呉〜熊本旅行 青春
18 きっぷの旅 (09/3/30〜4/3)
4月2日(木) 4日目
ホテルのレストランで朝刊を読みながら、ゆっくり朝食をとった。
昨日のお姉さんにお別れを言って、いつもよりゆっくりめに出発。
豊肥本線、熊本駅 9:15 発に乗り込む。
出発を待っていたら、またもやSLが現れた。
コイツ、僕の跡を追ってるのか?
9:54 に肥後大津駅着。
ポカポカ陽気の中、町を散策。
10:45 肥後大津駅発。
しばらく走ると阿蘇が見えてきた。
11 時前に、立野駅に到着。
阿蘇を南まわりで高森に行く南阿蘇鉄道の駅もあり、乗り換える乗客も多い。
この立野駅には大きなスイッチ・バックがある。
スイッチバックを終えると、どんどん、どんどん急坂を登り、高度が上がっていく。
ディーゼル・エンジンが頼もしい。
カルデラの中に入った。
登りきると、とても景色が良い。
ここも三大車窓に負けないくらいに素晴らしい。
窓を開けると、さわやかな風が心地よい。
11:45 宮地駅着。
しばらく時間があるので、良い所はないかと歩き始めた。
15 分ほど歩くと、阿蘇神社に着いた。
お参りして、お守りを授かり、神社の人に食事処を尋ねた。
教えて頂いた所は、あいにく休みだったが、よそで郷土料理の だご汁を頂く。美味かった。
この町は湧き水があちこちにある。
そういや阿蘇の名を付けたミネラルウォーターが売られてるもんな。
というわけで、珈琲店でアイスコーヒーをテイクアウト。
13:10 宮地駅発。
外輪山の隙間を左右に走りながら抜けて行く。
13:53 豊後竹田駅で乗り換え、13:57 発。
何度も対向列車の通過待ちがある。
こうやって、ホームで気分転換ができるので、そう無駄な時間でないな。
15:24 大分駅着。
この電車、絶対にモチーフはモスラの幼虫だ。
日豊本線に乗り換えて、
15:52 別府駅着。
観光案内所で教えてもらって、
竹瓦温泉へ。
温泉まつり期間中で、入浴料が無料だった。大ラッキーだ。
良い湯のおかげで、旅の疲れが消えていった。
大分産の赤鶏のカレーで腹ごしらえをして、駅前で 17 :55
のバスに乗り、
別府観光港へ。
もう一泊して1日中乗り継いで帰って、18 切符を使い切るのもいいけど、
この方法は、時間とお金の両方の面から考えて、決して賢い選択とは思えんからね。
バイクなしでフェリーに乗るのは初めてだ。
一等シングルに空きがなかったので、二等寝台をとったが、定員8人の部屋に僕を含めて2人だけ。
相部屋になったのは、フェリーの切符売り場で僕の前に並んでいた、BMW
のウェア上下を着た青年だった。
そのK君は、青森県のむつ市に住んでいて、土日の ETC 割引を利用して青森から鹿児島まで自走できたそうだ。
BMW R1150GS に乗って、2200 Km 程走ったって。
ツーリングやオートバイのことで大いに盛り上がった。
18:50 、さんふらわあ あいぼり 出港。
K君と共に出港を楽しみ、レストランで食事をし、風呂に入って、寝酒に一杯やった。
11 時過ぎには就寝。K君はしまなみ海道の橋の下を通るのを見に甲板へ行った。
4月3日(金) 5日目
ぐっすり眠って、5時過ぎに起床した。
6:15、大阪・南港コスモフェリーターミナル( ATC のりば)に着岸。
青森まで自走で帰るK君を見送り、ニュートラム、地下鉄を乗り継ぎ、8時前に無事、帰宅。
通勤路を朝帰りするのは、ヘンな感じ。
まとめ
行きたいと思っていた所、乗りたいと思っていた路線、季候・天気もとても良くて、
素晴らしく良い旅だった。たくさんの良い人にも出会えたし、・・・。
僕は思う。
社会で生活するには、自分を制限しなくてはならないことが多々ある。
そして、自分を見失ってしまいそうになる。
しかし、日常生活から離れ、知らないところを旅することで、人間は本来の自分を取り戻すことができる。
結論
火の国・熊本の女性は、美しくて情熱的だ。
ははは。