−− AAVID THERMALLOY社製CPUクーラー　Review！　2002/07/03

1. AAVID社との出会い^^; 　株式会社ビーレップ様からいただいた相互リンク希望のメールが始まりでした。今ではKENDONさん開発のCPU Radiator以外のCPUクーラーに食指を全く感じていなかった私ですが、データ保存君用にKR-1より静かなクーラーを探していた私には、偶然とは言えない程の絶妙なタイミングでの出会いでした。 AAVID社と言えば、結構大手で、私が自作を初めて間もない頃から知っているメーカーです。Pentium2CPUではリテールファンとして結構名前を知っている方も多いと思います。チップセットファン、CPUクーラーが店頭に並びだした頃、国内は山洋、海外はAAVIDと言った程、人気が有りました。 　今回、株式会社ビーレップ様のご厚意により、CPUクーラー3機種を試験する機会を頂きました。ありがとうございます。 3機種の個別情報は後にして、先ずはこの3機種の概要を公開しますね。 関連情報は下記WebPage にて BREP Limited 　株式会社ビーレップ様のWebPageです。 　AAVID THERMALLOY 社の正規代理店様です 　AAVID THERMALLOY社様のWebPageです 2. AAVID社の新製品、3機種です 　注意事項 　　・対応CPUは2002年5月20日時点での情報です。（最新情報はWebにて確認下さい） 　　・記載内容はやす坊の個人的意見を含んでおります。 　　　　事実と異なる内容は、随時修正しますが、ユーザーの個人的意見として受け止めて頂けると幸いです。 　　　　誤記等ありましたら、やす坊までご連絡下さい。確認の上、速やかに対処致します。 　　・記載内容は記事はメーカー、及び関連会社を非難、中傷する目的ではありありません。 　　　　あくまでもユーザーの本音、感想です。 AAVID 11-P4F1-06 　廉価版のCPUクーラーですね。 ヒートシンクのフィンは切削加工では無く、薄いアルミ板の折り曲げ加工品を接合してあります。Folded-Finと呼ぶそうで、対応CPUは2GHzです。 一見は余り冷えそうに無いのですが、、軽さには驚きましたね。ホントに軽いんです！　最近は重い＝良く冷えるなんて方式が一般的ですが、CPUクーラーの性能は重さでは決まらないんですよ。 軽量のアルミケースに似合う、軽量級クーラーですね。 AAVID 11-P4E2-01 　皆さんに馴染みの深い一般的な形状ですね。 アルミ切削加工のヒートシンクにファンを取り付けた一般的な形状です。対応CPUは2GHzです。 60ミリ角ファンの固定はビスをフィンに噛み込ませる一般的な方法ですので、自分のお気に入りのファンと交換したり、ちょっとした加工で80ミリ角ファンが搭載出来そうです。 写真写りが悪いですが、デザイン的にも悪くはありません。 ただ、取付金具がスプリング式の為、初心者はマザーに傷を付ける危険もあり、注意が必要ですね。 AAVID P4E5 　非常に凝った作りです。 詳細は個別記事にて紹介しますが、上記2製品とは全く違う、非常に凝った構造です。コストより拘りを重視した、マニア向けの製品でしょうか。素直な所、市販品にここまで凝った製品があるとは。。と、驚いた製品です。（単に、私が無知なだけかも知れませんが）対応CPUは2GHzとの事です。 レバー式の固定金具、ヒートシンクのフィン形状等々、見ていて飽きない製品ですね。 個人的にはこの製品に非常に興味を抱いております。 3.見た目での感想 　未だ実機でのテストを行っておりませんので、見た目での感想を。。 長い事、市販CPUクーラーに対して偏見を持っていました。高価な割に効果が無いとか、うるさいだけで冷えないとか、ショップに勧められたクーラーが一緒に購入したマザーに装着不能だったりと、嫌な思い出が多数あります。こんな偏見を持っていたからこそ、自作やKENDONさんの製品に没頭していました。 こんな偏見を持った私に感想なんて。。と、思いきや、結構驚いております。11-P4F1-06や11-P4E2-01は市販品レベルですが、P4E5は完全にメーカーとしての冷却に対する姿勢を感じる事が出来る製品です。見た目で冷却能力は判断出来ませんので、一番重要な部分の感想は後日のお楽しみですね。 しかし、こういった製品がもっと身近に入手出来る様になると嬉しいですよね。特に国内/海外を問わず、メーカWeb上に気になる製品があっても、個人レベルで入手するには困難な製品が多い事を考えると、今回の株式会社ビーレップ様との出会いは大事にしたいですね。 では、製品別の公開まで、しばらくお待ち下さい。