1.ASUS A7V KT133Chipsetsの冷却 2001/01/29

1.やっぱり熱い!
 ASUS A7VにKT133マザーのチップセット冷却は話題を呼んでますね。元々FSBを上げる事が困難なKT133ですが、冷却をしっかり行えば若干の耐性アップが期待できます。一部メーカの製品はファン付クーラーを搭載していますが、A7VはBXマザー時代からの情けないヒートシンクなので、さっさと交換する事にしました




2.山陽製チップセットクーラー

1.取付け
 説明は不要でしょう。有名な山陽電機製のチップセットクーラーを熱伝導両面テープで取付けます。純正よりは冷える気がしますが、今一歩の効果です。しっかりと密着していないのでしょうか?それとも、KT133の発熱は想像以上?




3.自作チップセットクーラー

1.満足できん!
 満足出来る結果が得られない時は、さっさと自作しましょう自作しましょう。^^;
山陽製チップセットクーラーの効果が予想外に低かった原因として、KT133の発熱は想像以上に多い事が考えられられます。大型クーラーに交換するのが確実ですが、CPUクーラーとの干渉問題もあり、干渉しない最大サイズのヒートシンクに風量の多い小型ファンの組合せで製作します。


2.ヒートシンク
 サーマルコンポーネント社製のHDD用クーラー、7EX50X80を干渉しないサイズにカットしました。
80mm幅*50mm長さ*7mm高さのHDD用ヒートシンクを65mm幅にカットし、取付け穴を開けます。実際のサイズ決め、穴あけ位置はマザーに装着しながら現合で行いました。
  


3.ヒートシンク固定ピン
 純正ヒートシンク固定ピンを流用します。本当は樹脂ビスを使って強固に固定したかったのですが、M2.6の樹脂ビスが入手出来ませんでした。入手可能な方は是非トライしてみて下さい。
  


4.取付け
 純正の固定ピンを使用したので、取付けは簡単です。ヒートシンク面積を極力大きくする為、コンデンサを避けて取付けるようにしました。斜めに取付けられているので見た目は悪いです。^^;
  


5.ファンの取付け
 手持ちのジャンクファンの中から風量が多い物を選定して使用しました。ファンの詳細は不明です。ヒートシンクに密着させると空気の流れ道が無く、効率が悪いので5mmのスペーサーを挟んで固定します。ヒートシンク側のフィンをペンチ等で傾けてM3ビスを囲い込むようにするとタップ加工したかのように固定できます。
  


6.完成
 大型CPUクーラーと干渉せずに取付ける事が出来ました。風量が増えた分冷却効果は高いようですが、ちょっとうるさいですね。うーん、OCマシンの静音化にトライしようかなあ。