオーケストラの
ための田園協奏曲
ルージイチコヴァ
チェコPO
'67 Sup COCO80821
         
  【ブルックナー】      
* 交響曲第3番 ライプチヒGO '63 DS TKCC 15083
* バイエルンRSO   AB-9
  スイス祝祭O '83.8.17 LB0004
  バイエルンRSO '85.10.10 ELS 03-364
  BPO '90.10.23 FKM CDR36
  スイス・ロマンドO '01.11.8 en larmes 74
* ベルリンrso '01 2S-008
  ↑(ノヴァーク版) ベルリンrso(↑?) '01.9.9 gnp-115
* 交響曲第4番 バイエルンrso   AB
  (ミュンヘン) '8* en larmes 140 cdr
  バイエルンrso
(ミュンヘン、ヘラクレスザール)
'94.11.4
live
PROFIL(PH 05020)
* 交響曲第7番 SWR SO '99 Han. 93.027
* SWR SO(↑同一音源) '99 SACD
* バイエルンRSO '99 ELS 02-288
* ケルンRSO '02.2.29
('00?)
RM 523-S
         

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  【プロコフィエフ】      
  交響曲第1番(第1楽章) ベルリンso '78 ベルリン交響楽団
rsb 0001(6cd)
* 交響曲第6番 NDR '96 NAV
  協奏的交響曲 ロストロポーヴィチ(vc)
レニングラードPO
'47 Multisonic:
31 0188-2
(russian treasure)
YEDANG:YCC-0155
  協奏的交響曲
チェロ協奏曲第2番op125
ロストロポーヴィチ(vc)
レニングラードPO
'57 メロディア
yedang
* ピアノ協奏曲第2番 Jacob Zak
USSR rso
'51 HDN C 0013
  ヴァイオリン協奏曲第1番 オイストラフ
ベルリンSO
'71.4.19 JOYCD-9014
* オイストラフ
ベルリンSO
'71 HMF 2905255.59
* ヴァイオリン協奏曲第2番 オイストラフ
ベルリンSO
'65 HMF 2905255.59
  Symphonic Tableau Dream
ピアノ協奏曲第2番
交響曲第6番
ジョン・リル(pf) '00.01.30 en larmes 86/7
         
  【ベートーヴェン】      
* 交響曲全集 フィルハーモニアO '8* BX70464/8 2
* 交響曲第2番 op.36 レニングラード国立PSO '52 HDN C 0013
  レニングラードpo
(ウィーン、ムジークフェラインザール)
'62.9.28/30
stereo
dg:474 983-2
* スウェーデンRSO '99 RM 524-S
  交響曲第3番「英雄」 フィルハーモニアO '81.1-2 emi:cdm 7 69201 2
  交響曲第5番 第1楽章 フィルハーモニアO   classical ever! one
* 交響曲第5番 ベルリンSO
[シャウシュピールハウス落成記念live]
'84 LL 15 825
COCO-78029
cap.:10017/18
  フィルハーモニアO   emi 5683972
* 交響曲第6番「田園」 フィルハーモニアO P81 HMV 5 72325-2
* バイエルンRSO '90.5.25 FC 114/5
GA4-29(4CD)
en lames 207/8
* フランス国立O '91.2.8
パリ
live
RM 533-S
* 交響曲第8番 ドレスデン国立O '73 TDK OC008
* フィルハーモニアO P81 emi 5683972
HMV 5 72325-2
  ピアノ協奏曲全集 ギレリス
チェコフィル
  MULTISONIC
31 0106
* ピアノ協奏曲第1番 内田
バイエルンRSO
'97 PH PHCP 11056
* ピアノ協奏曲第2番 内田
バイエルンRSO
'97 PH PHCP 11056
  ピアノ協奏曲第3番 op.37 リヒテル
VSO
(ウィーン、コンツェルトハウス大ホール)
'56.6.30/
7.1
mono
dg:474 983-2
* リヒテル
VSO
'63 dg:
463 649
429 918-2
* 内田
R・コンセルトヘボウO
'94 PH PHCP 1470
* ピアノ協奏曲第4番 マリア・ジュディナ
レニングラードPO
'47
'48
DANTE HPC122
HDN C 0013
  ギレリス
レニングラードPO
'50?
mono
MCD62032
harmonia mundi:
(melodia)
ldc278975 cm211
monitor(us):
mc2032(lp)
* 内田
R・コンセルトヘボウO
'94 PH PHCP 1470
  ピアノ協奏曲第5番op.73 ギレリス
レニングラードPO
  MCD62032
harmonia mundi:
(melodia)
ldc278975 cm211
米モニター
PH-20(LP)
* ツェヒリン
ライピチヒGHO
'63 BC 0030692
eterna 825421
  リヒター=ハーザー
デンマークRSO
'80
live
KONT 32020
* 内田
バイエルンRSO
'98 PH PHCP 11139
* アックス
ベルリンRSO
'98.10.23 SACD122/3
GA 4-29(4CD)
* ヴァイオリン協奏曲 ミンツ
バイエルンRSO
'93 FKM 102
GA 4-28(4CD)
* 「エグモント」序曲 フィルハーモニアO P81 EMI
5683972
WHS 5 68828 2
    '69.1 WEITBLICK
* 「コリオラン」序曲 BPO '92 SACD
  「フィデリオ」序曲op.72b フィルハーモニアO '81.1-2 emi:cdm 7 69201 2
  合唱幻想曲 リヒテル
ソビエトrso
'52,54 urania:
urnsp 4219
  リヒテル
ソビエト国立RSO
'60 メロディア/BMG
74321 29462-2
10 00732
         
  【ヘンデル】      
  合奏協奏曲 op6-3   '72.9
live
WEITBLICK
         
  【ホーネッガー】      
* 交響曲第5番 レニングラード国立PSO '55 HDN C 0013
         
  【ボロディン】      
* 交響曲第2番 ドレスデン国立O '61 BC 30392
01782CCC
* 中央アジアの草原にて ドレスデン国立O '61 BC 30392
dg 2535664(lp)
dg:
28941 31532
         

  【マーラー】      
* 交響曲第9番 ベルリンSO '79 DS TKCC 15107
日本ケミファ/徳間j
* BBCSO '82 BBC/IMP
15656 91562
* NDRso '87.12.7 ELS 01-147
* フィルハーモニアO '91 ER.:
WPCS5537/8
0927.49633(2CD)
WPCS10833/4
* 交響曲第10番 ベルリンSO '79 0094422BC
TKCC-15108
ds:2100225
  ↑(クック版) ニューヨークPO '84.1 RM 516-S
* 大地の歌 ベルリンSO '85 BC 0094022
  ↑(ロシア語版)      
* さすらう若人の歌 プライ
ベルリンRSO
'61 BC 30372
         
  【マルティヌー】      
* ハープシコードと小オーケストラ
のための協奏曲
ルージイチコヴァ
プラハ室内合奏団
'67 Sup COCO80821
         
  【ムソルグスキー】      
* 「ホヴァンシチナ」前奏曲 NDR   ELS 02-261
  brso '96 els 04-501
         
  【メイヤー】      
  Serenata pensierosa ベルリンSO   nova:
885068(lp)
         
  【モーツァルト】      
* 交響曲第25番 バイエルンRSO '87.5.29 GA4-28(4CD)
* バイエルンRSO '97 SACD115
* 交響曲第35番 レニングラード国立PSO '52 HDN C 0013
* ドレスデン国立O '73 TDK OC008
* 交響曲第41番 レニングラード国立PSO '48 HDN C 0013
  ピアノ協奏曲 第20番 K.466(第2,3楽章) リヒテル
ussr so
'51.3.20 ankh200302(加)
* ピアノ協奏曲 K.491 内田光子
ベルリンSO
'02 HMF 2905255.59
* ピアノ協奏曲第23番 グリモー
バイエルンRSO
'97 SACD115
* ディベルティメント第17番K.334 レニングラード国立PSO '50 HDN C 0013
  フィガロの結婚 G.ABRAMOV
N.KANZANTSEVA
モスクワ放送o
'48  
         
  【ラフマニノフ】      
  交響曲第1番 レニングラードPO   Me
MK 1525(LP)
* レニングラード国立PSO '50
'52
HDN C 0013(6cd)
* 交響曲第2番 レニングラードPO (mono) '56 DG 449 767-2
decca dl9874(lp)?
* フィルハーモニアO '89 teldec:
18580-2
WPCS21023
* BPO '89.9.16 GA 4-17
FKM CDR37
  ピアノ協奏曲第1番 リヒテル
ソビエト国立RSO (mono)
'55 74321 29467-2
dec.:lw50068(lp)
  リヒテル
レニングラードPO
'62 Me: BVCX4057
mk-1002(lp)
* レーゼル
ベルリンSO
'82 BC 0093072
  ピアノ協奏曲第2番? リヒテル
ソビエト国立RSO (mono)
'55 74321 29467-2
YEDANG:YCC-0006
  リヒテル
レニングラードPO
'59.2.18 Me:
BVCX4057
00993
VDC-1110
YEDANG:
ct-10006
ycc-0006
cdve63972
mk-1002(lp)
* レーゼル
ベルリンSO
'82 BC 0032052
BC 0093072
* ヤブロンスキー
NDR
'96.9.6 NAV
EN LARMES 613
* ピアノ協奏曲第3番 レーゼル
ベルリンSO
'90 BC 0093022
* ピアノ協奏曲第4番 レーゼル
ベルリンSO
'90 BC 0093022
         
  【レスピーギ】      
  Adagio con variazioni for Cello and Orchestra ロストロポーヴィチ
モスクワ・フィル
'73 YEDANG
         
  【ワーグナー】      
* トリスタンとイゾルデ ベルリンSO '70 HMF 2905255.59
* 「ニュルンベルクのマイスター
ジンガー」前奏曲
ドレスデン国立O '73 TDK OC008
         
  【オムニバス・その他】      
  ラデュ・アルデュレスクの芸術 アルデュレスク(Vc)   DCBX004(3CD)
  ユダヤ年代記
ブラッハー、デッサウ、ハルトマン、ヘンツェ、
ワーグナー=レーゲニとの合作
ショスタコヴィッチ:ユダヤの民族詩より
ケーゲル
ベルリンso
  bc 32082
         

◆鑑賞記

ウェーバー:「魔弾の射手」序曲

ザンデルリンク指揮/ベルリンSO
(DS)


 これは「ベルリン750周年記念コンサート」というガラコンサートの模様で、一種のオムニバスである。12曲入りであるが、うちザンデルリンクの指揮は、これと「狩人の合唱」の2曲。

 この演奏は凄い。いつもながら、さすがザンデルリンクという演奏です。軽く流したりはしません。いわゆるドラマチックに演奏しています。私はあまりこういう言葉は好きではありませんが、いかにもドイツ的な響きの音楽です。この序曲はまちがいなく名演です。
('01/05/26)

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ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」

ザンデルリンク指揮/バイエルンRSO
(AB)

 
 ブルックナーを聴くのにいい季節になった。ようやく涼しくなった夜の風にあたって、なんとなくそう感じた。手始めに4番あたりから聴いてみよう。

 私がこの曲の演奏で、いいと思っているのは、ヴァント/BPOである。これは必ずしもブルックナー的ではないかもしれないが、その推進力の凄さに惹きつけられるものがある。ヴァントのこれ以降のブルックナーシリーズ(BMGの9番、7番)では、この力があまり感じられない。急速に衰えてしまったような印象だ。
 だがヴァントはハース版主義であり、このあたりが私にはもう一つの部分で決定盤となり得ない。クライマックスで、やはり何か物足りない気がするのだ。
 
 この点でいいのが、スクロヴァチェフスキである。打楽器が入ると、「そうそう、これでなくっちゃ」と納得する。新旧どちらも良い。だが新録ではどうもフレーズのつなぎがぎこちなく、スパスパ切るようなところがあるので、総合的には旧録のほうが気に入っている。
 
 ところがである。ちょっと音質的に問題があるかな、と感じていたザンデルリンク盤(これは公明正大な海属盤である)を聴き直してみて、改めて驚嘆した。前半は、やはりハイ落ち気味で気になるが、後半になると音が冴えてくる。そして改めてその素晴らしさに感動した。
 
 この演奏では、彼にしては珍しくテンポを動かす。しかしそこは流石ザンデルリンク、それがツボに入っておりいささかも安定感を失わない。「自然」であるからぎくしゃくしないのだ。ほかの指揮者では、椅子からずり落ちそうになったり、船酔いしそうな演奏も散見される。
 しかし素晴らしいのはそのニュアンスである。他の誰からも聴けなかった独特のニュアンスが聴けるのだ。それがまたぞくぞくしてしまうのだ。一瞬にして天上に引き上げられてしまうようだ。
 ああ、ブルックナーはこんなに素晴らしい音楽を書いたのだ!と。

 もとより私は、スコアなどを見ながら音楽を聴く趣味はない。だから、その演奏が「正しい」のかどうかも解らない。ただ一つ確かなのは、その音楽が感動的だということである。私にはそれだけで十分である。それが正統的だとか、時代様式だとか、そんなことは私には関係ないし、興味もないのだ。
 もう一つ付け加えれば、実は「版」なんてのもどうでもいいのだ。ここではちょっと「ハース」などと気取ってみたが、その音楽が素晴らしければ、そんなことは取るに足りないことだと思っている。ただ、別のところでも述べたが、「初稿」だけは御免である。「作曲者の承認した、なるべく最終に近い版」が理想的だ。
('00/09/20)

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ブルックナー:交響曲第7番

K・ザンデルリンク指揮/SWRSO

(SACD)’99

 「音友」に、このライヴの模様を伝える記事が出ていたので(掲載月不詳)、ついにザンデルリンクがブルックナー後期の交響曲に取り組み出したか、と期待していた。もっとも、私が知らないだけで、昔からかも知れませんが。
 これでいよいよ我々のような下々の者(ヨーロッパまで出張なんて許されない身分ですから。)にもザンデルリンクのブルックナーが聴けるだろうか、来年あたりだろうかと、あまり期待をしないように、それでもしっかり密かに期待していた。
 それがなんともうれしいことに、もう(’00年8月)市場に出てきた。さすがにニーズをよく捉えているレーベルは違うものだと、いつもながら感心します。
 おまけにベルリン・フィルとのシベリウスもまとめてである。この快挙にはおおいに拍手を送りたい。
 メジャーもよく見習って欲しいものだ。CDに限らず、およそメーカーなんていうのは、自分達の都合しか考えていないものだ。ユーザーニーズなど実は二の次なのだ。お家の事情第一なのである。
 
 さて演奏であるが、およそザンデルリンク+ブルックナーと聞いて予想されるものが全て具現化されているといって良い。期待通りの名演である。ゆったりしたテンポながら淀みが全くなく、テンポを揺らすこともないため極めて流麗である。それでいて適度な緊張感が持続するから、飽きたりだれたりすることはない。
 それでも時折襲ってくる大きな波に飲み込まれ、全てを忘れてしまうことがある。
 これぞザンデルリンクの真骨頂。 泰然自若としながらも、聴かせどころをわきまえている。
 時々、派手なアッチェレランドやリタルダンドをかけてギクシャクさせ、思わずつんのめりそうになる演奏がある。こいうのはブルックナーには似合わないじゃないかと私は常々感じている。
 
 ザンデルリンクには、どうかこれからもできる限り多くの録音を残しておいて欲しいものだ。おそらく正規録音には多くを望めないであろうから。

 録音はまあまあであるが、2楽章以降、時々電気的ノイズが混入する。だが、それがこの演奏の芸術的価値を減ずることは、いささかもない!

 さて、こうなると欲が出てくるものである。せめて8番だけは残しておいてもらえないだろうか。
('00/08/31初出、'01/05/09改) 

ブルックナー:交響曲第7番

K・ザンデルリンク指揮/SWRSO
(Han.)’99

 そうこうするうちに、hansslerから正規盤としてリリースされました。
 これには狂喜しました。やはり海属盤では、肩身の狭い思いをします。公の場所で議論するには少し憚られます。正規盤となれば、この現代の巨匠を堂々と語ることができます。
 それ以来このレーベルには俄然注目しました。そしたらギーレンは出るは、ノリントンは出るは、バンゼは歌っているは、いいことづくめじゃありませんか。今後も大いに期待しています。

 この盤はCDの再生不良で、たいそう話題になっていますが、幸い私の装置では全く問題なく再生でき、その素晴らしさを存分に堪能できます。私のCDプレーヤーは、偶然日本製ではなかったのが幸いしているようです。
 このクニの製品は、「ぎりぎりのコストダウンをして、同一の性能(仕様)が維持できる」などというバカげた発想で、どんどん品質低下しています。「安かろう、悪かろう」を実践しています。
 
 これは、ここ数年でも(私の)ベストと言えるレコードです。
 この曲を初めて聴いたときに味わった、新鮮な感動が甦ってきます。「そうそう、あの時ここはこういう風に聴こえたんだよなー。」こういう気持ちになれる演奏は、まちがいなく名演です。
 私は、それまで、この曲のベストはジュリーニ/VPOでした。(これは、公式に推薦しています。)しかし、この演奏が登場して逆転しました。これがベストです。

 私はこのレコードを「二十世紀最後の(名演)名盤である。」と信じています。
('01/12)


マーラー:交響曲第9番
ショスタコビッチ:交響曲第15番


フィルハーモニアO/’92
クリーブランドO/’91
(ER)


 意外なレコードがこっそり再発売されている。これは再発の新譜である。しかし例えばレコ芸などには、そういう全てのリストが掲載されるわけではない。人気がありそうで売れ筋のものしか載らない事が多い。だからこういう地味なものは、うっかりすると見逃してしまう恐れがある。やはり定期的に店頭でチェックし、また、今更・・・と思うが、メーカー発行のカタログも一通りチェックしないといけない。
 
 してこのレコードやいかに。
 これは、はっきりいってブーである。指揮者良し、楽曲悪し(マラ9)、オケ悪し、演奏悪し、録音悪し、の5拍子揃い踏みである。

 マーラー9番。私はこんな曲のどこがいいのかさっぱりわからない。どうにもとりとめのない音楽である。そしてこのレコードの特筆すべき点は、録音が最悪なことである。こんな貧弱な録音では、楽曲の退屈さに輪を掛けて聴く気を二重に殺がれる。これははっきり「水洗」である。
 
 ショスタコビッチ15番。私は当然こちらの方に期待していた。これはザンデルリンクの十八番である。(いや、ショスタコの15番だって・・・・。)
 しかし、私は当初から不審でしかたがなかった。何故またクリーブランドなんかと・・・。いったい何がどこで間違ってしまったのだ?

 して、その演奏は・・・・。
 やっぱり。かさかさ、きしきしのドライな演奏である。ウルトラ・スーパードライである。
 こちらは先のマーラー9番に比べて、録音が格段に良い。しかし、それがはっきり「あだ」となっている。その演奏の空虚さが見事に浮き彫りにされてしまっている。
 これははっきりオケの問題である。これが○ルの責任または影響だとは思わないが、しょせんアメリカのオケである。表面的な事しか考えていない、何の有機性もない、内容が何も感じられない。
 再度、強く問う。なぜザンデルリンクがクリーブランドなんかと?

 こんなレコードは決して買ってはいけない。
('01/05/26)

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シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」

K・ザンデルリンク指揮/ケルン放送交響楽団

(ELS)
 
 これぞ2001年最大の収穫なのです。
 こんな名演が海属盤でしか登場しないということが、誠に悲しい。しかし、海属盤ででも聴かせてもらえることには深く感謝しなければなりません。

 私はこの曲が割に好きなんですが、好きな演奏というのがなかなか現れませんでした。1〜2楽章までは良くても、3楽章で雰囲気が「ガラっと」変わるところを、私のイメージ通りにうまく演奏してくれていることがなかなかないのです。
 以前別のところにも書きましたが、この曲こそ、2楽章までで未完成に終わってくれればよかったのに、とずっと思っていました。
 
 しかし、この演奏が登場して、一気にベストが決まりました。これに優る演奏はありません。(でもまだ見ぬ(聴かぬ)ペーター・マーク盤には、とても未練がありますが。)
 この演奏は、私が「ここは、こういう風に演奏して欲しい。」と思う理想のイメージがほぼ完璧に具現されています。グレイトとは、こういう音楽であると。
 この曲を初めて聴いた時に感じた天国的なイメージ(かならずしも「長さ」ではなく。)を思い出させてくれる演奏です。私がそう感じる演奏は、間違いなく(私にとっての)名演です。
 
 スタイルや編成や奏法が当時のままかどうか、スコアに忠実かどうかなどに細かくこだわっているような演奏からは決して聴くことができない、音楽の神秘や感動を、ストレートに味わうことができる演奏なのです。そこに何の説明も講釈も必要ありません。ただ、だまって聴けばわかります。
('01/12/16/日)

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シベリウス:交響曲第2番
ベルリンPO

(SACD)’00

 これはある意味で、凄い演奏である。これだけ「たっぷり」したシベリウスは他にあるまい。
 解釈としてはベルリンSO盤(DS)と、大きくは違わない。かなりゆっくりしたテンポであるように感じられるが、ベルリンSO盤と比較するとそれほどでもない。だが、オケには、それがためと思えるような乱れが見られる。おそらくザンデルリンクでなければ崩壊したであろう。
 ある人達にとっては、おそらく「ゆっくりすぎて」ついて来れないテンポであろう。
 
 だが聴き終わってはじめてそのテンポ設定に納得させられる、うならされるところがある。うーん、なるほど、素晴らしいシベリウスであった、と。
 フィナーレでは、首筋がぞくぞくしてくるところがある。
 これはベルリンSO盤ともども、共通して言えることである。
 
 シベリウスらしからぬと言えばそうも思えるが、これはザンデルリンク・ファンだけのものかもしれない。他の方は聴かぬが無難であろう。
 
 録音はまあまあであるが、電気的ノイズがちょっと多く、気になる。
('00/09/03)

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シベリウス:交響曲第3番/ベルリンSO(De)

 私は基本的に楽曲の解説などはしません。そんなことを私がしても意味はないし、第一、どんな演奏でもよいから聴いてみれば、それはわかることだからである。
 よしんば、音楽(の中身)などわからなくても、それを聴いていて気持ちが良ければそうしていればいいし、聴くに耐えなければ聴くのをやめればよい。他人が「名曲」だというからといって、それがあなたにとってそのまま名曲になる理由はまったくない。退屈な音楽を我慢して聴いていられるほど人生は長くない。
 だから、「どんな曲か教えてください」などという質問は、根本的にまちがている。そんなことは聴いたあなたが決めることだからである。
 しかし、どんな演奏かは他人に聞く価値があるかもしれない。ここでの問題は、演奏によって受ける印象も変わってしまうかもしれないということである。そこが楽曲の魅力と演奏の魅力について語る、あるいは考えるときに難しいところである。
 逆に言えば、だから演奏家を選ぶことが大切であるということである。初めて聴く曲が駄演であれば、楽曲への評価も誤ってしまう。
 だがそれとて、結局のところ自分の耳で聴いてみないことには決してわからない。音楽と文学は根本的に違うものなのだ。

 さて、この演奏は何か。
 この演奏を聴いて、珍しく楽曲について思うところがあった。別にこのザンデルリンクの演奏でなくてもよかったはずなのだが、この演奏を聴いていてたまたまそう感じたからこそ、この演奏こそが偉大?であると考える次第である。

 それは、この楽曲のモチーフに、とても「日本的」なものを感じたことである。
 第一楽章の冒頭から低弦のきざみに乗って、木管が印象的なメロディーを奏でるところが、「お祭り(など)のお囃子に良く似ているなー」という印象を持ったのである。お囃子の場合は、太鼓に乗って笛が・・・というところであろうが、その音形や音色がよく似ているように感じたのである。

 これは偶然であろうか。
 私には決してそうは思えない。
 シベリウスがそういう日本の音楽に興味があり、実際に耳にしたかどうかは詳らかでないし、また私はそんなことを敢えて調べてみようとは思わない。来日している限られた音楽家の、そのまたほんの一部の人たちは、どこかで日本のそういう音楽を耳にしたかもしれない。あるいは今の時代、電波メディアを通じてそういう機会があったかもしれない。
 しかし、それとてさほど重要なことではない。

 私が最も興味を覚えるのは、「やはりヨーロッパと日本(のそれぞれ一部)には同じ血脈があるのではないか」というロマンである。
 具体的には、フン・ランド(フィンランド)、フン・ガリー(ハンガリー、ルーマニア)である。これらはフン族と呼ばれる民族で、日本にもその一部が流れてきているということである。ただし、日本人の中の一部に、である。
 だからフィンランド周辺の北欧音楽、あるいは、ハンガリーなどのジプシー・ヴァイオリンに親近感を覚えるのも単なる偶然ではないということである。

 いつも申しますように、私には音楽学的、歴史的、学問的バックボーンは何もありません。ただ、この音楽を聴いて勝手にするところの「妄想」である。
 この考えを文字通り妄想と葬り去るのか、もしかしたら真実かもしれないと「だまされて」みるのか、それは聴いたあなたが判断してください。
('01/06/11)


シベリウス:交響曲第7番/ベルリンSO (DS)

 ザンデルリンクのシベリウスはどれも素晴らしいのだが、最近特に見直した演奏がある。それがこの7番である。
 この曲は少し茫洋としたところがあり、へたをするとまるで霧のなかをさまよっているうちに何となく終わってしまう印象を受けることがあるのだが、この演奏ではどういう風に音楽が進んでいくのかがはっきりわかる。
 きちんとまわりの様子を説明しながら進んでいくので、安心してついていける、そんな印象なのだ。
 唸るような、地響きのような低弦部、透明な高弦部、ほの暗い木管、どれもが最高のバランスを保ちながらハーモニーを奏でる。
 シベリウス特有の冷たさ、深さ、神秘性をザンデルリンク一流のスタイルで表現している。決してあわてない、騒がない、あくまで冷静。それでいて熱い情熱の表出を忘れない。これぞシベリウスである。
 私はこの曲は、C・デイヴィス/LSO(BMG)も最高の演奏であると信じているが、これと並ぶ2大巨頭である。

 ところで、シベリウスの交響曲というとネコも杓子も2番である。
 しかし私は、この考えに大いに疑問を感じる。聴けば聴くほど2番というのは退屈な曲・・・とまではいかなくても、何か奥行きの浅いような曲に思えてくるからである。
 何度も聴く(私は本当に何度も聴く)うちに、だんだん2番からは遠ざかっていく。「いや、もうこの曲はパス・・・。」
 ご多分にもれず、やはりシベリウスも後期の曲ほど優れていると感じざるを得ない。「なじみやすさ」「耳当たり」ということから、前期の作品のほうが人気があるのかもしれないが、2番よりも3番、3番よりも4番・・・と、結局7番が最高傑作であるように感じる。
 シベリウスはこの7番のあと、結局30年以上のあいだ、新たな交響曲に手をつけなかったという。それほど完成度が高く、本人も満足していたということではなかろうか。
 トチ狂ったように9番の呪縛から逃れようと悪あがきしていた某作曲家とは、雲泥の差のように感じられる。
('01/05/26, '01/06/11改)

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隠れ名盤

ブラームス:交響曲第3番
ザンデルリンク指揮/ドレスデン国立管弦楽団(RCA)


 これは素晴らしい。特に4楽章の美しさは比類がない。(3楽章ではなく。)
 私はこの演奏で聴いて初めて、この曲がまぎれもなく名曲であり、ドレスデン・シュターツカペレの音色の素晴らしさを、そして、この指揮者の並々ならぬ力量を思い知った。まさにパーフェクトな演奏であった。
 
 ベルリンPO(SACD盤)との同曲もよく(もちろんベルリンSOとのカプリッチョ盤も)、この曲を得意としているようである。

 ある時、ザンデルリンクの後に、ベームのブラームスを聴いたことがある。その時私は愕然とした。ベームの演奏の何とスカスカなこと、息の短いこと。
 ベームがまるで格下の音楽家に思えてならなかった。(こと、ブラームスに関しては。)

ブラームス:Vn協奏曲
M・フリード/ザンデルリンク指揮/BPO (FKM) ’89


 まあ、何と嬉しいレコードが存在することでしょう。私はこの曲が大好きです。ザンデルリンク唯一のこの曲のソリストがフリードであり、オケがBPOだなんて。
 それにしてもなんと素晴らしい演奏会が実現したことでしょう。こんな演奏会に立ち会えた人達が本当にうらやましい限りです。
 ザンデルリンクの協奏曲におけるサポートに何も言うことはありません。しかも(交響曲でも)お得意のブラームス。
 フリードはこの曲でも決して力むことがありません。下品な力技を見せることがありません。あくまでも高貴に歌わせることを優先します。重奏の部分でも透明感を失いません。また息の長さ、ふところの深さを感じさせる、落ち着いたヴァイオリニストです。その良さがザンデルリンクのそれと相俟って魅力を倍加しているようです。
 これぞ聴いていて幸せな気持ちになれる音楽です。

 これはザンデルリンクの代表盤であると同時に、フリードの代表盤でもあります。その両方のファンである私にとっては、お宝とも言えるレコードなのです。
 音質も優秀。もちろんライヴで盛大な拍手入り。(でもやっぱり拍手の時間は短くて不満。)
 こんな素晴らしいレコードをリリースしてくれるレーベルに、なんと感謝すればよいのでしょう。
('01/05/28)


ショスタコビッチ 交響曲第15番

 これは何種類かありますが、どれも美しく素晴らしい。この曲をお得意にしているようである。特にベルリンPOとのFKM盤は音質も抜群、絶対です。
 ショスタコヴィッチらしからぬ、透明な音響美が堪能できます。もちろんライヴならではの緊張感の持続も素晴らしい。
('00/09/09)


ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
ザンデルリンク指揮/BRSO(FC)


 このレコードは、実はカタログにはよく「3番(英雄)」と表記されています。(あまり公なカタログなんてないんですけど・・・。)
 ところが、モノを入手してびっくり。そしてその演奏を聴いて私は狂喜しました。
 これは最高の「田園」です。これぞ至福の時間を味わわせてくれる音楽です。「田園」を聴いて至福を味わう、とはどういうことか。わかっている人にはわかると思います。
 私は、これはザンデルリンクの代表盤だと固く信じています。これは裏名盤ですから、公の場でとりざたされないのがとてもうれしい。私を含め、知っている人だけの禁断の楽しみなのです。
 この曲はまず、ザンデルリンク、マーク、そしてジュリーニ(彼も裏名盤のほうが素晴らしい)に指を折るべきです。ワルター、ベームなど二の次、三の次です。
 
 このページを読んでくださった、あなただけにこっそり教える秘密です。内緒ですよ・・・。
('01/05/12)

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'01/05/09

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