問題点と対処方法 (2001.04.05現在)

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No. 日付 問題点と対処法 
1 00/05/02 状況 IE3.x環境にてタグ受信の際、「アプリケーションが同期入力コールをディスパッチしているのでコールできません 」というエラーが表示されるケースがある
対処 Ver1.1以降にて修正済み
2 00/05/02 状況 タグをはがすと、「モジュール’POSTNET.EXE’のアドレス0049BEF5でアドレスFFFFFFFFに対する読み込み違反がおきました。」というエラーが表示され、それ以後PostNetが不安定になる
対処 一部のマシン環境にて発生するようです。ごみ箱が使えなくなりますが、オプションにて「ごみ箱のサイズ」を0に設定すれば解消できると思います。
3 00/05/02 状況 突然PostNetが起動しなくなった
対処 ある事情でバックアップファイルが壊れたものと思われます。支障なければcacheフォルダ内のファイル(*.dat;*.tag)を全て削除しPostNetを再起動して下さい。またテキストタグであれば、ワードパッドなどからdatファイルを開くことで内容を開くことが出来ます。
4 00/05/02 状況 Webタグよりページのプロパティーを表示させると一部の環境にてロックしてしまう
対処 現在原因を調査中です。キーボードにてEnterキーを押せばプロパティ表示を消すことが可能です。
5 00/05/02 状況 ダイアルアップ接続がインストールされた環境で、インターネットをモデムによる接続にしていると、タグ送信の際にダイアルアップ接続ダイアログが表示されてしまう
対処 環境にもよりますが、IE5にバージョンアップすれば回避出来るケースがあります。それでもダイアログが表示される場合は、今のところ方法がありません。
6 00/05/02 状況 IE3.x環境にて編集エディタのツールバーやポップアップメニューのアイコンが表示されない
対処 Ver1.1以降にて修正済み。但し、安定作動のためにもcomcnt.dllをバージョンアップすることをお勧めします。アップデートモジュール(401comupd.exe)は下記MicroSoft Siteからダウンロードできます。
http://www.microsoft.com/japan/legal/permission/copyrgt/cop-soft3.htm
http://support.microsoft.com/support/kb/articles/q186/1/76.asp
http://download.microsoft.com/msdownload/ie401/patch/comcontrol/en/401comupd.exe
7 00/05/02 状況 一部の環境でWindowsが正常に終了しない ケースがある
対処 現在原因を調査中です。PostNetを起動した状態でWindowsを終了またはログオフした場合、PostNetがクローズせず処理がストップしてしまうケースが一部の環境で発生しています。その場合、オプションで「ネットワーク機能を使わない」にチェックすれば解消できる可能性があります。原因がわからないため、今のところそれ以外に回避策はありません。
8 00/05/02 状況 Ver2.04以降で、他のアプリケーションでコピーまたは切り取りを行なうと「ページ違反」エラーが発生する
対処 クリップボード履歴参照用ポップアップ支援機能を有効にしている場合、Windowsのクリップボードの更新を常に監視しているため、他のアプリケーションからコピーしても履歴を残すことが可能です。しかし、お使いのWindwos環境によってはPostNetのページ違反エラーなどの弊害が発生するケースがあります。このような場合は、クリップボード履歴を残す件数を0に設定して下さい。
9 00/05/03 状況 Ver2.06にて、Windows2000における非アクティブ・タグの半透過機能を有効にしている場合、任意のタグから送信ダイアログを開くと貼り付けてあるタグがちらつく
対処 現在原因を調査中です。気になる方はこの機能をオフにして下さい。
10 01/03/04 状況 テキストタグの文字が突然文字化けして直らない
対処 何かの拍子に(例えば英語版のオンラインソフトをインストールした場合など)、システムフォルダ内にあるRiched32.dll が英語版に置き換わってしまうことが多々あります。このファイルは、リッチテキスト フォーマット (RTF) をサポートするすべてのプログラムで共用されるライブラリですので、このファイルが損傷または削除された場合、RTF をサポートするすべてのプログラムがその影響を受けることになります。とくに英語版に置き換わった場合、日本語が文字化けすることがあるようです。
現在のRiched32.dll は、PostNetのオプション設定を開くと、テキストタグ設定ページに情報が記載されています。通常は「Riched32.dll :日本語 Version4.00.xxx.xx」と表示されますが、ここが英語となっていると問題です。尚、Riched32.dll PostNet Ver2.04以降、オプション設定フォームを開くと自動的にPostNetをインストールしたフォルダへバックアップをとります(但し初めから英語版に置き換わっていた場合はバックアップしません)。本プログラムは、PostNetをインストールしたフォルダにRiched32.dll があるとそちらを優先して使いますので、通常はシステムフォルダ内にあるRiched32.dll が書き換わった場合でもPostNetはバックアップファイルが存在すれば影響を受けないはずです。
しかし、システムフォルダ内にあるRiched32.dll が初めから書き換わっていた場合やPostNetをインストールしたフォルダのRiched32.dll が壊れた場合対処が必要です。対処は別のマシンからRiched32.dll (日本語版)をシステムフォルダへコピーすれば直ります。この場合PostNetをインストールしたフォルダにRiched32.dll が残っていたら念のため削除しておいて下さい。Riched32.dll (日本語版)をコピーする環境にない場合は下記の手順で対処して下さい。
OS種類 コピー要領
Windows95 Riched32.dll ファイルは、プラット フォーム/メディアによって、それぞれ次のキャビネット ファイル内に格納されています。それを、Extract コマンドを使用して抽出・コピーしてください。使い方はWindowsのヘルプを参照下さい。
  • アップグレード CD-ROM 版 --- \WIN95\WIN95_05.CAB ファイル内
  • PC/AT 互換機用 CD-ROM --- Win95_05.cab ファイル
  • PC/AT 互換機用 フロッピー ディスク --- Win95_06.cab ファイル (Disk #6)
  • PC9800 シリーズ用 CD-ROM --- Win95_05.cab ファイル
  • PC9800 シリーズ用 フロッピー ディスク --- Win95_05.cab ファイル (Disk #5)
Windows98 システム ファイル チェッカーを使用して、Riched32.dll ファイルをセットアップ ディスクより抽出します。[スタート] ボタンから [ファイル名を指定して実行] をクリックし、[名前] ボックスに SFCと入力してシステム ファイル チェッカーを起動します。そして、[インストール ディスクからファイルを 1 つ抽出する] を選び、 Riched32.dll ファイルを指定して [開始] ボタンを押します。
WindowsNT4 Riched32.dll ファイルは、Windows NT 4.0 CD-ROM の i386 フォルダ内に格納されています。Riched32.dll ファイルを解凍してシステムフォルダにコピーするには、[スタート] ボタンをクリックし、 [プログラム] - [コマンド プロンプト] をクリックします。次にコマンド ラインへ下記のように入力して [Enter] キーを押します。
expand -r <CD-ROM ドライブ名>:\i386\riched32.dl_ %windir%\system32\
Office97 CD-ROM Riched32.dll ファイルはCD-ROM の \OFFICE\WMS の下の COMMON フォルダもしくは WIN95 フォルダ内にあります。
その他 オンラインソフトでVBランタイムが多々ありますが、その中にもRiched32.dll ファイルを織込んでいるものもあります。
11 01/03/08 状況 Windows2000にてテキストが縦書きにならない
対処 Windows2000では他のWindowsとリッチ テキストフォーマットの仕様が異なるため、行間サイズが異なっていたり縦書きがサポートされていなかったりします。この場合、Windows2000以外のRiched32.dll ファイルを使用すれば縦書きをサポートすることが可能です。項目10でRiched32.dll ファイルのコピー方法を示しておりますのでそちらを御覧下さい。PostNetをインストールしたフォルダにRiched32.dll ファイルをコピーすれば、PostNetだけこのファイルを使用しますので他のリッチテキストフォーマットをサポートするプログラムには影響ありません。よって、Windows2000のシステムフォルダへはRiched32.dll ファイルをコピーせず、必ずPostNetをインストールしたフォルダにコピーして下さい。Windows2000を他のWindowsからアップグレードした場合は通常既にPostNetをインストールしたフォルダにRiched32.dll ファイルがバックアップされているため縦書きになるはずです。
Windows2000と他のWidows間でタグの送受信を行う場合、行間サイズなどが異なることにより送信先でタグの枠から文字がはみ出したりすることがあります。よって、それらの問題を解消するためにもWindows2000ユーザの方はRiched32.dllをコピーして使用されることをお勧めします。
12 01/04/05 状況 タグを受信するとエラーメッセージが表示される
対処 ネットワークに関するエラーはLANカードのドライバとの相性が悪い場合があります。対処方としては最新のLANカード用ドライバをメーカのホームページなどからダウンロードしバージョンアップしてみることをお勧めします。また、複数のLANカードを使用している場合カードを変えてみて下さい。
PostNet側の対応については、下記方法を試みて下さい。
  1. オプション設定にて「送信パフォーマンス」のパケットサイズを小に設定する。
  2. 1が駄目な場合、TCP/IP通信ではなくUDP/IP通信またはDirectPlay通信に変更する。
  3. 1,2共に駄目な場合「私書箱を通じてファイルコピー形式で送受信を行なう」をONにして下さい。
       

上記項目以外に不具合ありましたら、御連絡下さい。

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