放映:KTV 1970/01/03〜1970/09/26(全52回)
監督:倉田準二
音楽:渡辺岳夫
製作:東映内容:藤純子(富司純子)主演。
大坂城の女のテーマ作曲:渡辺岳夫
指揮:渡辺浦人
演奏:渡辺岳夫とチェンバリカアンサンブル
FS-29,28AH-2192,28KH 2211,32DH-725,TECD-25483,TECD-20548,TECH-25063,TFC-1621~6全体は組曲の様相を呈している。
ぶわぁ〜んとファンファーレ。
岸田今日子のナレーションはBGMつき。
もういちど、ごついトロンボーンのファンファーレ。
短い曲が挿入される。(ストリングス、フルート、ビブラフォンというおなじみの編曲)
続いて演奏されるのは三拍子のインスト曲。女性→三拍子のパターンである。やはりビブラフォンやマンドリンといった、叩くかつまびく音を主体のアレンジだ。
EP FS-29「大坂城の女のテーマ/検事霧島三郎のテーマ」(廃盤)LP 28AH-2192,CC 28KH-2211,CD 32DH-725「栄光の東映テレビ映画〜懐かしのテーマ大全集」(廃盤)
CD TECD-20548「テレビ探検隊シリーズ 3 TV時代劇テーマ・コレクション」
CD TECH-25063 「1970年のこんにちは EXPO'70 REVISITED」CD TECD-25483「TV時代劇グレイテスト・ヒッツ」
TV時代劇の主題歌&テーマ曲を23トラック収録。「大坂城の女のテーマ」の聴き応えはもちろん、不破了三氏と腹巻猫氏(劇伴倶楽部)がライナー狭しとばかりに入魂解説を書きめぐり、お腹一杯の読み応え。単に番組・楽曲の解説にとどまらず、各パーソネルの他ジャンルでの活躍および現在に至るまでの活躍を紹介するなど、立体的な構成でおトク感があります。
個人的には桜木健一の歌う「熱血猿飛佐助」(作曲:猪俣公章)がオススメだ。さらにザ・ワンダーズの「誠之介武芸帳」は、特撮時代劇「妖術武芸帳」の主題歌で、冬木透の作曲である。この歌に関しては、番組の紹介から音源の成り立ちに至るまで、他のトラックに倍する詳細解説がなされている。他にも当サイト関連楽曲として「鞍馬天狗の歌」(作曲:渡辺岳夫)、「黒い編笠」(作曲:山室敏男)、「子連れ狼」(作曲:吉田正)も収録した特濃の一枚。CD TFC-1621~6「チャンバラ万歳」