15年に観た映画
杉原千畝
スギハラチウネ (12/28)
これといって観たいのがなかった。
トルコ人、ユダヤ人、どちらを救うかで悩んだが、
上映開始時間からこちらになった。
まあ、いろいろあるが、杉原千畝の行いを広める一助と
なるであろうということで、価値のある映画だろう。
お上が何と言おうと、
自らが正しいと判断した行いをするのが僕の信条だ。
マズイ立場におかれることもあるが、信条を曲げて、
自分でなくなってしまい、精神を病むよりはマシだと思う。
まあ、周りと軋轢を生むが、人生は楽しい方がいいもんな。
損得よりも格好良さを人生に求める人は、ぜひ観よう!!
でも、ユダヤ人の描き方に悪意があるような・・・。
クリード
チャンプを継ぐ男 (12/25)
「ロッキー」の続編。面白そうだったから観に行った。
ロッキーのライバル、アポロ・クリードの息子を、
ロッキーがトレーナーとして支えて、リングの上で・・・、という話。
スター・ウォーズの新作を観た人が既視感におそわれたと言ってたが、
この作品もそう。しかし、設定などが上手く練られていて、
この既視感なら、誰も文句を言う人はいないだろう。
泣かせどころもあるし、オマージュもいっぱいだ。
最近の映画でも、悪者をやっつけまくっているスタローンが、
弱々しい老人を演じているのに違和感を感じないでもないが、・・・。
絶対に観よう!!!
黄金のアデーレ
名画の帰還 (11/29)
ポスターにグスターフ・クリムトの絵が使われていたんで、観た。
全く予備知識はなし。
クリムトの作品「アデーレ・ブロッホ=バウアー」をナチスに奪われた おばあさんが、
オーストリア政府から、その絵を取り戻すために若手弁護士に仕事を依頼し・・・。
全然、期待していなかったが、オーストリアでのナチスの蛮行・ユダヤ人迫害を
描き、それだけでなく、おばあさんと弁護士との間柄など、多くの見所があった。
たまには、ドンパチもん以外も観んとあかんな。
クリムト好きだけでなく、多くの人に観てもらいたいな。
007
スペクター (11/28)
まあ、観に行くやろ 。というわけで、先行上映。
前回の「スカイフォール」の謎解きだ。
「スペクター」というのは悪の組織。これと、ボンドとの戦いだ。
ネタバレになるんで、あんまり書けないが、なんか作りに迷いが見られるな。
どこまでシリアスに、どこまでエンターテイメントに、というのが難しそうだ。
また、ドンパチ・シーンの規模や時間、その具合もかな?
でも、やっぱり観といた方がいいな。
モニカ・ベッルチが えらく年をとってたのに、ショックを受けた・・・。
ラスト・シーンが良かった。
コードネームは
U.N.C.L.E (11/21)
予告編が面白そうだったので観に行った。
昔、TVでやってた「ナポレオン・ソロ」のリメイクだそうだ。
知らんかった。
CIA と KGB のスパイが、共通の敵を倒すために協力するという設定。
ナチスの残党が現れてといったお話だ。
もっと、激しいドンパチがあるかと思ったが、あっさりしてた。
でも、古いクルマやファッション、世界情勢が出てくるんでなかなか面白い。
007 の前に、あっさりめのスパイアクションも良いかも?
いやー、まさかあのベルリンの壁がなくなるなんて思いもしなかったな。
「太陽が西から昇る」のと変わらんインパクトやったもんなあ・・・。
エベレスト
(3D字幕版) (11/7)
山登りが好きなんで、一度エベレストに行ってみたかったから観た。
3Dで字幕は観にくいけど、これしかないから仕方ない。
1996 年、商業登山隊のエベレスト・アタックの実話に基づいている。
ネタバレになるのであまり書けないが、ストーリーは、まあ淡々と進む。
3D映像もあり、自分も現場にいるような感じがして、なかなか良かった。
知ってる俳優は、登山隊長の奥さん役のキーラ・ナイトレイだけだった。
山登りが好きな人は絶対に観よう!!
僕やったら、キーラ・ナイトレイみたいな奥さんがいたら、絶対に危険な登山はせんな。
そうそう、東北のマタギは、子供が生まれる前後の人は、絶対に山には入らないそうだ。
マイ・インターン (10/23)
まあ、面白そうかなと思って観に行った。
アン・ハザウェイが、女性ファッションのネット通販会社の社長を演じ、
ロバート・デニーロが、その会社にシニア・インターンとして入社してきたってお話。
コミカルなシーンも多く、ストーリーも単純だが、飽きずに観ることができる。
まあ、もうアクションはないが、デニーロが、いい味を出していて、
ある意味、彼らしいタフガイを演じているのが、とてもよい。
リタイアした人との上手い付き合い方を示してくれたので、
世代間のギャップに悩んでいる人には、参考になるね。
なかなかの傑作だったので、ぜひ観よう!!
ファンタスティック・フォー(2D字幕版) (10/17)
全然、観たいと思ってなかったが、観ることになってしまった。
スゴイ能力を持った4人組がファンタスティック・フォーだ。
今まで、観たことなかったんで、サッパリわからん。
しかし、この4人が特殊能力を身につけるまでを描いた作品。
乗り気やなかったんで、評価しようがない。
まあ、いつものアメコミ・ヒーローもん作品である。
4人組が好きな人は、観んとあかんやろな
アントマン(2D吹き替え) (10/4)
アメコミ・ヒーローもんはもういいかな
と思ったが、予告編が面白そうなんで観に行った。
幼い娘に、いいところを見せたいお父さんがヒーローになって頑張る
小さくなったり、大きくなったり設定が面白く、笑えるところも多い。
3D版があれば、そちらの方がいいかもな。
僕は、地球上で最も成功している生き物は、人ではなく昆虫だと思う。
なんと言っても、種類と個体数はダントツだ。
小さくてシンプル、生きる最小マシンだ。特にアリのような社会性昆虫は。
ヒトは、もっと昆虫と仲良くせんとあかんな。
ヒーローもんに飽きちゃった人も ぜひ観よう!!!
絶対に、エンドクレジットの最後の最後まで観ていよう。
続編は、当然あるな。
ピクセル(3D吹き替え) (9/26/15)
何か観ないと行けないので、まったく期待せず観に行った。
お話は、80 年代のゲームチャンピオンが、宇宙からの攻撃に対峙すると言うもの。
僕はゲームは ほとんどしなかったが、知ってるゲームキャラが出てくるし、
笑えるところがたくさんある。80 年代を知ってる僕世代の人はとても楽しめる。
ブロックが降ってくる夢を見たことがあるくらいなんで、テトリスのシーンは
面白く観れた。宇宙人が2Dゲームのキャラを実在化させてるので、
3Dで観る方が面白いな。
80 年代が好きな人は、ぜひ観よう!!!
「ゲームなんかできても何の役にも立たん。人生の無駄や。」と言ってたが、
最近は、ゲーマーが無人機攻撃に従事したり、実車レーサーになったりしてるんで、
認識 変えんとあかんかな・・・。
ちなみに僕は、教習所で二輪のシミュレーターに乗ったとき、
高速道路で全開の 160 km を出した。750 cc にしてはトロすぎ。
ジュラシック・ワールド(2D
吹き替え) (8/27/15)
遺伝子工学に興味があるので、観に行った。
今回は、恐竜を復活させるんではなく、遺伝子操作により、
まったく新しい恐竜(怪物?)を作り出したところ・・・、というお話。
なぜそんなモノを作ったかというと、
普通の恐竜では、観客が満足しなくなったからだそうだ。
うーん、困ったもんや。
迫力があるんで、3Dで観た方がいいかも。
大きいものが好きな人は、観に行こう。
人生はままならない、と考えることが成功の秘訣だそうだ。
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション (8/22/15)
公開を楽しみにしていて、機が熟したので。
いつもの通り、イサーン・ハントが不可能と思えるミッションに挑戦する。
まあ、お話は、それほどややこしくないし、アクションも期待通り。
BMW のバイク・クルマがたくさん出てくるので、BMW 好きは必見だ。
でも、ちょっとパッとせんなといった感じかなあ・・・。
それとも、僕の期待が大きすぎやったかも。
S1000RR を乗りこなし、格闘技術に長けている
英・情報部のエージェント役のレベッカ・ファーガソンが魅力的だ。
うーん、そうやな、僕なら3番目の選択をするな。
まあ、「祖国」について考えさせられる。
僕も、日本政府のやりようは納得いかんことも多いが、
「祖国・日本」について考えんとあかんなあ。
あのテーマソングが始まったら、
ワクワクする人は絶対に観んとな。
日本のいちばん長い日 (8/10/15)
子供の頃、大宅壮一原作、岡本喜八監督の同名作品を観た。
白黒だが、非常に暑い中、緊迫する状況がとてもよく描かれていた。
特に三船敏郎の阿南惟幾は迫力があったなあ・・・。
今回の映画化は、半藤一利原作、原田真人監督だ。
阿南惟幾は、役所広司が演じている。ちなみに昭和天皇はモックンだ。
半藤さんの本は、結構 読むんで楽しみにして観に行ったんやけどなあ・・・。
まあ、戦後 70 年の節目、観んとあかん映画ではある。
これに満足できない人は、絶対に1作目も観て欲しい。
戦場に行ったらチビっちゃうであろう安倍首相や、
戦争に行きたくないと言うヤツは利己的やと言った
(つぶやいた?)ハトみたい顔をした自民党議員。
こんなアホどもに、日本をアホな方向へ向けさせては絶対にあかん。
戦争なんかで死ぬほどアホなことはない。
もちろん、戦争でなくなった人を揶揄しての意味ではない。
戦争が再び起こったら、戦争でなくなった人に申し訳が立たん。
ターミネーター:新起動/ジェニシス(3D・吹き替え版) (7/25/15)
久しぶりの映画。
なかなか忙しかったり、どうしても観たいのがなかったからな。
ちょっと余裕ができたし、まあ、観ておこうかなと思って観に行った。
お話は、シュワちゃんが T-800 型を演じて、といういつもの通りだ。
話がややこしくて、よくわからないが、今作は、作る必要あったんかな?
でも、まだまだ続きそうな感じ
シュワちゃんのアップグレードを見たい人はぜひ観よう!
ワイルド・スピード
SKY MISSION (4/24/15)
まあ、なんか面白そうだったんで、観に行った。
お話は、いつもの通りカーアクションとドンパチだ。
楽しく観れるんで、カーアクション好きはぜひ観よう!
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 (3/25/15)
何か観に行かんとあかんなと思って、観に行った。
全然、期待していなかったが、興味のある戦史・科学史(?)だったので、面白かった。
お話は、第二次大戦のドイツの暗号解読器エニグマの暗号を
読み解くコンピュータの ご先祖さんを作った数学者アラン・チューリングの秘密だ。
ははは。長いサブタイトルそのままだ。
天才の人生にもいろんなことがあり、普通の人と同じ、いやそれ以上に大変だ。
クロスワード・パズルの天才役のキーラ・ナイトレイがキュートでした。
戦史やコンピュータが好きな人はぜひ観よう
!!!
アメリカン・スナイパー (2/21/15)
クリント・イーストウッド監督。戦争物となれば観に行くやろ。
派手なアクションもあるかも知れんし・・・。
実話に基づいている。
舞台は、イラク戦争。9.11 で衝撃を受けたテキサンのカウボーイ、30 歳で SEALS
になった。
子供の頃からの狩猟の腕前を生かしてスナイパーに抜擢された。
ダーティー・ハリーなどのように派手なアクションはない。いつものイーストウッド
監督作品の例に漏れず、淡々と進んでいく。もちろん戦場が舞台なのでドンパチはあるが、
それが日常であるので、淡々と進んでいく。
ISIS を作ったイラク戦争を知りたい人だけでなく、絶対に観よう!!!
ほんまに戦争ってアホらしいな。
まあ、でもアメリカにとって戦争は公共事業やもんなぁ・・・。
96
時間/レクイエム (1/11/15)
予告編が面白そうだったので観に行った。
しかしなあ・・・。
「96 時間」シリーズの3作目らしい。前2作は観ていない。
元妻殺害の容疑者にされた元 CIA のお父さんが、大学生の娘を助けるため戦うという話。
なんか、最近似たようなのばかり観ている気がするなあ・・・。
脚本はリュック・ベッソンだそうだ。
アクションが盛りだくさんで、主演のリーアム・ニーソンがあっぷあっぷしながらも頑張っている。
でも、お話の展開も陳腐な感じがするしなあ・・・。
B〜C級映画やな。
時間のある人は観てもいいかも?
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