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AAVID THERMALLOY社製CPUクーラー 11-P4E5-01 2002/09/30

1. 初めに
 株式会社ビーレップ様のご厚意により、AAVID THERMALLOY社製CPUクーラーをご紹介する機会を頂きました。ありがとうございます。

 記事を公開するにあたり、下記趣旨をご理解の上、本記事を参照いただけます様、ご協力お願い致します。m(_ _)m
  ・対応CPUは2002年5月20日時点での情報です。(最新情報はWebにて確認下さい)
  ・記載内容はやす坊の個人的意見を含んでおります。
    やす坊個人での情報収集にて記事を作成していますが、詳細はメーカーWebPageにてご確認下さい。
    あくまでもユーザーの個人的意見として受け止めて頂けると幸いです。
    誤記等ありましたら、やす坊までご連絡下さい。確認の上、速やかに対処致します。
  ・記載内容は記事はメーカー、及び関連会社を非難、中傷する目的ではありありません。
    あくまでもユーザーの本音、感想です。
  ・記載内容を基に、メーカーやショップへ問い合わせをする事は避けて下さい。
    私の記事に関する質問は、やす坊までお願いします。メーカー公式ページではありませんので ^^;


関連情報は下記WebPage にて
BREP Limited BREP Limited  株式会社ビーレップ様のWebPageです。
 AAVID THERMALLOY 社の正規代理店様です
AAVID THERMALLOY  AAVID THERMALLOY社様のWebPageです



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2. AAVID社の新製品、P4E2です
AAVID P4E5 AAVID 11-P4E5-01
 アルミ削り出し加工の高級感漂うハイエンド向けCPUクーラーです。
前出のAAVID社製クーラーとは明らかに違いの分かる製品です。見た目にも良い出来で、1300円前後(参考価格)で入手可能との事ですので、性能でも価格でもお勧めできる製品ですね。対応CPUは2.4GHzです。
AAVID P4E5 ファン

 60ミリ角ファンをタッピングビスで固定してあります。
ファンはセンサー付きで11枚羽、ボールベアリング使用品です。
P4E5  ファンを取り外してみました。
なんと、ファンは一般的な手法であるヒートシンクにタッピングビス固定ではなく、風導板に設けられたビス穴でファンを固定しています。また、ビス固定部は足が出てファンを押さえつけてもファンとヒートシンクの距離が一定に保たれる様に補強されています。
うーん、こだわりですね。
P4E5  ファンはこのように四方を囲まれた風導板(カバー)の上部に取り付けられています。ファンとヒートシンクに一定の距離を置く事で、フィン全体に冷却風をを効率よく当てて、熱交換の効率を上げている様ですね。
写真に有る側面の溝も排気口ですが、何故この位置に存在するのか、目的は私の稚拙な知識では不明です。^^;
どなたか、詳しい方、教えて下さいね。
P4E5  ヒートシンクとの連結部です。
風導板(カバー)とヒートシンクはこの部分で固定されています。
簡単な構造ですが、強固に固定されており、加工精度の高さが伺えます。
(安物クーラーの加工精度の悪さには本当、トホホですよね)
P4E5 ヒートシンク

 側面部は溝加工が施してあり、少しでも表面積を大きくする為の工夫が見られます。全体的に、しっかりした作りで、値段を考えるととてもお買い得な製品です。
P4E5  側面です
ちょっと面白いデザインと思うのは私だけ?
P4E5 CPU接触面

 他のAAVID社製品と異なり、シリコングリスによる接合です。
やはり、ハイエンドを求める方は上級者が殆どで有る事を考えると、熱抵抗の高いシールを使用するより、シリコングリスを使用する方が一般的でしょう。
P4E5  やっぱり面白いデザイン
CPU接触面の両サイドにあるアルミの柱?は、恐らくフィンの補強が目的かと思われます。ここまでのサイズは不要でしょうけど、わざわざ加工するよりこのままの方がコストも抑えれますし。^^;
P4E5  分かるかな?
シリコングリスが予め塗布されている為、保護カバー(透明樹脂製)がCPU接触面に被せてあります。面白い!
でも、何故シリコングリス付属ではなく、塗布済みで製品化下のでしょうか? 某国では塗布時に手や服が汚れる?事を極端に嫌うのでしょうか?(冗談です)
P4E5 固定金具

 おお。やはり金具はこれでなくっちゃねえ。
レバー式で初心者でも簡単に扱えます。私のように日常的にクーラーを交換する馬鹿者?にもとても嬉しい機構です。
ケース内に固定されたマザー上のクーラーを交換する場合でも、工具を必要とせず、容易に脱着が可能です。


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