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AAVID P4E2
アルミ切り出し加工の一般的なCPUクーラーです。
ファンがヒートシンクに載っている構造が一般的ですが、このクーラーはファンがヒートシンクに入り込む形で搭載されており、他のクーラーとは一線を分けていますね。対応CPUは2GHzです。 |
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ファン
60ミリ角ファンをタッピングビスで固定してあります。
ファンはセンサー付きで11枚羽、ボールベアリング使用品です。
ファンをヒートシンクに埋め込む構造にする事により、冷却風が効率よくフィンを冷却すると思われます。簡単な事ですが、この辺の気配りが流石ですね。 |
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ヒートシンク
特に説明はいらないでしょう。一般的なアルミ材の切り出し加工です。
CPU接合面の厚みは6.8ミリです。CPUから発生する熱をヒートシンク全体に効率よく分散する手法として銅部材の埋め込みが一部で流行ってますが、熱結合や膨張率の違い等を考えると、この単純な構造が私は好きです。 |
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CPU接触面
最近はシールによる熱結合が一般的なのでしょうか?
AMDもIntelも、リテール品クーラーはこの方法だったと思います。
初心者にはシリコングリスよりも簡単で扱いやすく、良いと思います。
再利用時する時は、テープを剥がしてシリコングリスを使用する事になりますが、テープの剥がし易さは不明です。
効率を求めるならばシリコングリスを使用する方が良いですが、塗り方が悪いと効率が悪いばかりか、電気的接触部に流れ込んで思わぬトラブルの原因にもなります。塗りすぎは百害あって一利無しです。 |
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固定金具
うーん。この金具は残念ですね。 はっきり言って初心者には辛いかな?
スプリングが強いので、取り付け時にはかなりの力で押さえ込む必要が有りますが、その時にマザーが変形するのでちょっと怖いです。
まあ、Pentium4のクーラーはどれも強力な力で固定する為、多くのマザーが変形する事が知られていますが。。^^;
初心者にも、私のように日々クーラー交換をする輩にとっても、Intelのリテール品の様に、簡単に固定できる金具の方が扱いやすいと思います。 |