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きのこの世界

手作り三脚

 写真を撮るとき、手ぶれを防ぐために三脚を使用します。地上に生えるきのこは小型の三脚を使用してもカメラの位置が高くなり、きのこの傘を上から写すことになります。普通のきのこは同じような色や形をしていて、柄に特徴があるきのこもあるので、横から写したいこともあります。また、背景も上からでは林床が写るばかりで、林の雰囲気も奥行きもない写真になってしまいます。さらに、三脚は裸地では安定していますが、落葉の積もった林床では安定しません。そこで、三脚の雲台を板につけ使用しています。この手作りの三脚は接地面が広いので、ふかふかの落葉の上に置いても安定し、カメラも低い位置に置くことができます。斜面でも三脚のように脚の長さ調整することもなく便利です。

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