鹿児島・天草ツーリング(03年 3/24〜31)
菜の花に囲まれた開聞岳と太平洋戦争中の特別
攻撃(特攻と略されることが多い)に
関する史料館のある鹿屋、知覧、加世田に、一度、行かねばと思っていた。
それに、枕崎の魚も食べたかったから。
3/24(1日目)
ハンターカブで行くか。BMWで行くか。
最後まで悩んだが、ブラブラ行くことにして、ハンターカブの出動。
しばらく天気も良さそうだし、いつものように予定も立てず、昼頃、フェリーだけ予約した。
まあ、いつもは、一等で行くけど、一度、経験だと考え(コストダウンかな)、二等寝台にした。
そして、鹿児島県のHPから情報を収集。
午後4時半頃、雨だったけど、大阪南港・カモメ埠頭に向かって出発。
5時過ぎ、ブルーハイウエイライン西日本のサンフラワー「さつま」に乗り込む。
速攻で入浴した。6時、出港。その後、寝台でゴロゴロしたり、船内をブラブラ。
就寝時間になったが、下段の太ったオヤジのいびきや、廊下を歩く人のペタペタ音で、
完全な熟睡とはいかなかったなあ。やっぱり、二等寝台は、旅の最初としては、失敗だ。
本日の走行10 Km
★読む人は、地図のご用意を。
3/25
(2日目)
朝、予想通り、見事な快晴。志布志港に着岸。
9時前に、フェリーから出発。
R220、満開の桜を見ながら、快適な海沿いの田舎道のR448を走り、
10時頃、鹿児島宇宙空間観測所に到着。入り口で、パンフレット、許可証をもらう。
実験中のため、一番大きなロケットのあるM台地へは、行けなかったのが残念。
でも、パラボラアンテナなど、大きなモノがあって、面
白かった。
R448、R269をグルッと大回りして、鹿屋に行くしかないと思ってた。
けど、郵便屋さんが遊んでると誤解して、声を掛けてきた地元の人に
、新しくできた
国見トンネルを教えてもらう。このトンネルは、鹿児島県で一番長いトンネルだ。
いやー、かなり時間短縮できました。おじさん、ありがとう。
12時過ぎ、鹿屋航空基地史料館に入館。ここは、自衛隊の基地内にあるので、無料。
長年教育を受けた人のチェックをかいくぐり(たぶん、県内の人かを見た目で区別
してるだけ?)、
受付の制服で身を固めた女の子から、パンフをもらう。
2Fは旧海軍に関する展示、1Fが自衛隊に関する展示だ。
特攻隊員の遺影や出撃の直前に書いた文(課題と書いている人もいたぞ。)があった。
みんな、勇ましいことを書いていた。ここからは、908人が出撃した。
写真撮影は禁止で、ゼロ戦だけは可だった。子供の頃に、プラモデルを何機も
作り上げた僕は、感激のあまり、写真を撮りまくってしまった。
目を盗んで、操縦席に乗り込んでみようかと思ったが、自粛した。
1時半頃出た。特攻慰霊碑に寄り、R220を桜島に向け出発。
R224に入って、3時過ぎに桜島港に到着。観光案内所で宿を紹介してもらってから、
桜島を一周。湯の平展望台にも寄った。何度か来たことがあるので、まあね。
噴火もしてなかったし。
教科書で有名な埋没鳥居も見た。これは初めてだったので、ちょっとビックリ。
ここでも郵便屋さんに間違われて、地元のおじいさんに話しかけられたが、
言葉が全くわからなかった。前に来たときも民宿のおばさんと意思の疎通が、よくできなかった。
方言が失われているけど、やっぱり良いね。子供や女の子が話したら、無茶苦茶可愛いもんな。
TVも地元向けの番組は、方言でやればいいのに。
標準語なんて、日本には本来存在しない、つまらん言語だからなあ。
5時半、本日の宿、マグマ温泉「さくらじま荘」に到着。
ここは、温泉がサイコーだった。ちょっぴり、塩味で褐色(酸化鉄?)、とても温もった。
もちろん、焼酎のお湯割りを飲んだ。10時頃就寝。
本日の走行172 Km
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