夏の渓流  2004.7.2

フライフィッシング復活宣言もむなしく、なかなか渓流に行けません。夕方だけの釣りでもいいからと駒ヶ岳の麓(高遠)まで出かけた。夏になった渓流の明るい内は何も反応がない。アイスクリームを食べながら夕方を待った。
日が傾いてくると堰堤のイワナの食事時間です。モンカゲロウがポツポツと羽化していく。バシャ、バシャと食べられます。しかしフライには見向きもしません。回りがかなり暗くなってきたら、やっとフライにも反応するようになった。そしてとうとうモンカゲロウに似せたフライにいいサイズのイワナがかかった。
やった!と喜んでいたのもつかの間、ラインの先がふっと軽くなった。なんとイワナは逃げていってしまった。それ以降フライを見にきても口を使うことは無かった。結果ボウズ!かようにフライフィッシングとは忍耐の釣りです。でも渓流にいるだけでもいい気持ち。