2007年 六月の会 6/2〜3
ファミリーキャンプ・森林体験に参加の皆さん、お疲れさまでした。

「さぁ、一度深呼吸してみましょうか?」
森に入ったファミリーたちへのセンター所長からの第一声は
こんな感じだったでしょうか。
フィトンチッドにマイナスイオン。森の中って気持ちいいでしょ!


 

間伐初体験。倒れる木に「おおおぉぉー」
若いお父さんやお母さん、子供たちの歓声が森の中にこだましていました。

「せぇ〜のぉ〜」
ロープをかけ、森林ボランティアのメンバーとで力を合わせて安全な場所へ移動。
一家族一本の間伐材はクラフト用にそれぞれ加工していきました。

     
 

ヒノキの皮剥き。
竹のヘラで切れ目を入れた後、引っ張るように剥がしていきます。ヒノキのいい香りがあたり一面漂います。

「いやぁ〜ツルツルやわぁ〜」の子供たちに
「なめてみぃ〜、甘いでぇ〜」そばで見守るボス、満面の笑み。

     
 

「こっちやろ〜」「あっちやでぇ〜」
木の上部で枝がかかったりしてうまく倒れなかった木はみんなで作業。

立ち枯れした松の木だと思うのですが・・・。
倒しておかないといつ倒れて来るか分からないので危険なのです。

     
 

間伐作業のサポートもひと段落ついたところで、我がメンバーたちの夕食の支度。流しソウメン用のトユ作り。
つゆ入れや箸まで各自自作。
ウマイ、ヘタではなく伊賀ボラらしく手作りが楽しいってこと。

布袋さん、竹の調達ありがとう。

     
 

今回の夕食は流しソウメンに煮込みローストビーフ、サラダ、スウィーツ。
和洋折中。こりゃ、ミスマッチかと思いきや美味しかったんでしょう、完食しました。

夜半には今回参加の一家族も参加しての和気あいあい、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

     
 

二日目、何かと作業するのにあったら便利と石釜前のスペースに対面ベンチ作り。

いずれはテーブルも追加したいですネ。

     
 

五月の会での防獣カバーは健在でした。
植林した広葉樹もせまい空間ながらも元気に成長を続けているのが見て取れました。

頑張れ!若苗。

     
 

シカ除けネットが張られたクヌギはしっかり下草を刈られて競争相手がいないものだからのびのびと枝葉を伸ばし、陽光をいっぱい受けて成長していました。

植物って、人間が上手に手をかけてやるとこんなにもすくすく育つものなのですネ。

何事も愛情たっぷりが大切ってことやね・・・。

     

 

今回の伊賀ボラ例会『六月の会』は

ファミリーキャンプ・森林体験の参加者へのサポート役でした。

今回、新しい人たちとの関わりは自分たちが初めて木を伐った時の感動を

思い起こさせ、改めて気持ちをリフレッシュすることが出来ました。

森林体験参加者の方々はいかがだったでしょうか。

楽しみながら森を知り、森と関わる。

私たちは長く、そんな風に活動してきました。

みなさんもどうでしょう、一緒に活動してみませんか?

未来を担う子供達のために、きれいな森を残す手助けをしてみませんか。

<伊賀森林ボランティアサークルメンバー一同>

 

おっつかれさ〜ん。

いろいろと楽しかったですネェ。

まだまだ楽しくなるゾォ〜。メンバー諸氏、しばし夏を待て!