04に観た映画





マイ・ボディガード: 予告編を観たら、おもしろそうだった。
 (12/27/04)  デンゼル・ワシントンが、どのようにタフガイを演じてるかにも興味があった。
          それにアクションもの、漢を描かせたら最高の監督トニー・スコットだったから、観るのは当然だ。
          
           お話しは、誘拐事件多発のメキシコシティが舞台だ。
          腑抜けになったデンゼル・ワシントン演じる元CIA工作員が、
          天才子役、ダコタ・ファニングのボディガードを引き受けて・・・。というところだ。

           デンゼル・ワシントンだから、スーパーヒーローじゃなくて、生身の一人の男になっている。
          しかし、これが現実味を出していて、とてもよいキャストになっている。
          ダコタ・ファニングも、演技が上手いし、とても可愛い

            脇役も、堅められている。元CIA仲間のクリストファー・ウオーケンもいい味を出してるし、
          お母さん役のラダ・ミッチェルもナカナカだ。
          ミッキー・ロークは、気付かなかったけど・・・。      

           原作は、A・J・クィネルの「Man on Fire」だ。
          「燃える男」、意訳すると「復讐に燃える男」かな?
          でも、設定も話も、全然違っている。まあ、良くも悪くも、ハリウッド的に変えられている

           まあ、この映画の一面は、「プロが、セミプロにプロの仕事を見せてやる。」といったところだ。
          これだけじゃなく、他にもあるけど・・・。


           やっぱり、アクションものは、こうでなくっちゃということで、
               アクションもの、漢好き(変な意味では、もちろんない)の人は、絶対に観よう。               

           




ハウルの動く城:なんか、人気がありそうなんで観た。
(11/24/04)
           なんと!!! 始まってわかったんだが、宮崎アニメだった。
         知らんかった・・・・・。
         どおりで、観客がたくさんいるはずだ。

          宮崎アニメの例のパターンで、目立たない日常を送ってる主人公が、
         とんでもないシチュエーションに陥って・・・。 といったストーリーが展開される。

          動く城というよりは、動くボロ家だけれど・・・。

          まあ、いつものごとく、僕にはよくわからんかった。
         まあ、僕の宮崎アニメベストは、「カリオストロの城」、「紅の豚」ってところだからなあ。

         でも、宮崎サンも、そろそろ裸の王様化してるんではないのか?


          年寄りになるといろいろ大変なことが起こるみたいだ。
         そうそう、ケンケンみたいな犬が出てきたりと、周辺を固めるキャラも充実だ。

          話題作が好きな人は、観てもいいんちゃう?




コラテラル: アクションものということで、観に行った。
(11/17/04)
         銀髪の狼のイメージで登場のトム・クルーズの演じる殺し屋が、
       ジェイミー・ホックス演じるドライバーのタクシーに乗って、
       一夜のうちに5人殺すという仕事を実行していく。といったお話だ。
       
        殺し屋とタクシー運転手との仕事・人間に対する哲学のぶつかり合い(?)だ。
       始めは、脅されていただけの運転手が、殺し屋とやりとりしているうちに・・・。

        コラテラルとは、辞書では、縁者という意味だ。映画の中では、巻き添えと訳していた。
       まあ、そんな感じのストーリーだ。ジェットコースタームービー風でもある。

        アクションものだが、そんなに派手ではなく。二人の心理を考える余裕のある、節度があるものだ。
       でも、途中は、殺し屋が、「ターミネーター」に見えたなあ。

        監督のマイケル・マンは、TV「マイアミバイス」、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの「ヒート」など
       二人の男を描かせたら右に出る者がいない人だ。この作品も、よくできていると思う。
       もう少し、深く描くこともできたとも思うが・・・。

        クラブで、ドンパチやっているときのポール・オークンフォールドの”Ready Steady Go”が、カッコイイ。

        いろいろ、見所があるんで、
       トム・クルーズ好きのお姉さんに観せるだけじゃ、もったいない。
       アクション映画好きなら、ぜひ観よう。    

        でも、やっぱり、仕事は大変だ。   
 



シークレット・ウインドウ:久しぶりに映画を観た。
  (10/28/04)       しばらく、忙しかったり、どうしても観たいというのがなかったから、・・・。

                この映画も、まあ、しかたなく観た。

                 僕の好きなタイプの映画でもなかったけど、こういうのが好きな人もいるんだろう。
                ストーリーは、ダメ男が、くだらんことを・・・、といったところだ。
                ジョニー・ディップがダメ男を好演している。

                 原作は、スティーブン・キングだ。
                しかし、監督が結末を変えちゃったらしい。
                

                 エンドロールのキャスト「Chico   himself」ってのが笑えた。

                 恐くて、ドキドキが好きな人は観に行ってもいいかも。



スパイダーマン2:スパイダーマンが面白かったから観た。
 (7/20/04)    さすがに良くできているなあ。



SILMIDO
:残酷そうなんで、あんまり観たくなかったけど、仕方なく観た。
 (6/9/04)    まあ、「冬ソナ」が流行ってるし、女優は韓国の方が美人だし、まあいいか。

           史実に基づいた話だそうだが、どこまでが本当か、よくわからない。
          死刑囚が、金日成(きむいるそん で変換できた!!!)を 暗殺するというお話しだ。
          ストレートな内容で、多少の中だるみはあったが、アッという間だった。
            
           やっぱり、主演の人が大杉連に見えたなあ。

           韓国ドラマや話題作が好きな人は是非。

            戦争映画なんで、韓国の女優は出てこなかった。
           シオシオのパーだ。  
  
            もうちょっと、事件の深い内容が知りたかったので、原作本も買った。




レディ・キラーズ: これと言って観たいのもなかったし、超大作も疲れるんで・・・。
 (5/26/04)  
            トム・ハンクスの演じる教授が、中心となった泥棒団が、
           おばあさんが、一人住まいする家に入り込んで・・・。といったお話だ。

            途中までは退屈だったけど、話が、ややこしくなる所から面 白くなった。

           劇場で観るほどではないけど、時間つぶしくらいにはなるね。

           BGMのゴスペルと登場するピクルス(ネコの名前)が良いです。
       
           おばあさん役の人が、この作品でカンヌで賞をもらったそうだ。

           神の思し召すままといったところかな。
         


キル・ビル Vol.2: Vol.1 を観たので、楽しみにしていた。
  (4/28/04)
             今回は、カンフー映画、マカロニウエスタン、
            ヒッチコック映画(?)に捧げた映画だ。
            途中まで、シリアスなのか、前回同様、バカげた映画なのか、よくわからなかった。

             しかし、やっぱりバカげた映画だった。
            でも、Vol.1 に比べると、かなりパワーダウンしていた。
            それとも、Vol.2 は、あえてそうしたんだろうか?

             サミュエル・L・ジャクソンも出てるので探してみたら面 白いだろう。
            必殺技は、五掌爆心拳だ。

             Vol.1 の続きを知りたい人は、ぜひ観よう

            またまた、続編があるのか?
         



ペイチェック: 香港アクション映画出身のジョン・ウーが監督してるし、
 (3/30/04) 予告編でBMW R1150R ロックスターが走り回ってたから、観に行った。

          ストーリーは、マット・デイモンの友達、ベン・アフレック演じる技術者が、
         現在から未来へ、その間の過去を消されたおかげでえらい目に遭う。
         恋人役に「キル・ビル」で大暴れのユマ・サーマンが出演してて、ここでも大暴れだ。

          ストーリーの展開は速くて、時間が経つのを忘れるし、引きつけられるものだ。
         ちょっと「?」と思うこともあるけど、ジョン・ウーは香港映画出身だから、これでいいんだ。
         現在のアメリカの行動に対する揶揄もあって、面 白いし、考えさせられる
 
          アクションは、もちろん、文句なしだ。「M:I-2」で流行らせたバイクスタントも良い。
         なぜ、BMW R1150R ロックスターのハンドルが、あんなに開いてるのかが、よく分かった。
         ああいうように乗るためだからだろう(?)。
 
           もし、バイクアクションが「マトリックス・リローデッド」みたいに
         CGだったら、ちょっと幻滅だけど・・・。

          そうそう、ベン・アフレックが棒術をやってた。
         剣術と違って、人を殺したりしないから棒術は、面白そうだ。やってみたいね。

          僕は、今でも昔の行いを思いだして、恥じ入ることがあるけど、
         「間違いも、よい思い出。」と、ユマ・サーマンが言ってた。
         そういう心境になれる時が来るのかなあ。

         アクション映画好き、バイク好きは、ぜひ観よう
     



シービスケット: 時代は、高知競馬の「ハルウララ」だ。ということで観に行った。
 (2/18/04)   
           実話に基づいたお話で、世界恐慌後のアメリカ西部のお話だ。
          挫折したり、心に傷を負った三人の男と一頭の馬が出会って、
          頑張るストーリーだ。しかし、実話だけに、そうはうまく行かない。

           引きつけられるお話で、全然、時間を感じさせなかった。

           映像は、風景もきれいだったけど、やっぱり、馬が疾走するシーンだ。
          臨場感いっぱいで、自分も一緒にライディングし、レースに参加しているみたいだった。
          SFXでは表せない、命の重量感に、満ちた映像だった。

           俳優も、良い演技だったし、主人公の馬(一頭ではないらしいが、)が
          これまた、目で演技のできる いいヤツだった。

           オートバイは、よく馬に喩えられるけど、この映画を観ると、馬には負けると思うなあ。
          何と言っても、オートバイには、馬のような筋肉の躍動がないし、感情もない。
          馬に乗ってみたいね。そして、大変だろうけど、馬に乗って、ツーリングしたいなあ。

           ちょっと残念だったのは、最後の締めのセリフの翻訳が、ちょっと変だったことかな。

        良い映画だったので、ぜひ、観よう。
       映画館の大画面で観るのがお薦めだ。



          馬も人も、お金には換算できないハートが大切だ
 



タイムライン : 電車に乗ってるとき、女の子同士が会話の中で、
 (1/28/04)  「結構、面白かった。」と言ってたのがたまたま聞こえたんで、観に行った。

          原作は、マイケル・クライトンだ。
         転送装置で、14世紀のフランス百年戦争ただ中に取り残された
         考古学者を救うために・・・、といったお話だ。

          何か、以前に似たような話があったかも?っといった感じだった。

         そうそう、iPodとBMW R1150GS アドベンチャーが出てた。
         
  




ミスティック・リバー: ゴールデングローブ賞の助演男優賞を取った作品だから観た。
   (1/28/04)     「ラストサムライ」の渡辺謙と争った末だから確認の意味もあったかな。

               お話は、子供の頃の一つの事件で、関係がおかしくなった幼なじみの3人が、
              殺人事件がきっかけで再会して・・・、てところだ。
              まあ、子供の頃の体験は強烈だ。

               出演者の演技はとても良かった。特にショーン・ペンが良かったかな。
              
              まあ、話題作が好きな人は、観てみよう。        



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