| 備考：名家の一人娘で、幼いころから家を継ぐものとして厳しい教育を受けてきた。唯一の心の休まるときは病弱な母と一緒にいるときだけだったのだが、彼女が成人した時、父が勝手に決めた結婚を止めるために無理をしたため、その半年後に死亡した。母の死により結婚は取り止めになったが、その事が原因で誰にも心を開かなくなってしまい家を飛び出した。彼女が手にしている槍は母の形見で家に代々伝わ「青竜の槍」と呼ばれるもの。母の命日になると一人で槍を見つめ泣いている。風紀隊には、目的も無くさまよっている時にその才能に目をつけた天徒会会長の「あなたは大切な人を失う悲しみや辛さを知っている。あなと同じ思いを他の天使達にさせないためにも、あなたの力を貸して欲しい・・・」と言う言葉で入隊を決心した。彼女の素性は天徒会会長以外に知る者は無く、一切が謎に包まれている。感情を表に出さず口数も少ないが、自分のすべきことは完璧にこなすので隊員からの信頼は厚く、その華麗な身のこなしは女性隊員達の憧れの的である。数百年前に父が再婚し自分に妹が出来たことを天徒会長から知らされた時、自分には関係無いと言ったが自分と同じ運命にならぬようにまだ見ぬ妹を心配している。 |
