明治航空基地ニュース No.1・13期会


朝日新聞朝刊愛知版2005.12.20
戦後60年 『幻の特攻機地』
揺らぐ遺族・体験者の声




←中日新聞朝刊西三河版2004.7.24
旧第210海軍航空隊13期会
明治航空基地跡を訪問
(写真をクリックすると見易くなります)

2004.7.22、かって、明治基地に配属されていた第13期海軍飛行予備学生の皆さんと、 遺族の方々が安城市の歴史博物館と明治基地跡をご訪問されました。 そのニュースは、7.23の7:30からのNHK-TVの『おはよう東海』と 7.24の左記の新聞で報道されました。
ご訪問の概要は、新聞記事を拡大してお読みください。

以下の写真は、安城市東端町の農村公園に建つ『明治航空基地之碑』を訪問された時の 皆さんと地元の東端町内会の皆さんの状況です。
この機会に、明治基地ニュースとしてお知らせします。



訪問記念写真

『明治航空基地之碑』の前で, 訪問者全員と、お出迎えの町内会関係者全員の記念写真です。

前列中央のご準備された記念写真タイトルには、

『平成16年7月22日
明治基地210空13期会
於安城市明治基地跡記念碑』

と書かれています。


黙祷

記念碑前に到着された一行は、地元の方が準備した拡声器から、 『国の鎮め』(海軍礼式ラッパ)が厳かに流れる中での黙祷です。

当日配布の、『明治基地配備航空隊戦死・殉職隊員(搭乗員)名簿』 には、74名の戦死者が明記されていました。 沖縄戦で、沖縄及び徳之島東南方への特攻23名・本土防衛の空中戦・B29邀撃 ・明治基地死守のためなどの戦死です。
遺族の方の心中を思い胸が熱くなりました。



←献花
続いて、献花です。組曲『同期』(同期の桜・海行かば・巡検ラッパ)が流されました。 元隊員・遺族から進められ、全員が白菊の献花です。

献花→
福岡市から訪問された代表者の池田一彦氏です。


←訪問者の紹介

訪問者を代表して、池田一彦氏から訪問者全員の紹介です。 この度の、安城市の記念展が、皆様のご配慮が、我々に訪問の機会を与えてくれたと 感謝のお言葉がありました。



同期の桜合唱→

地元町内会の紹介が終わると、旧海軍の戦闘帽姿の士官を先頭に、 『同期の桜』の合唱です。
当時23歳であった青年士官も、今は82歳の高齢者、それでも、碑前で 『同期の桜』を歌った時は、当時を思い起こして涙が出たといっておられたそうです。



←地元代表挨拶
東端町内会長の広村常夫様です。
当時の、貴重な写真を準備されての歓迎の挨拶です。

地元残留のOB→
同基地食料関係の責任者、木下久充主計兵曹長、現在は88歳で、 10年前(終戦50周年)の記念碑建立時の功労者です。



←懇談
左は、訪問者の受け入れ準備・当日の案内役の鈴木丹(あきら)様です。

懇談→
和やかに懇談される、池田一彦氏(右)と碑建立当時の町内会長の鈴木一之様(左)です。



←企画展のポスター

安城市歴史博物館企画の『戦争のなかに生きる』のポスターです。

戦闘機前での記念写真は、このたびご訪問の第13期海軍飛行予備学生と同期の戦友です。 この写真の中の4名が特攻隊で戦死されたそうです。

ご訪問の皆さんも、機会をつくって、この記念展を訪問していただくことを願っています。



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