Windows98Beta3をPentium2+BXマザーにインストールする

1. ハード構成(1998年5月4日時点)
 CPU:Pentium2/350MHz(FSB112MHz×3.5の392MHz)、 マザー:ASUS P2B、 メモリ:SD-RAM128MB PC100、 HDD:6.4GB IDE
 拡張カード類(詳細はやす坊の使用した数々参照) → リソースはすべて自動とする
 ・ビデオWGP-VGDX、サウンドSC970、ビデオキャプチャPowerCapturePRO、SCSI NV-KIT-PIX

 Windows98Beta3プレビュー版  同社ホームページ上にて登録、入手する。


2. はじめに
 新機能の紹介、一般的な問題点等については各種雑誌に紹介されていますので省きます。やす坊のWindows95と同環境以上の導入を目的とした際の問題点等を中心にレポートします。なお、本レポートはプレビュー版に対する内容であり、正式版との関連は全く不明です。


3. インストール
前のTXマザーの事を思うとインストールはまったく問題ありません。
1. HDDフォーマット後のインストール
 ハードディスクをフォーマットし、インストールを試みる。カスタムインストールでフルインストールとして実行。
2. インストール
 一発成功!お見事です。440BXチップセットは最新チップセットで、Windows98Beta3以降のリリースですが、ちゃんとサポートされています。正常に認識されていないドライバは一切無く、一発で完全に成功です。したがって、マザー付属のバッチ等は一切あてていません。
一発成功の原因として以下の項目が考えられます。
 ・前回(TXチップセット+K6/233)のインストール時に問題となった原因はすべて解決済み。
 ・ISAバスの拡張カードは1枚もない。全てPCIバスになっている。
  前回はISAバスカードのリソース割付に非常に苦労しました(PCIステアリングの問題)


4. 問題点
 基本的内容はWindows98プレビュープログラムでレポートしてあります。但し、CPUのパワーアップ分、OSの重さは余り気になりません。アニメ等の機能も違和感無く使えます。


5. 感想
 感想といっても、個人的偏見にとんだ内容で言うなら、こんなとこでしょうか。現在のハード環境で言えば、Windows98は色々な意味で満足できるでしょう。ただ、Windows自体が今後WindowsNTと統一される事を前提として考え、今回のバージョンアップをバグ修正と最新ハード対応と限定して感想を述べるのが正しいでしょう。自作派の方々のように常に最新ハードを求める方々には朗報と言えるWindows98。実際に新しく追加された機能は興味をそそる内容にあふれています。しかし、やす坊の実験ではISAバス拡張カードや、古いソフトで一部問題が確認されています。自分の力でOSアップグレードをすることに不安のある方はしばらく待ったほうが無難でしょう。
ところで、Windows98の発売日にはまた大騒ぎするのでしょうか?やす坊は新しいもの好きですが、販売品と大差なければやすくなってから買います。