八重山旅行 (07年 12 / 21 〜 29 )


   06年12月に沖縄旅行に出かけた。

   その事前学習として読んだ司馬遼太郎著「街道をゆく6/沖縄・先島への道」に、
  柳田国男がイネは沖縄の島々から本土に伝わってきたと考えていたとあった。
  要するに黒潮にのってやって来たということだ。

   黒潮の源、沖縄の先は八重山諸島だ
  日本人、日本文化の根源も八重山諸島にある。というわけで、出かけることにした。
  まあ、暑い所に暑い時季に出かけるのもキツいから、この時季がベストやね。

   2週間ほど前に、一泊つき飛行機往復チケットを申し込み、1週間ほど前に
  インターネットで調べて宿を電話予約。宿が決まっている旅行は気楽だが、
  ネットでの情報によると、波照間島行きの船はよく欠航するとあり、不安もあった

   もちろん、大阪駅前ビルにある沖縄県事務所にも行ったが、
  今回はあまり有用な情報は得られなかった。八重山諸島に関しての情報が少ないね。

   そして、なんと、仕事が一段落ついたら気がゆるんで、ひどい風邪をひいてしまった
  おかげで出かける前日の午前中まで、寝込んでいた

  キャンセルしようかどうか迷ったが、せっかくの機会なんでなんとかチャレンジ

12/21(金)1日目

   まだ、風邪で多少フラフラするが、朝イチから散髪に行き準備完了。
  11時に、バックパックを背負い自転車(ブリヂストン TSL )に乗って自宅を出発。

   最寄り駅に到着したが、頭が働かず自転車の折り畳みに手間取った。
  天下茶屋の駅で特急指定席料金 500 円を払って、ラピートに乗った。

      

   11時半頃、関西空港に到着。
  チケットを受け取り、自転車を手荷物(9 Kg だった)として預けた。
  実験のため、タイヤの空気は抜かずにおいた。バーストしたらヤバいけど・・・。

   時間がまだまだある。昼食に、自由軒でインディアンカレーを食べた。
  風邪で弱った胃には刺激が強すぎた。

   そして、1時半頃、セキュリティチェックを受ける前に気がついた。
  アーミーナイフ、持ってるやん
  自己申告したが、警官に別室に連れて行かれ、取り調べを受けた

   カチンとくることもあったが、飛行機に乗れんかったら元も子もないので、
  下手に出ておいた。風邪でも冷静や。しかし、アーミーナイフは、関空で僕のお帰りを待つことになった。
  ジャングルでは困るやろなあ。命取りになるかも・・・。
  

   

   B777は、2時過ぎに離陸。
   曇っていたんで、眺めはあまり楽しめなかった。

   おまけに那覇上空は記録的大豪雨で着陸できず、30分ほど旋回していた

   

   那覇着は4時40分を過ぎていた(定刻より30分遅れ)。
  自衛隊の格納庫や対潜哨戒機があるのが沖縄に来たなあと思わせる。
  搭乗ロビーも気温が高く、ムッとしていた。

   

   石垣行きのB737も定刻より30分ほど遅れて離陸。


   

   6時過ぎに、ようやく石垣空港到着。
  こちらは曇っているだけだった。
  まあ 、那覇から 450 Km も離れてるもんな。ちなみに、台湾(台北)までは 260 Km だ。

   

   気温が、25℃あるんで、ポロシャツでも汗ばんでくる。
  風邪で熱っぽいせいもあるかな。

   実験の結果。
  自転車のタイヤは、少々空気が抜けただけだった。
  まあ、成功やね。

   6時20分、、市街地へ向かって出発。
  初めての土地だし、街中が暗いんで、迷いながらも
  7時前に本日の宿、スリープイン石垣に到着。

   

   自転車を部屋に持ち込み、ローカルニュースで天気予報をチェックした。
  予定通り波照間島に行って帰ってこられるかどうか、心配やもんね
  それに、僕は旅先でローカルニュースを見るのが大好きだ。ローカル新聞も大好きだ

   お風呂に入ってから、街を散策。
  街路樹なども南国へ来た気分満点だ。しかも、離島へ行く桟橋もある。
  島巡りの旅人みたいなんもいてるね。期待と不安が錯綜だ。

   夕食は、居酒屋で一杯といきたいところだが、
  体調と相談して、ソーキそばの大盛りにしておいた。

   早めに就寝した。 
   



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