09年に観た映画





 パブリック・エネミー : 観たいのがなかったけど、何か観ないといけないので・・・。
  (12/22/09)
                伝説の銀行強盗、ジョー・デリンジャーをジョニー・デップ、それを追う捜査官に
               バットマンのクリスチャン・ベイル。監督が「マイアミ・バイス」のマイケル・マン。
               予備知識なしといっても失礼過ぎた。

                ストーリーは淡々と進んでいくが、飽きることはない。
               もちろん淡々といっても、銀行強盗だから銃撃戦があったり、人が死んでいく。
               その中で描かれている男たちが、ムチャクチャ、カッコイイのである。

                マシンガン、ショットガンでの銃撃戦も重低音が腹にしみわたるほどのド迫力だ。
               マイケル・マン監督の手腕が全てのシーンに振るわれている。
               それだけでなく、デリンジャーの恋人に対する愛情(?)の深さも見ものだ。

               マイケル・マン監督ファンだけが観るのにはもったいない。

                    絶対に観よう!!!





 イングロイアス・バスターズ: まあ、これといって観たいのがなかったし・・・。
  (11/25/09)
                   クエンティン・タランティーノお得意の、真面 目に作ったおバカ映画だ。
                  お話は、第二次大戦中、ナチスドイツ占領下のフランスに潜入した
                  アメリカ秘密部隊の活動だ。隊長をブラッド・ピットがやっている。

                   タランティーノの持ち味を存分に出している。
                  当然、観終わった後に怒り出す人もいるだろうが・・・。

                   タランティーノ・ファンは絶対に観よう!!





  沈まぬ 太陽 : 山崎豊子原作の同名小説の映画化。
 (10/27/09)
            失望させて悪いが、角川映画である。
           だから、我慢ならない位の いい加減なところもある。
           しかし、原作が重いのである。というより原作のテーマが重いのである。

            渡辺謙が演ずる主人公が、今話題の日本航空がモデルの会社で、煮え湯を飲まされ続ける。
           まあ、会社勤めをしている人には、共感できるだろう。

            しかし、「かくすれば、かくなる事を知りながら、やむにやまれぬ 大和魂」である。
           
            本編3時間35分、間に10分間の休憩が入る。
           間延びするかと思ったが、そんなことはなかった。

            
            社員を大切に出来ないような企業は、絶対に人の命を預かる資格はない

            事故で犠牲者を出した時は、責任者を厳罰に処し、徹底的に原因を究明し、
           事故の再発を必ず防ぐ体勢をつくることが、唯一、犠牲者が生き続ける方法だ。


            プロ野球初のストを打った時の近鉄選手会長だった楽天の磯部、
           今季での引退を決めたが、キチンとした引退試合をやってもらえるかなあ・・・・・?
       




 ワイルド・スピード MAX : まあ、予告編が面白そうだったから、観に行った。
  (10/14/09)      
                   ストーリーは、ストレート。
                 見所は、満載のカーアクションだ。
                 
                  クルマ好きにはお薦めだ。
                 
                  僕と同様、アメリカ人はクルマの燃費なんかは気にしてないね。
                 当然、内燃機関は、全開にしてナンボだ!!!





 キャデラック・レコード: 知人が面 白いと教えてくれたので観に行った。
  (9/30/09)
                50 年代、アメリカ・シカゴの黒人音楽 R&B レーベルのチェスレコードの物語。
               つまり、実話に基づくものだ。

                僕は、ビートルズのルーツを辿る形で、R&B が好きになり、聴くようになった。
               僕のような人だけでなく、ライブでその時代を知ってる人、いや、マイケル・ジャクソンが好きな人、
               いやいや、音楽が好きな人、全ての人に観て欲しい映画だ。

                激しい人種差別の中、R&B が誕生し成長していき、それが白人社会にも拡がって行った。
               その歴史を、君も体験できる。

                オバマ大統領就任式で、エタ・ジェームズの「 At Last 」を歌ったビヨンセが好きな人は、
               もちろん、商業音楽の全てのルーツを知るためにも、

                 絶対に、観よう!!!

               上映している劇場は少ないけど・・・。
               

                古いキャデラックが好きな人にもお勧め





  火天の城  :  まあ、城巡りが好きだし、織田信長が見た安土城の天守閣からの展望を僕も見れるかと思って。
 (9/29/09)

             ここで、問題。 安土城を造ったのは?


             もちろん、織田信長。・・・・・・・・・・・・・・ではなく、大工さんだ。
            その大工さんのお話。

             空前絶後の規模の安土城。これを支える親柱もとても太くて高い檜だった。
            しかし、この映画には、そのピシッとした親柱がない。
            だから、何が言いたいのか よくわからんかった。

             日本の匠の魂か、はたまた、自民党末期政権、あるいは民主党新政権に向けたメッセージなのか?
            
             まあ、観たい人は観てみたら。


             結局、安土城からの展望は・・・。

             




 サブウェイ 123 激突 : 二人の男を描かせたら、右に出るものはいないトニー・スコット監督。
  (9/5/09)        当然、観に行く。

                デンゼル・ワシントンが NY の地下鉄の指令、ジョン・トラボルタが乗っ取り犯。
               この二人が主人公だ。

                話がどんどん、飽きることなく 進んで行き、思いもよらない結末を迎える。
               ド派手ではないが、適切でツボを得たアクションと偶然、出会った二人の男の
               描き方が、さすがトニー・スコットだと感心させられた。

                パトカーの行く手をクリアーにするため、次々と交差点を封鎖する8台の白バイが、
               ムチャクチャ渋くてカッコイイ。でも白バイは BMW R1200RT だった。
               ハーレーのポリスなら、もっとカッコいいんだろうが、ハーレーにはあの動きは無理か?

               大人の男なら、絶対に観よう!!!

               
                でも、この安っぽい題名は、いただけんなあ・・・。
                




 ナイトミュージアム2 : これといって観たいのがなかったので・・・。
  (8/18/09)
                 今回は、スミソニアン博物館が舞台。僕もぜひ行ってみたいと思っている。
                いろんな飛行機が展示されているからね。
                
                 博物館の夜警だったお父さんが大成功をおさめて、博物館にも変化が訪れ・・・。
                というのがお話の始まりだ。いろいろ笑えるところがあって、楽しく観れる。

                 前作の「ナイトミュージアム」が気に入った人は、ぜひ観よう。

                 ちなみに、モトローラの創業者は、ガルビン兄弟だそうだ。




  G.I. ジョー : 僕も G.I. ジョーを何体か持っているので・・・。
 (8/11/09) 
          一言で言えば、近未来・ノー天気・ドンパチ・アクション映画だ。
         派手な CG、カンフーアクションが満載だ。

         なかなか面白かったんで、この手の映画が好きな人は、絶対に観よう!!

          でも、いくらテクノロジーが進歩したって、男女の感情をコントロールするのは、不可能だ。
         
          続編もあるね。





 ノウイング  : まあ、これといって面 白そうな映画がなかったんで、・・・。
 (7/15/09)  
           ニコラス・ケイジが演ずる MIT の教授が、小学校の 50 年前の
          タイムカプセルにあった たくさんの数字が書かれた紙の謎を解いたことが、事の始まり。

           ベートーベンの交響曲第7番に乗って、訳のわからんストーリーが展開していく。
          まあ、そういう路線の映画だ。

           人類の始まりを知りたい人は、観てみよう

           地球温暖化は、やっぱり太陽が原因やった





 劔岳 点の記 :  新田次郎原作、当然、観に行く。
 (7/7/09)
            たとえ、しょーもない映画でも景色だけでも楽しめると思ってみたが・・・。
          景色もハイビジョン・テレビの方が美しく見える。

           期待して行ったのに・・・。

           もちろん、原作のせいでも、山のせいでもない。

           現代のアウトドア装備のありがたさを知りたい人はぜひ観よう!!
            




 トランスフォーマー/リベンジ: 1作目が、結構面 白かったので、観に行った。
  (6/20/09)
                   またもやメカ軍団が大暴れだ。あまりに速くて目がついていかないぐらいだ。
                  メカの種類も増えた。それに米軍の兵器もたくさん出てきた。

                   マシンは大事にして、マシンの気持ち(?)も大切にしてあげよう。
                  僕も古いマシンをもっと大事にせんとアカンなあ・・・。

                   マシン好きは観よう!

             そうそう、生身の女性に対しても、気持ちを大切にし、駆け引きなしでキチンと愛を伝えないとな。





 ターミネーター4 : 話の落としどころを見極めないとね。
   (6/13/09)
              ちゃんとお約束のシーンは満載である。
             新型マシーンも出てくるし・・・。
             でも続編が、またあるんちゃう?

             人間とマシーンの違いを知りたい人は観てもいいかも。            

              原題は「Terminater Salvation」だ。


              僕も新しい究極のマシンが欲しくなってきた。
             人ととっても仲がいいマシーンがね。
            



 消されたヘッドライン : 予告編が面 白そうだったので、観に行った。
  (5/22/09)       それにマスコミに対して不信感いっぱいやし・・・。

                 ラッセル・クロウが演じるベテラン新聞記者とベン・アフレックが演じる
                その親友の民間軍事企業の陰謀を暴露しようとする議員、そしてその二人を取り巻く人々。
                BBC の製作したTVシリーズが元になってる。

                 多くを語る必要はない。 
         良い映画だったので、新聞記者じゃなくても絶対に観よう!!!


                 この映画を見終わったら、君も紙コップでジャック・ダニエルを呑りたくなるだろう。
                新聞って、こうやって作るんや。
                それに、記者も読者を信じてるんやね。                 
              




 天使と悪魔 : まあ、話題作かな?
 (5/21/09)
          トム・ハンクス演じるラングレン教授が、再び難事件に挑む。
         教皇が亡くなり、後継者選挙のときに、聖職者4人が誘拐された。
         その解決に引っ張り出される。

          犯人との根比べならぬ知恵比べ、教授の頭脳が次々と疑問を解決。
         しかし、最後は想像もつかないものだった。


          今回のテーマは、科学対宗教。
         僕も科学者の端くれだった(?)ので、なかなか難しいテーマだ。
         まあ、無宗教な僕は、ほとんど悩むことではないが、信心深い人にはとても大事な問題だ。

          しかし、生物学では、クローン生物のように、「何で、ここまでやんの?」と思うような研究もある。
         また、狂牛病騒ぎのように、生産効率だけを考えて、動物の生命の尊厳を全く無視していることもある。
       
          宗教は信じなくても、生命倫理を念頭に考えるとおかしなことは多いよな。
         人間をも含めて生命を大切に扱う世にならんとあかんやろ。

          
          キリスト教者でなかったら、観てもいいね





 グラン・トリノ :  クリント・イーストウッドの作品なんで、当然 観に行く。
  (4/25/09)
             奥さんを亡くし孤独になった、陸軍第一騎兵師団の朝鮮戦争の英雄で元フォードの工員。
            まあ、バリバリの超保守的アメリカ人の頑固じいさんをクリント・イーストウッドが演じている。

             主人公が暮らしている街がスラム化してきて、隣には、ベトナム戦争でアメリカに協力し、
            亡命して来た少数民族のモン族の一家が住んでいる。もちろん、主人公は気に入らない。
            しかし、あることを切っ掛けに・・・。


             グラン・トリノは、フォードの V8 7L の 429 コブラエンジンをファストバックの
            ボディに積んだ、これぞアメ車といった感じのクルマだ。しかし、上品でセンスがいい。


             この映画を一言で表すと、70 歳のダーティーハリーだ。


             大人の男なら、絶対、観に行かんとあかん!!!

               
              大人の男の役割は、大人の男をつくることだと教えられた。
             しかし、このご時勢でもアメリカでは、「男はクルマを持って一人前」なんやろか?


              あー、でも僕もこんなじいさんになるんちゃうかな?
             いや、もう半分くらいは、なってるかも?
             グラン・トリノの代わりは MH900e か?




 レッドクリフ Part 2 : 予告編みたいな Part1を観たからね。
  (4/12/09)
                もちろん、お話は、Part1の続きだ。

                臨場感がいっぱいで、自分もまるで戦いの場にいるようだ。
               当然、映画館で観ないとこの迫力は味わえない。

               小嬌は、やっぱり、とてもきれいな美人だった。

         小嬌が好きな人だけでなく、赤壁の戦いを体験したい人は観に行こう

  
                器を越えたものを望むのは愚かやな




 ワルキューレ : 予告編は、アフリカ軍団だ。当然、観に行く。
 (3/20/09)
            1944 年7月のヒトラー暗殺未遂事件を取り上げている。
           史実なので結果がわかっているから、ストーリー作りはなかなか難しい。
           だから、結末がわかっていても手に汗握るほどの緊迫感が、もうちょっと欲しかった。

            事件を実行したシュタウフェンベルク大佐をトム・クルーズが演じている。
           トム・クルーズの出演料が高かったのか、他は知らない人ばかりだった。

            この映画のウリはもう一つ、もちろんまわりを固める機械モンである。
           中には軍服だと言う人もいるかもしれないが、こちらには僕はあんまり興味がない。

            3号戦車、シュビームワーゲン、兵員輸送車、ハインケルなど本物そっくり、
           戦車は動いていないんで、張りぼてかも知れないが、ハインケルはホントに飛んでた。
           BMW のサイドカーも走ってる。機銃掃射していた P-40 はもちろん実機だ。

            まあ、もっと戦車を走らせたり、メッサーシュミットも飛ばしたりして欲しかったなあ・・・。
            やはり、トム・クルーズの出演料が高かったのか?


     ドイツ機甲師団好きだけでなく、狂った独裁者に困っている人は是非観よう!!! 


           疑心暗鬼な狂人を確実に○○するには、×し■えるしかないね。   





 チェンジリング:  予告編でアンジェリーナ・ジョリーが頑張っていたし、
  (3/19/09)   クリント・イーストウッドが監督しているから、観に行った。
           不覚にも、ちょっとだけ「ヤッターマン」と迷ってしまった・・・。

            1928 年にロサンゼルスで実際に起こった事件。
           突如としていなくなった一人息子を捜して、
           警察権力と戦う母親をアンジェリーナ・ジョリーが好演している。

             イーストウッド作品の常で、自身が作曲のシンプルなテーマ・ソングと共に淡々と進む。
           しかし、ストーリーは急激に展開していったりもする。
           だが、淡々と・・・。

            事件は意外な方向へ転換していき、そして終わる。
           やはり、イーストウッド作品の常である。

            お母さんのとてもとても強くて深い愛情を感じたい人は、是非観よう

            多くの子供を育てているアンジェリーナ・ジョリーの演技も一見の価値あり。
           そうそう、"Changeling" とは「取り替えっこ」という意味だ。


            人間、生きて行くには「希望」が必要だ

            
            



 7つの贈り物 : ウィル・スミスが「幸せのちから」の監督と再び組んだ作品。
  (2/24/09)  まあ、感動映画だろうかなどと予測して観たが・・・。

            マサチューセッツ工科大(MIT)を卒業した
          元宇宙工学エンジニアの税金取り立て人をウィル・スミスが演じている。
          その主人公が、動機不明のまま、困っている7人を手助けし続ける。

           話が展開していかないので、忍耐強くないとちょっとキツい。
          僕みたいなイラチは大変だ。しかしまあ、我慢して見続けよう。

           そして、終わる。

           このエンディングは、果たしてハッピーエンドなのだろうか?
          それとも、悲劇で終わっているのだろうか?
          僕には、判断がつかない。観た人によって評価が異なるだろう。

           まあ、しかしこれが主人公のケジメなんだろう。

          
          今までにない感動映画を観たい人は、ぜひ観よう!!


          "Seven Pounds" が原題である。
         「7つの代償」とでも訳すのが良いかな?  
    




 ベンジャミン・バトン -数奇な人生- :
   (2/19/09)
                 予告編で、ブラッド・ピットがオートバイ(インディアン?)で走ってたから。
                それに、ベンジャミンと僕には共通点があるし・・・。


                 1920 年に 80 歳の身体で生まれた赤ん坊。
                成長するにつれて、外観がだんだん若返っていくという不思議なお話。
                不思議なお話だが、ホントにこんな人、いてたかもと思わせる自然な感じに仕上げられている。

                 若さ、老い、死など人生で避けることができないことについて考えさせられる。
                そして、人を愛することについても、深く深く・・・。
                しかし、暗く描かれているわけではない。

                
                 上映時間はちょっと長く、多少間延びするところもあるが、
                オートバイもイロイロ出てくるし、歴史的背景の描写 もあって、テーマ以外も楽しめる。
                ケイト・ブランシェットも、とてもキレイだし・・・


               過ぎゆく人生について考えたい人は、絶対に観よう!!


                 ところで、僕は、老いについてこう思う。
                20 歳も過ぎれば、誰だって肉体的に老い始め、そして不可逆的に老いていく。
                つまり、ハードはどんどんどんどん劣化していく。

                 でも肉体の中にあるソフトはどうだろか?
                これは、どうにでもなるのではないか?

                 ある程度、節制、手入れをして、調子の良い肉体を維持する。
                古いオートバイの調子を維持して、レッドゾ−ン手前まできっちり回せる状態のように。

                 そしてソフトを更新して、その肉体を上手に使う。
                古いオートバイを大事に、時には性能を十分発揮させる操縦法を使うように。

                 要するに、ハードは不可逆的に衰えるが、ソフトは最新版を使えってことだ。
                ハードを存分に生かせるようにソフトを更新していったなら、
                時間が過ぎていこうが、その瞬間、瞬間を存分に楽しめると思う。
 
                 そして、時にはメジャー・バージョン・アップも必要だ。
              



 チェ 39 歳 別れの手紙 : あたりまえに観に行く。
  (1/31/09)
                  君もキュ−バ革命後、ボリビアに転じたチェ・ゲバラに同行できる。
                 そして、最期は君が・・・。

                  ゲバラは、若い頃、オートバイで旅行をした。
                 だから、ゲバラもオートバイ乗りなんである。
                 オートバイ乗りなら、ゲバラがキューバでの安定を捨てた行動がわかるんでは?

                 1作目を観た人は、絶対見ないとね。





 007 / 慰めの報酬 : アクション映画のグローバル・スタンダード。
  (1/28/09)     というより、最高峰でなければならないシリーズ。
             当然、観に行く。

             恋人を亡くし心に傷を負った 007 (ダニエル・クレイグの場合は、
             ジェームズ・ボンドというよりは、007 の方が合ってる。)、新たな敵と戦う。

             今回の敵は、環境ビジネスだ。
            僕は、ここまでヒドイとは思わないが、 これに近いことはあるんではと考えている。
            オバマが、環境に予算を出すと言ってるし、戦争の種になるのは石油だけではないもんな。

             お話の流れは、冒頭から引きつけられるが、もう少しヒネリが利いてた方が、
            厚みをもたせられたと思う。ちょっとアッサリめだった。
            007 の内面も描き切れてないし・・・。

             ドンパチ・アクションシーンも一通りあり盛りだくさんだが、見せ方にもう一工夫して、
            臨場感をもっともっと出して欲しかった。まあこれは、ちょっと贅沢すぎるかな?
            お金もたくさんかかってそうだし。

             ボンドガールのウクライナ美人、オルガ・キュリレンコの魅力ももっと見せて欲しかった。
            前出演作品の「ヒットマン」の時の方が、絶対に良かった。


             いろいろ書いたが、007 シリーズには、多大な期待がかけられる。
            それには一応こたえてはいるが、及第点ってところだ。
            次作も当然あるので、次は、度肝を抜くようなのをつくって欲しい。

             しかし、やはりアクションものとしては良くできている
                映画好きは、絶対に観に行こう!!


              「亡くなった者は復讐を望んではいない。」んだろうか?





 チェ 28 歳の革命 : 幼稚園の時の制帽がベレー帽だったので僕もかぶっていた。
  (1/13/09)      チェ・ゲバラとはベレー帽仲間いうことで、観に行った。ははは。

               もちろん主人公は、キューバ革命に身を投じたチェ・ゲバラである。
              まあ、ドキュメンタリータッチである。
              観客は、チェと共に革命を体験できる。

              革命に興味のある人は、是非、観よう。               

              次は、Part 2 の「チェ 39 歳 別れの手紙」である。



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