捨てられた少女

 

 立倉マンションのオーナー、立倉一志が「それ」を発見したのは今月の第二木曜の朝だった。

 立倉マンションのゴミ集積所、山積みになったゴミの一番上に…7〜8歳くらいの少女の遺体が遺棄されていたのだ。
 彼は、その少女が7階の住人、田中さんの娘である事を知っていた。

 彼はどうしたか?

 すばやく周囲に目を走らせ、誰も見ていないのを確認すると、少女の遺体を抱き上げ、マンションの一階にある自分の部屋へ駆け込んだ。

 全ての窓とブラインドを閉め…ベッドに放り出した少女の方を見た。

「瑠璃子ちゃん、少し顔色が悪いよ。」と言って口の端に笑みを浮かべる。
 そして少女の服に手をかけ…そこで一瞬動きを止める。といっても、これから自分のやろうとしている事にためらいを感じた訳ではなく、単に考えをまとめただけの事だったが。

 結局、少女のブラウスの下から二つめのボタンだけを残して全て外し、左肩をはだけさせる事にした。それによって少女の左胸があらわになる。

 乳首に軽く口づけした後、スカートをめくり、パンティをひざまでずらし…。


 捨てる神あれば拾う神あり。
…立倉の歪んだ悦楽は、まだ始まったばかりだ。

さらに別のバージョンへ…。

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