08年に観た映画
ワールド・オブ・ライズ: リドリー・スコット監督作品なんで楽しみにしていた。
(12/22/08) 原題は「 Body of Lies 」、訳すと「偽の死体」?で、こっちの方がピッタリだ。
それにしても、現実感のある映画は、久しぶりや。
イラクで活動している CIA のエージェントにディカプリオ、その上司にラッセル・クロウだ。
ほかにも芸達者な俳優が脇を固めている。
イラン女優の ゴルシフテ・ファラハニはキレイだった。
ディカプリオ主演の紛争地域映画第二弾だ。
似たようなことが、世界の各地で起こってるんやろうなぁ。といったお話だ。
ド派手なドンパチも少なく、お話が進んでいく。
国際情勢に関心がないと、中弛みするだろう。
しかし、国際政治 好きな僕は、とても楽しめた。
「信頼」と「嘘」の狭間で揺れ動くエージェントも、なかなか良かった。
映画なんで、まあ、いろいろあるが、
なかなか味のある作品なんで、ぜひ観よう!!
でも現実は、もっと汚くヒドイだろう。
原作者は、中東に派遣されていたアメリカのジャーナリストである。
ストーリーがとても面白いので、原作本を買った。正月に読むのが楽しみだ。
ちなみに、僕が最も嫌いなのは、嘘をつく人だ。
嘘をつく者が、社会にいたら、社会が混乱するからなあ。
しかし、現実社会では、地位の高い人ほど、平気で嘘をつく。
嘘をつくヤツは、嘘をつくヤツだけで社会をつくって欲しいな。
ウォーリー : 面
白そうだったんで、観た。
(12/16/08)
29 世紀の地球、一台残されたゴミ処理ロボットのウォーリーが、
空からやって来た白いロボットに恋(?)をした物語だ。
まるで実写のような出来映えで、とてもアニメーションには見えない。
クレイモデルで撮影されているようで、本当に技術の進歩に驚かされる。
ストーリーもよくできていて、大人でもじゅうぶんに楽しめる。
観た後で、ちょっと胸が熱くなるかもね。
幸せな人もそうでない人も、ぜひ観よう!
トロピック・サンダー 史上最低の作戦 :
(11/26/08)
TVでは、おバカタレントが人気を博し、政治では、漢字もロクに読めん
おバカが首相だ。
というわけで、おバカ映画を観ることになった。それに予告編では、戦争アクションもの(?)だ。
戦争映画をリアルに撮るため、俳優を本物の戦地に送り込むというお話。
監督、脚本をコメディ俳優のベン・スティーラーがやっているので、
ハリウッドのパロディというか、自分たちのことを面白おかしく揶揄している。
アクションやドンパチもまずまずなので、単なるコメディ映画でもない。
また、おふざけだけでなく、シリアスで哲学的な面もある。
到底、おバカが作った映画なんてモノではない。
世に溢れかえっているおバカが嫌いな、まともな映画好きは楽しめるだろう。
そうそう、いろいろスターが出演している。
レッドクリフ : ドンパチもん好きやったら、ジョン・ウー監督作品は当然
観に行く。
(11/12/08)
「三国志」という原作があるから仕方がないのかもしれんが、ストーリーにヒネリはないし、
ドンパチシーンも拍子抜け。もちろん、お得意のCG、ワイヤーアクションは盛りだくさんだ。
やはり、前後二作の前編やから、抑えたんかなあ・・・。
でもこれやったら、まるで後編の予告編。無理に2作に引き延ばす必要はなかった。
けど、登場人物の素晴らしさは、「三国志」である。
それに後編は、派手なドンパチシーンがてんこ盛りで、ストーリーも面
白そうだ。
前編を観たら、絶対に後編は観ないといけなくなる。
後編も観るつもりの人は、ぜひ観よう!! 後編だけでも
いいかもしれないけど・・・。
小嬌役の映画初出演の台湾のモデル、リン・チーリンは絶世の美女だった。
そうそう、どっかのおバカ航空幕僚長、「三国志」を読んで将軍はどうあるべきか勉強しろ!!!
あの論文の懸賞金は、絶対に間違いなく
F15 の搭乗代金だ!!
イーグル・アイ : 予告編が面
白そうだったので、観に行った。
(10/22/08)
スピルバーグが、製作総指揮だ。
お話は、平凡な若者がテロリストのメンバーだと容疑をかけられ、
そこから逃れるため、見えない声に命令されて、事件に巻き込まれるというもの。
ジェットコースター・ムービーといった感じで、スピーディーに話が展開し、
引きつけられていく。ドンパチ、アクション場面もあるが、こんなもんだろう。
スピルバーグ映画らしく、ウマくまとまっている。
でも、この映画、スピルバーグがアメリカ政府に突きつけたメッセージやね。
というより、警告だ。今までのスピルバーグの「言いたいこと」を主題にした
映画は、内容が重く一般受けせず、興行も失敗してきたと思う。
スピルバーグは娯楽映画でお金を稼ぎ、それをメッセージ性のある映画に
注ぎ込んできたと僕は考える。しかし、お堅い映画は観る人は少ない。
いくらメッセージを入れても、見てもらえんかったら、全く意味がないもんな。
スピルバーグは学習したね。
娯楽映画とメッセージ性のある映画を融合した。
それが、この映画だ。
面白くて、ためになる映画なんで、みんな観よう!!!
映画を観た後、ケータイを捨てたくなっても、責任はとりません。
僕がケータイ、ICOCA に PiTaPa 等を持つのを嫌がるのは、これがホントの理由だ。
アイアンマン : 観た人によると面
白かったらしいんで観に行った。
(10/8/08)
アメコミでアニメにもなっているものらしい。
兵器会社の天才 CEO がアフガンで拉致されて・・・というお話。
アメコミらしいヒーローものやね。
マシンが多く出てきて機械好きの人はとても楽しめる。
まあ、痛快であるし現実感も少々あり、設定、ストーリーも良くできている。
けど現実のアフガンでは、タリバンに子供が拉致・洗脳され、
おまけに薬物を注射され自爆テロ実行の兵器にされているそうだ。
それに国が崩壊したら、核兵器が確実にテロ組織にわたってしまう。
そんなことが起こったら、映画でよくある事件が現実になる。
経済破綻だけでなく、大規模な戦争にまで発展するだろう・・・。
メカ好きは絶対に観に行こう!!!
久しぶりに見たが、グウィネス・パルトロウは、まだまだキレイだ。
ウォンテッド : 予告編で面
白そうだったから観に行った。
(9/24/08)
最近何かとイメージの悪いロシア人だが、この作品はロシア人監督の
ハリウッドデビュー作だ。さすがに、気合いが入っているな。
アホな言い訳に終止しているスモウ・レスラーとは大違いだ。
ストーリーは、日常に辟易しているパニック障害の平凡な青年が、
ある日、暗殺者集団にスカウトされて・・・。といったものだ。
話の展開はスピーディーで、息つく暇もない。
画面の展開も速いので、よく見ていないとなにが起こっているのかわからなくなる。
15 禁なのでグロなシーンもある。でもやっぱり、この作品の売りは、SFX
を多用した
劇画チックな場面の数々だろう。スローにしたり、時間を逆行させたり、変化に富んでいた。
この作品のように、潜在能力を開花させたら、人は変われるのかもしれへんなあ。
僕も潜在能力を探し出し、開花させたいもんや。
今までとちょっと違ったアクション映画を観たい人は、ぜひ観よう!!!
アンジェリーナ・ジョリーが、強くて怖くて美しかった。
ハンコック : 予告編が面
白そうだったが、最近、ヒーローものに飽きてきたからなあ・・・。
(9/17/08) でも、これと言ったのがなかったので、観に行った。
ストーリーの展開は、普通のヒーローものとは違っていて、面
白かった。
と言うよりは、設定が面白かったのかな。
いずれにせよ、夢中になるようなストーリーだった。
普通の人より力がある人は、
どのように振る舞わなければならないかを考えさせられたね。
僕も力はないけど、大人として行動を考えないとなあ。
不満は、ヒーローものとしては、最後のシーンはいらんかった。
ヒーローものが好きな人は、絶対に観よう!!
恩人の奥さん役のシャーリーズ・セロンが、キレイでパワフルでチャーミングだった。
ハムナプトラ
3 呪われた皇帝の秘宝:
(8/26/08)
まあ、たまたま。
前2作は観ていない。
第二次大戦直後、暇をもてあましている英国貴族の夫婦が、
中国で甦った邪悪な皇帝と戦うというノー天気な冒険活劇だ。
皇帝をジェット・リーが演じている。
呪術師の娘役で香港出身のイザベラ・リョンが可愛かった。
ノー天気に見れるので、時間つぶしにはなるかな。
ダークナイト : 以前(05
年)に観た「バットマン ビギンズ」の続編(?)だ。
(8/20/08) 上映時間がちょっと長いと思ったが、
悩めるヒーローのバットマンのその後を観ることにした。
今回は、極悪人のジョーカーが大活躍。
凄味のある鬼気迫る演技をみせたヒース・レジャーは 、この1月に急性薬物中毒で
死去している。残念。
細かいことを考えずにストーリーの展開に乗っていったら、とても楽しめる映画だ。
上映時間の長さは、全く感じなかった。
まあ、エピソードが多くて、後で、なかなか思いだせんが・・・。
いろいろ悩む生身ヒーローが、ハイテク機器を駆使して頑張る姿が、なかなかいい。
なかなか良かったので、観に行っても損はない。
バットマンの愛車は、MV アグスタだった。
崖の上のポニョ : 宮崎アニメには何度も騙されているので、観たくはなかったが・・・。
(7/28/08)
毎度毎度の宮崎ワールドである。ここまで来れば、もうお見事としか言いようがない。
哲学、観念の世界に入っている。いや、理屈で理解しようとする人は観てはいかんのだろう。
しかし、子供も楽しめているんだろうか・・・?
宮崎ワールドに浸れる人、その行き着く先を見極めたい人はぜひ観よう。
脳内 iPod で、あの主題歌がエンドレス・プレイされて困ってしまう。
ちなみに、この主題歌は大学の同窓生おのP君が好きだったまりちゃんズの二人が参加している。
まりちゃんズの「尾崎家の祖母(おざきんちのばばあ)」が懐かしいなあ。
そうそう、 エンドクレジットが、とても良かった。
スピード・レーサー: 子供の頃、原作となった「マッハ
Go Go Go」を夢中で見ていた。
(7/17/08) 本棚には、今もマッハ号が鎮座している。公開を楽しみにしていた。
当然、観に行く。
よりアメリカナイズ(アメコミ化か?)されているが、とても楽しい。
原作を作ったタツノコプロは、ほんとにスゴイ!!!
監督は、「マトリクス」シリーズと同じ人らしい。
レーシングカー、レーサーは、みんなムチャクチャ派手だ。
しかし、ちゃんとオールド・マッハ号も出てくる。
いやー、もう何も言う必要はない。
クルマ好きの子供だけでなく、マッハ号好きな大人もぜひ見よう!!!
マッハ号は、本当に横浜ゴムのアドバンを履いていた。
奇跡のシンフォニー : 大好きなシュビーム・ワーゲンが登場するインディ・ジョーンズを観ようと思ったが、
(6/25/08) この映画を観た人が絶賛していたので、こちらを観ることにした。
孤児院で両親を知らずに育った男の子が、音・音楽を通
じて両親と繋がっていることを
信じ、希望を持ち・・・。というお話だ。まあ、フィクションだからウマく出来すぎている
と言えばそうなんだが、映画でそれを言えばお終いやからね。
フレディ・ハイモア君が少年を演じている。年は合わんが・・・。
ロビン・ウイリアムズが、悪いおじさんを好演している。
音、音楽、愛、希望、情熱、いろんなことについて考えさせられ、心を動かされる。
久しぶりのお薦め映画だ。絶対に観よう!!!
それにしても、世の中、無駄な音が多すぎる。
この世の中に適応できるのは、音に鈍感な人か、なんとか鈍感になれる人かのどっちかや。
僕は、時々、気が変になりそうになるときがあるもんなあ・・・。
僕が一番好きな音は、高い山の頂上で、静かに聴く風の音だ。
単機で走っているドゥカティのテルミから吐き出されるLツインの音も好き。
これは、単なる騒音と感じる人もいるやろなあ。
ランボー 最後の戦場 : アクション映画好きなら、当然、観に行くやろ。
(5/28/08)
タイの奥地で、世捨て人生活を送っているランボー、なんの因果
か、ビルマ
(アメリカ、イギリスなどは軍政を認めていないので、ミャンマーとは呼ばん。もちろん僕も認めていない。
だから、元首都もヤンゴンやなくて、ラングーンや。
)へ。
スタローンが、監督・脚本なんで、ど真ん中のストレート。なんのヒネリもない。
おかげで、歳をとったせいもあり、ランボー、ちょっとサボってるね。
まあでも、ご期待に違わずドンパチはスゴイ。こんなのは、久しぶりだ。
そして、死体が作られる過程がリアル過ぎる。おかげで、R−15
映画だ。
しかし、「ランボー」なんで、恐ろしい思いをすることはない。
それにしても、グレネード・ランチャーって、ホントにあんなに威力あんのかなあ?
実際、軍政は自国の国民に対して、もっともっとヒドいことをやってんねんやろうなぁ。
日本の腑抜けのマスゴミ(マスコミでもないし、もちろんジャーナリズムでもない。)は、
政府の顔色も伺い、ビルマの実情を全く報道せんもんなぁ・・・。
この映画が、ビルマの人が平和に暮らせる日が早く実現する助けになってくれたらな。
援助物資を横流ししたり、やっとることは、拉致国家と変わらんもんなあ。
ナンボでも言いたいことが噴出するが、これくらいに・・・。
けど、「ランボー」は単なるアクション映画でなく、
時々の社会、国際問題にも目を向けさせ、意義のある映画だったと思うなあ。
「必殺仕事人」ってとこかな。
ドンパチ映画好きだけでなく、これがランボーの最後の戦闘となるのか知りたい人は、ぜひ観に行こう
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー: 先月、観た「大いなる陰謀」に引き続き、戦争に関与した上院議員のお話。
(5/23/08) 実話に基づいているって。
しかし、僕の予測は外れて、ソ連のアフガン戦争の話だった。
イラク戦争と思ったから観に行ったのに・・・。
トム・ハンクス演じる、おちゃらけ田舎上院議員のチャーリーが、
選挙区のパトロンで極右のジュリア・ロバーツ演じる大富豪に命じられ
パキスタンに行った。そこで見たものは・・・。
アフガン戦争だから、当然、対地上攻撃ヘリのハインドが出てきて、大暴れ。
一般人を巻き込んでやりたい放題だ。どの戦争でも一般
人が巻き込まれてしまう。
なんとかせんとあかんね。
話の展開は、これまた僕の予測とは全く反対に進んでいった。
結末も、ここまでやるかといった感じ。
方向はどうあれ、日本の国会議員もこれくらい一所懸命、世界や国のことを考えて欲しいもんや。
ジュリア・ロバーツが好きな人、
チャーリーズ・エンジェルに興味がある人、地対空ミサイルが好きな人は、観に行こう。
ちょっとしか映っていなかったけど、あんな古いカローラ、良く探してきたなあ。
「大いなる陰謀」とこの映画を観て、選挙民を代表している議員は、
現場をキチンと(観光視察ツアーみたいなおざなりなものでなく)
経験し、把握して、
ちゃんと行動すべきであると思った。
できないヤツは、サッサと職を辞せ!!!
ヒットマン :
アクションものだったので観た。
(4/23/08)
生まれながらの殺し屋が、自分を裏切った者にお返しをする、よくあるパターンの映画。
ビデオゲームに基づいて作られているらしい。
そのせいか、ストーリーは雑である。
以前に観た「 XXX 」に似ているなと思ったら、
ヴィン・ディーゼルがエグゼキューティブ・プロデューサーとして参加していた。
次期 007 のボンドガールに決まっているオルガ・キュリレンコが出演している。
ドンパチモノに飢えている人は観てみよう
大いなる陰謀 : まあ、陰謀モノで、面
白そうかなと思ったんで観に行った。
(4/23/08)
トム・クルーズが野心満々の上院議員、メリル・ストリープが新聞記者、
ロバート・レッドフォードが、ベトナム戦争で出征した大学教授を演じている。
ストーリーは、僕の予想とは違っていた。
監督したロバート・レッドフォードが、アメリカの若者や国民に宛てた
アメリカの現状(対テロ戦争)についてのメッセージだ。
しかし、押しつけがましくないので、逆により深く考えさせられる。
レッドフォードらしいやり方だ。
ブラッド・ピットでなく、トム・クル−ズを用いたのも大成功だ。
この映画は陰謀モノではない。そういう認識があれば、とても良い映画だ。
エンターテイメントを期待していくとあかんね。
原題は、Lions for Lambs だ。
痛烈な喩えやね。
やっぱり、無関心が一番あかん
モンゴル
: 観に行こうとは思っていなかったが、新聞の評をちょっと見たら、
(4/7/08) 「歴史大作ではなく。西部劇のよう。」とあったので、観ることにした。
西部劇好きなんで・・・。
モンゴル独特の歌唱法のホーミーで始まり、
主演の浅野忠信も含めて、モンゴル人役の俳優がモンゴル語を喋っている。
ちょっと期待できそう。
モンゴルの大平原、馬の疾走も随所に・・・。
映画に必要なモノは全ては揃った。
次はストーリーだ。
チンギス・ハーンの幼少の頃からを描いている。
子供なのにいろんなことが次から次へと起こり、大変だ。大人になっても大変だ。
まあ、テムジンの描きようが、まだまだ物足りなかったなあ。
それに「西部劇」なんぞではなかったぞ。
モンゴルが好きな人、朝青龍の行動に疑問を持つ人は、観に行こう
人間、愛が大切やね。
バンテージ・ポイント: 他に観たいのがなかったし、アクションものみたいなんで・・・。
(3/19/08)
かってアメリカ大統領を護り銃撃を受け、復帰したばかりのシークレットサービスを
「オールド・ルーキー」のデニス・クエイドが演じている。
スペインが舞台になっているが、撮影はメキシコで行ったようだ。
ストーリーの展開(見せ方かな?)になかなか面白い手法が用いられている。
DVD なんかで観るとちょっと間延びするかも知れないが、
映画館では、引き込まれていき、ラストまでその展開を楽しむことができた。
ちょっと甘いところもあるが、一本調子のアクションものに飽きた人は、ぜひ観よう
テロリスト役のイスラエルのスター女優、アイェレット・ゾラーがキレイだった。
アメリカン・ギャングスター: 予告編が面
白そうだったから、観に行った。
(2/8/08) 70 年代 ニューヨークであった本当の出来事が原作だ。
監督は、二人の男を描かせたら右に出るもののいないトニー・スコットではなく、
派手なドンパチが得意な、兄のリドリー・スコットだ。
マフィアの古いやり方に「進歩」を取り入れた実業家タイプの麻薬王をデンゼル・ワシントン、
司法試験の勉強をしながらまじめに犯罪に取り組んでいる堅物の刑事をラッセル・クロウが演じている。
この二人の男が・・・・・。
トニー・スコットが撮ってそうな題材だ。
ストーリーは二人の男を対比しながら、静かに静かに進んでいく。
この描き方の機微がわからない人は、退屈するかも知れない。
しかし、集中して観ていると、ドンドン引きつけられていく。
そして最後は、・・・
仕事に一所懸命の男は、尊敬に値するし、やはりカッコイイ。
でも、犯罪はあかんか・・・。
70 年代のアメリカン・カルチャー、ヒストリー満載なんで、アメリカ好きの人も楽しめる。
ぜひ観に行こう!!
自分の主義は、絶対に曲げたらあかんね。
しかし、母が子を思う気持ちは絶対なんで、
お母さんの言うことには必ず耳を貸そう。僕もか・・・。
そうそう、エンドクレジットは最後まで観ること。
原作本、買っちゃった。
アース : 最近、体調が悪いんで、和み系の映画を観ようと思ったから。
( 1/24/08 )
地球を北極から南極へ移動して、多くの生物の生を紹介したものだ。
その映像をベルリンフィルの奏でる音楽にのせてってところだ。
どうやって撮ったのかと思うくらいに接近したり、空撮したりで、
スクリーンで見ると大迫力の映像だ。この迫力は、映画館で観ないとあかんね。
そして、CGと違ってやはり実写は重い。
コンピュータで作ったものではなく、命を持っているものを映し出しているからだ。
でもそれに比べて、ナレーションが陳腐。
渡辺謙の人選はどうかはわからんが、読み上げている内容がなあ・・・。
僕なら、映像と共に録った臨場感あふれる現場の音を効果的に使うけどな。
そして、お決まりの××××××××××××(ネタバレになるので自粛)。
話は変わるけど、ホントにこのまま気温が上がり続けると思う?
ちょっと勉強すれば、地球の気温はかなり大きな変動があって、暑い時、暖かい時、涼しい時、
寒い時が繰り返しているんである。僕が子供の頃は確か、氷河期が来ると言われてたような・・・?
また、温暖化に二酸化炭素が云々・・・。などと言うけど、二酸化炭素は空気中にたったの
0.03 %だ。
お金を一万円、持ってたらたったの3円分だ。そんな少量の気体が、地球全体の気温に大きく関係するか?
二酸化炭素より大量に空気中にある水蒸気の方が、気温にもっともっと関係するやろ?
それよりもっともっともっともっと影響を与えているのは、地球にエネルギーを直接かつ唯一与えている
太陽活動や。地球の気温は、太陽活動とリンクしているんだ。
無駄にエネルギーを使う必要はないけど、無駄な努力をやめて効果
的な努力をせんとあかん。
そして、人々の危機感を煽って、大きな問題から目先を逸らさせたり、お金にしたりするヤツが多過ぎや。
この現代に真っ当に生きるには、科学的にものを考えて、詐欺師やアホに騙されんようにせんとあかんね。
そういや、最近ダイオキシンやオゾン層の話を聞かんなあ・・・。
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