ビデオカードのOverClock

更新日 更新内容
1998年**月**日 1. FEXT'97PLL試験テスト
1998年07月28日 2. FEXT'97PLLを常用する




1. FEXT'97PLL試験テスト 1998/**/**

1. メルコ WGP-VG4DXをOverClockする。
  

2. 水晶発振子を除去し、かわりにFEXT'97PLLを接続します。
 写真中央部の銀色の部品が水晶発振子です。(周波数は14.318MHz)
  

3. 改造の終わったビデオカード
  

 結果は、16.4MHzまでアップ出来ましたが、画面の安定性から15.8MHzが実用限界でしょう。テキスト画面のみ(DOSモード)であれば、22.4MHzまで上げることが出来ました。それ以上に周波数を上げると、文字が化けてしまいました。
  

HDBENCH Ver2.560 (1024*768フルカラーでテスト)
  ノーマル 16.4MHz
ビデオ:短形 9169 10512
ビデオ:円 5716 6017
ビデオ:テキスト 4889 5519
ビデオ:スクロール 33 38
ビデオ:DirectDraw 7 7




2. FEXT'97PLLを常用する 1998/07/28

ハード構成(1998年7月28日現在、WindowsNTインストール環境

CPU Pentium2/350MHz B80523P350512E SL2SF 2.0V 98110373-0196 MALAY FSB103MHz×4.0=412MHzで使用
マザー ASUS P2B改(リミッター解除)
メモリ SD-RAM 128MByte PC100対応 + メルコVSF-64M(PC100非対応)×2 合計256MByte
ビデオ メルコ製 WGP-VG4DX(S3VirgeDX、4MByte)
 ドライバはメルコ製ではなくS3社製ドライバ(Version 4.1024.323.0009 for ViRGE/DX, /GX, /GX2.)を使用。
 NT環境では純正ドライバの方が早いが、カノープス社製ビデオキャプチャでのオーバーレイ表示が出来ない。
その他 AHA-2910B、SC970、PowerCapturePRO、IDE-HDD(6.4GByte+1.2GByte)
FEXT'97PLL(1998年1月に購入)

1. FEXT'97PLLをメルコ製WGP-VG4DXに接続します。
 PLL部分はゴムタイプの両面テープで貼りつけます。ゴムタイプの両面テープは、クッションがよく、部品や半田の凹凸を吸収して  接着が非常に簡単に出来ます。
  

2. PLL部分拡大写真です。
 元々付いていた14.318MHzの水晶発振子を半田ごてで温めて除去し、原発乗っ取り式で接続します。
  

3. コントローラ部分です。
 各パーツの分解が容易になるよう、コネクタでPLL部分へ接続します。
  

4. コントローラ配線用の穴加工を行います。
 3.5インチベイのブランクカバーの底面を丸ヤスリで削り、配線を通します。
  

5. コントローラをケースに取り付けます。
 本来であれば、5インチベイにでも組み込みたい所ですが、空きベイが無い! よって、ケース正面に取り付ける事とします。取り付は、ゴムタイプの両面テープで行っています。
  
 さあ、改造完了! 配線チェックをして電源を投入。でも、何かおかしい。HDDが動作するたびに画面が歪んでしまいます。どうやら、5V電源の安定度が悪い様です。前回の改造時は問題無かったが、消費電力増加による問題か、そもそも5Vの安定度が悪い電源なのか? いずれにしろ、このままでは実用に耐えれません。

6. コーセル製 LCA10S-5 (5V2A電源)
 外付けタイプのMOを内蔵に改造した際の、余り物を利用。これで、電源の安定度の問題は解決! 写真では分かりにくいですが、ビス1個で固定出来る金具付きです。
  


【感想】
 CPUのOverClock用に購入したFEXT'97PLLですが、余っていたので思いきってビデオカードに接続してしまいました。元々、遅いカードですのでOverClock効果はあまり期待していませんが、個人的には自己満足