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1.OverClock Report for Windows98Bete3　1998/05/22

　マザーボードのベースクロックを100MHzから、103MHz、112MHzへ変更して見る。結果はすんなり112MHz×3.5倍の392MHzで動作しました。詳細、ベンチマーク等は情報ライブラリに記載してあります。
　　




2.OverClock Report for Windows98Beta3　1998/05/22

　倍率リミッターを解除しましたので、様々な設定でチャレンジしましたので結果をまとめます。

ハード構成（1998年5月21日現在）

CPU PentiumⅡ350MHz
B80523P350512E SL2SF 2.0V 98110373 MALAY
マザー ASUS P2B改
　倍率リミッター解除済み
　コア電圧を可変出来るように改造済み（1.80～3.5Ｖ可変可能）　テストは2.0Vノーマル
メモリ SDRAM 128MByte PC100対応メモリ　合計256MByte
その他 AHA-2910B、SC970、WGP-VG4DX、PowerCapturePRO、IDE接続HDD（6.4GB+1.2GB）


1. FSB、倍率設定の組み合わせによる動作状態

FSB 倍率 CPU Internal PCI Bus clock 動作状態
133MHz 3.0 465.5MHz 　 正常に起動。動作は安定
3.5 400MHz BIOSすら起動せず
112MHz 3.5 392MHz 37.3MHz 正常に起動。動作は安定（倍率リミッター解除まで常用）
4.0 448MHz Windows起動時、空風景BMP表示後にリセット、またはハング
4.5 504MHz BIOSすら起動せず
103MHz 4.0 412MHz 33.4MHz 正常に起動。動作は安定
4.5 463MHz BIOS起動後にハングアップ
100MHz 4.0 400MHz 33.3MHz 正常に起動。動作は安定
4.5 450MHz Windows起動時の、空風景BMP表示後にハングアップ
83.3MHz 5.0 416MHz 41.65MHz 正常に起動。動作は安定
5.5 458MHz BIOS起動後にハングアップ


2. 安定動作する組合せでのベンチマーク
HDBENCH Ver2.560を使用して測定しました（1024*768フルカラーでテスト、3回測定の平均値）

CPU動作クロック 133MHz×3.0
400MHz		 112MHz×3.5
392MHz		 103MHz×4.0
412MHz		 100MHz×4.0
400MHz		 83MHz×5.0
416MHz
PCIバス周波数 不明 37.3MHz 33.4MHz 33.3MHz 41.65MHz
CPU浮動小数点 20236 ×19828 ○20846 20280 ◎21072
CPU整数演算 25556 ×25043 ○26324 25609 ◎26574
メモリ 21242 ×20713 ○21710 21117 ◎21722
ビデオ短形 ◎9199 ×9182 ◎9199 9198 ◎9199
ビデオ円 5284 ○5378 ×5252 5263 ◎5639
ビデオテキスト 4898 ◎4904 ○4902 ×4730 ○4902
ビデオスクロール 33 33 33 3 3
DirectDraw 7 7 7 7 7
HDD-Read ◎8248 ○8056 7991 ×7762 7933
HDD-Write 4681 ○4715 4610 ×4609 ◎4720

Superπ Ver1.1を使用して測定しました。

CPU動作クロック 133MHz×3.0
400MHz		 112MHz×3.5
392MHz		 103MHz×4.0
412MHz		 100MHz×4.0
400MHz		 83MHz×5.0
416MHz
PCIバス周波数 不明 37.3MHz 33.4MHz 33.3MHz 41.65MHz
１０４万桁 ○4分47秒 5分02秒 ◎4分45秒 ×5分03秒 4分54秒


3. 考察
　HDBENCHでは、全般的に83×5.0が強いです。これは、PCIバスクロックが通常33MHzに対し、42MHzと高く、CPU動作周波数も一番高い値となった事から推測すれば当然の結果とも思えます。しかし、Superπでは、103×4.0が最高値をマークしました。やはり、外部バス83MHzでは、全体のパフォーマンスが下がってしまうのでしょうか？


4. 結論
　個人的には、外部周波数、CPU動作周波数共に高速化したいのであえて103MHz×4.0を選択します。Superπの結果も考慮していますが、単に83MHzより103MHzにしたい！といった理由ですね。


5. WCPUID
　左：103MHz×4.0、右：83.3MHz×5.0