内地舶来の身でそこは、危険に違う。歩くも何も、真面目でない。見透かしたかのように、足下が柔に滑り出していく。朝が主であり、夕は海の中から磯辺へ。風土変わりはしない、固定な失望的商店から、味もなくパック。今夜二度目の調度品は安らかな客体。落ち着き、そして、日々を取り繕っている間に、灯は消え、読書灯やらでパック&デイリー。いや、でも、誘われるままに、なお語らわれる場へ。 足も洗わずに到着した夢は、これから造らなくてはならない。頭から出てくる無毛多々は、決まるに至らない。ダメであり、そっと眠るには等しくないと。 いざ、ブリキ仕立ての缶コーヒーから言葉が繋がる。自力ではない共通が的を得られてしまった。すぐに対岸よりも、言葉が入り、じきに倫理オーバーな盛んコモンになっていた。説明とは、気楽に入りそして細胞に蓄積されていく。無いものを持ち、実はそれが興味なのだけれども、深入りさせられない、冴えないモーションより、時間がぐ。いつのまにか、自分とは、自分だけの空間になっていた。繋がりから派生し、地方からの侵入に対し、焦って感じ取ることが出きる。語らう空間は、人生がなすべきことを、今にいたって、あまりに身近に編まれている。 やはり、境遇が変わらなくあり、一つの求めるべき存在を除いて、奇妙であることは間違いない。ある一つに至っては、コモンタイムが噛み合い、縫合し、凛と感情を思うものであった。齟齬何もなく、引きつけられるままに、そっと、大呼吸置きながら、進みゆく北轟。
うっすらと明るい光に答えたのは、耳に障った汽笛。ふらっと着いた先、厳しく、話す言葉が理解できていいのかと、体が締まる。なんだろうか、収束しまた拡散し行く一点が、一つの固定的な遺産に拠られる。もう、見ることの無いであろう予感と、空が今一度結びつける偶然。しかし、この時はゆくりと、一人になり、無い先を求める。
重く、静まりつつある脳との懇談で、それでも終着する憂いは、油っこい朝御飯で、無理に刺激される。時間の先で、何をするのか理解に苦しむ間で、体だけが、獣靴にまかせられた周辺に反抗し、小さなセパレートで暖めている。見えた先、感づいた先の、ローカル雪面。進むまいか、進んだとしても、糧ではなく、待つのも嫌。
けったいな夢を、頭を裂く彫刻で側と相手を空回りして、はっきり言えなく、記憶の彼方に。夢を見ればよい時間合間の余計な銀色。抜け目が無く停車できないまわりの風景。遊ぼうにも、オヤジの人生論から、髭剃り野郎。地元であるはずがない学生服でも良き腹を抱えて、逃げ出して、気散らかして、這いたく、。 懐かしく思うべき地方も、ここの合理的仕組みに変わった世界の予感が果てない。凍てつく筈の寒さにも、笑って団子とかいっていられる幼稚園の先生に、熊のスリッパからは思えない胸厚なこと。前に観てから変わっていない、出身との類似に、「でも白はない」と確認する。垂直に延びるは、冷ややかに零度と示している。足下には、理解できる範囲の泥沼的予感がして、まだこれから先の災難に出来るだけ備えようと人の足元ばかり見ている。しかし、如何せん気持ち悪い身、ふと横にある何処にでもある機械の塊から、煩さと、虚しさと、豊川稲荷が囁きあっていたり。 論理とか欲望とか混ぜ合わさった薄暗さに、どうしてもこんな変態な企画を生み出しまくって、それとも見学したいかもしれないけれども、そんなこと言っていられる年齢でもない。再び引き返して、廃れきった街中市場から余計に寒い零下ほどの心底を察する。 相容れないままそこは突き当たる。あまり気にもしないで地下から、湯気から、タイヤに早変わりして、昔から、ホントはたくさん、全文、乗ってしまいたい願望があるのだけれど、僕としては、足が勝手に、前と同一犯を繰り返していた。外にでてから、上から覗く怪しい膨らみと、気付かない膨らみと、あっという間に止め。改札から、緩み無く適当に整理券を探り、席も見あたらず、待っている。……どうやらなんだか、呑み過ごしてしまい、ちょっと寒いなぁとぼやいていながらも北上し、それは三年前とはちがっっている、と、判るまい現状。どうしようもなく、ただ北に向かって、ここは、南の三十何条とかいう地名を頼りに、北。 見える暗さと、怪しいビデオショップと、頼りない手袋と、通り過ぎるBUSBUSと、滑っては如何と氷と、なかなか減らない条と、決まりの悪い薄靴と、もう側から終わらせたいと感じたくもなるわけだ。しかし、そこはこんな土地から得る快感という物、いつものまにか、必要なのか、必要になってきた、路上電化通り過ぎ、そして、碁盤である筈まで、戻っていき、登ったら素晴らしい筈を、下から見下ろし、危険なまでに精神的に壊れているまま、嘗ての、大通的な、セントラルパークに見えた卑猥な、時間に酔ってさらにきめの細かい心情。 このまま倒れるにもどうしてもやっていけないであろうことに、そうとうな探索から、でも勇気がないのか、いや、ただ気分が乗らないであろう、迂回にどれでもいいから的思想を介して、結局の蕎麦。奮発して山菜とは、これも栄養付けなくては。察して、回転でも探しきれていない。 どうも耐えられないまま、旭テルとテレビ吸入で、素っ気なく我が身のルーン。後ろの道取っておかねばならない量を、束ねるのも重っ苦しくて、薄くて、喉いたそうに、まぁ、豆球。
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