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Intel Pentium4/1.8GHz PGA478 NorthWood 付属FAN 2002/07/03

1. 久しぶりのIntel製CPUです
 Pentium3/500MHz(Katmai)以来、AMD製CPUに魅入られた私ですが、データ保存君の導入にIntel製CPUの採用を決定しました。まあ、選定の是非はともかく(爆!)、Retailパッケージを購入しましたので、CPUFANが付属しておりました。早速に購入したリテールファンの出来映えを公開したいと思います。


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2. リテールファンです
 外観です。一昔の事を思えば、CPUクーラーの装着がとても簡単になりましたね。でも、未だCPUクーラー装着に関するトラブルが多発しているのは何故でしょうか? 最近、私は市販クーラーを使用していませんので、余り詳しく理解していませんが、爪が折れたり、装着ミスによるCPU過熱が結構あるそうです。皆さん、高価なCPUを守る為にも、クーラーの装着は慎重に、確実に!
外観  さすがIntelさんですね。
性能は分かりませんが、仕上がりの綺麗さは驚きです。

レバーの大きさ、付属マニュアルの充実などの点は他の追随を許しません。
初心者にはリテールファンの使用がお勧めですね。
側面  側面です。
本当に丁寧な作りですね。出来の悪い製品には、クーラーで怪我をする等といった物騒な話も聞きますが、このクーラーは本当に良い出来です。
裏面  CPUとの接触面には熱伝導テープが貼ってあります。
熱伝導テープは最近良く見かけますが、能力的な問題より、シリコングリスの塗布によるトラブル(多量の塗布によるトラブルを良く聞きますね)の発生を抑える事が目的と私は思いますが、如何でしょう?

 昔のテープは剥がすのが大変でしたが、このテープは以外にも簡単に剥がれます。使用後のクーラーはテープを剥がして、グリスを塗布して使用しましよう。
ヒートシンク上面  ファンを取り外しました。
等ピッチの特に特徴の無い形状です。(爆)
まあ、この辺はリテール品の目的から言っても、文句は言えないですね。
ヒートシンク側面  ヒートシンク側面です。
CPUとの熱結合面が厚くしてある点以外は、本当に何処にでも有るような製品です。両側面の形状はファンを固定する為の爪です。
ファン  ファンです。
日本の静音化がブームとは無縁の、大きさと騒音の気にならないお国らしいですね。^^;

やはり能力と静音の観点から、小型ファンから脱却するべきでは?
リテール品に標準ファンと80ミリ角ファン仕様品の2種類が好みに応じて選定出来たら面白いとは思いません? 多少高くても売れると思うのですが。。
ファンとヒートシンク連結部  ヒートシンクとファンの結合部です。
外側、内側の双方から固定する構造です。付属品とは思えないしっかりとした構造です。通常の扱いでヒートシンクとファンが分離する事はまず無いでしょう。
リテンション金具  リテンション金具です。
このレバーが折れる事が有るようです。固定状態を確認しながら、ゆっくりレバーを倒していけば良いかと思います。
くれぐれも力任せは止めましょう^^;
マザー取付状態  マザーへの固定状態です。
リテンションが強力な為、マザーが反るなんて話も聞きましたが、私の見た目では ”まあ、こんなモンかなあ” 程度です。

一部のメーカーではマザー裏面に補強剤を入れているようですが、この辺は使用するクーラーに依存しますので。。。
でも、自作クーラーを取り付けるのであれば、予め補強剤の取り付けられたマザーは嬉しいですね。


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4.使用感
 まあ、リテールファン相手に性能を語っても仕方ないので、全体的な使用感を述べますね。
仕上がりは丁寧で、非常に良く作られていますね。流石はIntelさんです。初心者には取付方法やマニュアル等の点から、ベストチョイスでしょう。耐久性に関しては今後の調査が必要ですね。
一方、冷却能力や静音性を求めるユーザーさんには不満な点が多々あります。でも、そんな方々は最初からバルク品+好みのCPUクーラーを選定されると思いますので、問題ないでしょう。

 今までリテール品付属ファンに関して余り良いイメージを持っていませんでしたが、今回のファンで若干イメージが変化しました。
総合点では結構良い製品と言えると思います。

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