4.中国茶

茉莉花茶 

L茉莉花茶(モーリーファー・ツアー)
花茶・加工茶

■■■ 花茶の女王のお茶 ■■■

茉莉花茶    4月の終わりから10月、1〜1.5メートルほどの茉莉(ジャスミン)の木に、白い花がつきはじめると福建の人たちは大忙しです。一輪づつ手で摘み集めて、夕方までに籠をいっぱい満たさなければ成りません。薫花(茶に花の芳香りをつける作業)には茶葉3に対して花1の割合、薫花を繰り返すにはその倍以上の花か゜必要になるからです。それに、夕刻までに摘まないと花が開ききってしまいます。工場に着く頃、2分咲きだった花は半分開きかけ、生涯一度のすばらしい香りを放ちます。このときをのがさず、上質の緑茶と薫花を重ね『花茶の女王」が出来上がります。茶葉を小さな急須に3グラム、沸騰湯を150cc注いで3分蒸らします。上質のものは甘さ爽やかさが絡み合い、部屋中に満ちるほどり香りを放ちます。おや、花びらは?  薫花を終えた花は既に変色しているため、取り除かれています。花びらが白く少ないもののほうが総じて質が高いといえます。
   Kyu's point  中国ではジャスミンティ買うと鮮花を足して包んでくれます。

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