I日本軍パイロット田中大尉落下地点
豊田市 大沼町 新井前西・(旧・東加茂郡下山村大字新井前)


・田中大尉の戦死
1945.1.3午後、B29を追撃したと思われる日本軍戦闘機のパイロット田中太郎大尉は、 脱出したがパラシュートが開かず下山村のR301脇の農地に落下し戦死された。

パラシュート開かずの原因は、尾翼に引っかかった?と、洞樹院の住職(当時13歳)はいう。

写真左上:2012.1.25の見学会で説明する地元の朝倉嗣喜氏、

田中大尉は、頭から墜落し農地に突き刺さったという。

・洞樹院の過去帳
昭和20年の過去帳の最初に、命日1月3日田中大尉大沼上空戦死の文字、新井前からトラックで洞樹院へ運ばれ葬る。

当日の午後は、複数の日本の戦闘機が大沼上空に飛来し、そのうちの1機が煙りを吐いて額田の方面へ去ったという目撃情報が複数ある。

洞樹院の住職も、当日大沼の監視所(近くの丘)で友達と眺めていた。B29が1機煙を吐いて太平洋の方向へ飛び去るのを目撃。

米軍公表の、B-29出撃全リスト(対日戦)によると、1945.1.3は、79機がサイパンから名古屋ドッグへ出撃、内57機が投弾、損失5機とある。

米軍の同編隊報告(GHQ調書)にも、その日は日本戦闘機の迎撃激しく との記述、

写真:2012.10.28 下山交流館ふれあいまつり報告会で公開されたパネルの抜粋、



アクセスマップ
・R301大沼町新井前西の農地、写真のマップ参照、


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