
EPILOGUE
'98.3.18(WED)
さぁ、卒業式。この教習所をずっと取材しているという朝日新聞の記者の方が取材に来ていて、いろい
ろ話を聞かれた。個人的に話すことができたから、自分が思うことを存分に言っておいた。別に悪いこと
を言ったわけではなく、本当は自宅の近くの教習所に通って免許を取りたかったとか、こういう施設も必
要だと思う…みたいなことを話しただけだけれど。あと人の目が気にならないかと聞かれた。そんなこと
を気にしていたら(そりゃ気になる時もあるけど)、やっていけないよ。まぁこれにも思うまま答えた。
卒業式の後は記念だということでお世話になった教習者を前に写真を撮った。
明日はいよいよ学科試験。頑張るぞ〜。
'98.3.19(THU)
さぁ、学科試験。模試よりも簡単な問題が多かったように感じた。結果は…合格!!
午後になって、先生が平針に免許を取りに行って来てくれた。しかしっ、渡された免許は普通にもらえ
るカードサイズではなかった。どうやら平針で手続きをしないとまだ大きいサイズということらしい。
ちょっと残念。でも念願の免許を手にした!ついに…。
…と長い日記でしたが、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
98年に免許を取ったといっても、肝心の車がなければ、自由を手にしたとは言えず、この後車選びに奔
走した。名古屋や東京の福祉機器展を回って、福祉車両を見ているうちに、アメリカのライコン社のリフ
トを取り付けてくれるニッシン自動車工業という会社の方と出会うことができた。このリフトは自分で運
転する人用のリフトで、条件さえ合えばどんな車種にも取り付けることができて、車を買い換える際にも
積み替えができるというものだ。で、うちの財政のことも考えて、車は軽四のホンダ・アクティースト
リートに決定。これは後部座席がフルフラットになるのが特徴。改造にも時間がかかり、納車されたのは
99年の3月、結局免許を取って1年後ということになった。
現在は、毎日の通勤を中心に運転をしている。もちろん安全運転を心がけて…(苦笑)。休みの日にも
ちょろちょろと出回っている。今の課題は駐車場が遠くて、自分で車まで行けないこと。次の問題はこれ
かなと思っている。
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