北海道ツーリング(06年 7/19
〜 8/4)
8/4(金)(17日目)
疲れていた割には、早く目が覚めた。
昨日コンビニで買っておいたパンで朝食を済ませた。
やることがないんで、船内をブラブラ。
聞いたところによると、乗船率は、50 % だそうだ。
100 %やったら、風呂に入ったりとかは、大変やろうなぁ。
10時半、フェリーでの一大イベント、姉妹艦の「はまなす」と行き違う。
もう一人の自分が、今、目の前を行く「はまなす」に乗ってるような不思議な感覚におそわれた。
直前に双発機が、船をかすめて飛び去った。
風呂に入ったり、落ち着くフォワードサロンで過ごしたりで、ボーッとしていた。
昼食は例のごとく、シーフード・ヌードル(大)だ。
おやつに、北海道ソフト・クリームを食べようと楽しみにしていた
(フェリーの中は楽しみが少ない)が、入浴中に売店が閉店してしまっていた。
不覚。
船の中は、往きの「はまなす」の方が、楽しかったなあ。
乗組員のコンサートがあったり、愛想も良かったような気がするもん。
夕食は、バイキング。
自分の取ったものをテーブルに置き、お茶を取り、戻ってきて、さあ食べようと思ったら、
「そこ、僕のテーブルです。」と声をかけられた。
完全にボケとる・・・。
気を取り直し、食事をしながら、窓から外を見てみると、上の後部甲板に外人サンがいた。
おかしいなあ。あそこは立ち入り禁止のはずやのに・・・。
上の後部甲板の側面は、即、海に面している。
だから、簡単に海に飛び込めるから、開放していない。
食事を終えて、後部甲板に出ると、上の後部甲板に上る階段を、みんな上って行っていた。
たぶん、階段にかかっていた鎖を、誰かがはずしたんや。
僕も、知らんふりして、上って行った。
側面の壁がないんで、開放感一杯。
おかげで、いい夕日の写真が撮れた。
でも、やっぱり、「すぐに降りてくれ。」と乗務員が言いに来た。
つかの間の、自由だった。
8時45分、着岸。
車両甲板で、下船の準備をしていると、厚岸の道の駅で、お会いした GL 1500
のお二人もいたんで、挨拶した。
お互いに補助しながら、巨大な GL の向きを変えていた。なるほど。
そして下船。
9時、出発。
しかし、まだまだ、気を抜けない。なんと言っても僕のバイクは・・・。
R27、R173を走った。
でも、時間がかかる。
チンタラ走るのがイヤになってきたんで、気が重いが、池田で阪神高速にのった。
やっぱり、エンジンブレーキとリアブレーキだけで、阪神高速を走るのは、無謀だった。
けど、なんとか、11時半過ぎに、市内の自宅に、無事、到着。
本日の走行 126 Km (気疲れしたぁ。)
総括
とうとう、北海道を制覇した。
今回だけでも、ほぼ一周したことになるし、北海道で行きたい所は、ほとんど行ったね。
天気にも、とても恵まれた。雨でカッパを着ていた合計時間は、ほんの数時間だろう。
おかげで、昨年、天気が悪かった所も、今年は、景色が楽しめた。
しかし、のんびり行くつもりが、やっぱり、走りまくってしまった。
走りやすくて、良い道が多いので、つい・・・。
まあ、いいだろう。しかし、なんとかならんもんかなあ。
そして、考えていたとおり、BMWは、北海道でも本領を発揮してくれた。
荷物をたくさん積んでいても、安定してるし、気をつかうこともない。
完調ならばね。
けど、やっぱり、コストはかかった。
消費したガソリンは、ハンターカブで行った時の3倍。しかもハイオクだ。
僕の食べる分が、バイクにいってしまった。
それに、フェリー代の差額も大きい。
だけど、余裕を持って走れるし、距離も稼げるので、仕方がないなあ。
2回目なんで、前回ほど感動することは、なかったけど、
他所と違って、スケールが大きい北海道でしか得られないことばかりである。
だから、北海道は、何度行っても楽しめる。
また、行きたいなあ。
今度こそ、ゆっくりツーリングにしたいなあ。
今回も、一番大変だったのは、旅行記をまとめることだった。
しかも、前回よりも時間、労力がかかり、かっなりたいへんだった。
だいたい、旅行記を書こうという気力が、薄れてきたからなあ。
書き終えた今は、夏休みの宿題を終えた子供の心境だ。
全走行データ
総走行距離 | 4629 Km |
消費ガソリン | 279.64 L |
燃費 | 16.55 Km / L |