渡刈村の医学生が見たB-29撃墜事件メモ |
見学記念として取得した物について説明する、 取得物はジュラルミンの破片、赤い布製の袋など、 医学生・彼が訪ねたのは撃墜2日後で、近郷の多くの方が弘法さんのお参りの行列のように”そだめ”をめざしたと伝えられ、 残骸は軍が近くの畑へ運び出し残骸の山がいくつも出来たという村人の確かな証言がある、
AI 翻訳でおさらすると、
これらの内容は、搭乗機が被弾、故障などで太平洋着水時にB-29乗員を救命するために
使う装備品を入れた袋に書かかれた操作手順と思われる、
4、医学生1月5日墜落現地へ・自転車で15Km![]()
この図より機体は墜落前にプロペラなど破損してばらばらになって頭から墜落炎上した。 機体の前半分は跡形もなく、乗員4名の遺体も焼失し確認されていない。
5、大事に保管されていた当時の新聞記事![]()
尾翼の部隊識別記号Z□22を調べた結果、所属部隊は73BW(サイパン島イスリイ飛行場の部隊)500BG、822BSであり、 該当機は、Boeing社製造の Boeing B-29 Superfortress 1620台中の1台で機体No.224766あることが判明した。
B-29に体当たりした代田中尉の猛勇を称える記事、立派な親孝行としみじみ語る母親を紹介している、当時の世相を今に伝える。 代田中尉は体当たりのあと落下傘で脱出し,西加茂郡保見地内の山林に落下したが 、受傷のため翌4日に戦死されました。
元 医学生は晩年・91歳当時も松平B-29事件に関心を寄せ新聞記事を切り抜き保存した。 墜落現地は、このような『B29友好碑』と搭乗員の名簿などの掲示板をたて平和学習や訪問者に戦史を伝える。
6、赤色の布袋から、B-29乗員の救命配慮に驚く!![]()
彼らは、B-29の搭乗訓練で生きて帰れるための訓練を受け出撃している。 この写真で太平洋に着水しても1週間生き伸びるための装備品・食料、水、医薬品などをご覧ください、
B-29 海上不時着時の救命設備の写真下の英文コメント
「一人乗り」救命いかだおよび救命設備が写っている。
B-29操縦マニアルを読み解くと、徹底した操作手順の訓練、墜落時でも生延びるための訓練をして出撃している。 洋上には、彼らを救助するための複数の潜水艦、戦艦、救命艇が待機した。
7、The Leading Lady 記念写真など・ご参考![]()
この写真は、GHQ調書に添付されていた新聞記事のコピーです、 彼の出身地のオクラホマでは1945.9.13木曜日の新聞でジャップ シティーボーイを銃床で殴打 の 見だしでHedgesの生還を報じた オクラホマ8丁目のMis Zora Hedgesの息子22才のHarold T. Hedges軍曹は、 ”人参”を盗んでジャップに罪を問われた時に銃床で殴られた腕の傷をUSの病院船上で士官に見せた。 その士官は海軍大佐のS.T.Allison (左)USNRでその艦の診療所の所長と Aexandoria Vaの上級医務士官の海軍大佐 F.L.MacDanielである。 Hedgesは、1月3日名古屋上空でジャップの戦闘機の自殺行為(体当たり)で撃墜されたB-29の尾部銃手であった。 彼の母は解放の1945.8.29火曜日に公式に通知を受け取った。
赤字は生存者の尾部銃手のHarold T. Hedges軍曹、
8、渡刈村の医学生服部義明さんの紹介出生:大正14年10月26日・(1925〜2021) 昭和 18年3月 金沢大学医学専門部入学 昭和 23年4月 金沢大学医学専門部卒業 昭和 29年1月 服部医院開設 平成 16年12月 閉院 平成 24年5月 春の叙勲で『瑞宝双光章』を受け、陛下の拝謁を賜る 令和 3年12月6日 自宅にて逝去・96歳 ・社会奉仕 畝部小学校、上郷中学校、畝部保育園、柳川瀬保育園の校医 豊田市高齢者施設 豊寿園の嘱託医 勤務 ・趣味 読書、写真、パソコン(回顧録を編集保存)など
9、編集を終えて思うこと一方、当時の日本軍は、15歳の少年をしごき特攻に駆り立て、南方の前線では多くの若者が玉砕し、補給を絶たれ部隊の多くが病死、餓死した。 当時の母親の嘆きが想われてならない。
身近でお世話になった、服部義明氏に生前にお会いし、その後わかったB-29事件の真相を報告し、往時を偲び語り合えなかったことが残念でならない。
10、参考文献など、・B-29操縦マニュアル・米地陸軍航空隊編、光人社 1999.7.30 発行 ・ボーイングB-29 No.52 19955・文林堂発行 ・B-29 OB Edwin D Lawson 提供写真 ・交代で生存した搭乗員の息子 Kenneth Fine提供写真 ・豊田市坂上町史,など
爆撃機B29を詳しく知りたい方は、 『B29写真博物館のHP』をご覧下さい
B-29の追憶トップページへ
|