北海道ツーリング(05年 7/20
〜 8/5 )
7/31(日)(12日目)
朝7時過ぎに起き、これまたおいしい朝食をいただき、
北海道の師匠との写真を撮ってもらい、9時10分、出発。
R241,R236(広尾国道)を南下。
このころになると、抜かされるのが鬱陶しくなってきて、スピードを出していた。
だから、 旧幸福駅を通り過ぎたけど、やっぱり行っておかねばとUターンした。
駅のホームで写真を撮ったりして、10分ほどで再出発。
R236をひたすら南へ。
豊似でR336にスイッチ。
11時過ぎに広尾で、久しぶりに海沿いに出る。
ここから、走りたかった黄金道路だ。
海岸近くを走っているので、波を被ることもあるそうだ。
また、トンネルも多くあって、中が寒い。途中でトレーナーを着た。
曇ってたし、ガスってたんで、ムチャクチャ雰囲気があった。
庶野で道道34にスイッチ。
道沿いに寒村があるといった感じだ。
霧で、視界がほとんど無い中、12時過ぎに、襟裳岬に到着。
60メートルの断崖らしいが、ほとんど見えなかった。
まあ、いいけど。
お腹が減ったんで、土産物屋の奥の食堂でツブ貝の入った えりもラーメン(800円)を食べた。
全然、期待していなかったが、結構、うまかった。
濃霧の中、1時に、来た方とは逆の方向へ出発。
途中、雨が降ってきた。
R336(襟裳国道)を北西へ進む。
サラブレッドで有名な浦河町に入り、浦河馬事資料館を見学。
浦河町は、五冠馬(?)シンザンを生産したところだ。
競馬には全く興味はないが、せっかくだ。
ウマの剥製や、骨格標本が大きくて、ちょと不気味だった。
シンザンの父の心臓の標本があった。やっぱり大きいな。
ちなみに、すべてのサラブレッドの血統は、300年前のたった3頭から始まっているそうだ。
ビックリだ。
隣にあった、小学校の校舎を改造したであろう浦河町立郷土博物館にも入った。
30分ほどで出発。
R236との交差点、手前右にあるGSに入ろうと右折車線に移ったら、
何と追い越しをかけてきている車が、僕の右横スレスレを通
過していった。
危うく引っかけられるところだった。交差点で追い越すとは、非常識にも程がある。
まあ、こっちがケガをするだけなんで、「こんなヤツもいる。」と気を引き締めないとなぁ。
R236(天馬街道)に入った。
サラブレッドを生産している牧場の中を突っ切る道だ。
ついでだから、JRA日高育成牧場にも寄った。
きれいで広大な牧場に、馬が放されている。のびのび育つはずだ。
馬の牧場は、牛の牧場と違って広いし、牧草(芝?)がきれいだし、なんと言っても清潔で、全然ニオイがしない。
このあたりから、雨が降り出してきて、間もなく土砂降りになった。
前がよく見えないくらいだ。
高度も上がってきて、いやー、もう大変だ。
豊似に出て、北上、今度は雷まで発生だ。
まさかとは思ったが、平地なんで、近くの防風林に落ちないかと冷や冷やもんで、
生きた心地がしなかった。
R236を、ひたすら北上する。
忠類村でナウマン象も見たかったが、そんな余裕はなかった。
しかし、だんだん止んできて、帯広近くになると、曇ってはいるが、降った形跡もない。
だが、やっぱり、帯広市内に入ると、雨が降ってきた。
今日は迷うことなく、
6時に、トイピルカ北帯広ユースホステルに帰り着く。
レインウエアのジャケット、BMWのカバーパンツ、レイングローブを干す。
BMWカバーパンツは、ズボンの上からはけて、サイドのジッパーで簡単に脱げるというものだ。
ヒザパッドもついていて、防水だし、いいもんだ。
GWのゴアテックスレイングローブは、数回しか使っていないのに、
もう水が浸透してくるようになった。前のもそうだったが、性能が低いなあ。
次は別のメーカーのものを買わないとな。
夕食後に、オーナーに、簡保の宿・十勝川に連れて行ってもらう。
ここの温泉は、ケイ酸が多く溶けている、日本唯一(?)の植物性温泉らしい。
まあ、石炭が近くで採れるんなら、さもありなんってとこか。 雨中の激走の疲れがとれた。
今日は、部屋に僕一人なんで、落ち着くな。
11時過ぎには、寝ていたような。
本日の走行距離 329 km (予想したより距離があったなあ。)
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