2009年5月

上村松園

5月28日

上村松園、松篁、淳之三代展に行ってきました。

明治時代の松園、一番きりりとしていました。
絹の上にきれいな線と綺麗な色、とっても品のいい作品。
装飾的ではありますが強い意志も感じます。
今の日本画は岩絵の具をこれでもかって盛りつけて、日本画の線の美しさを捨ててしまいました。
親子孫三代が絵描きで母の才能が一番・・・・子や孫にはつらいものもあったでしょうね。

それにしても上村三代の展覧会、すごい人です。


今月は8ほどの展覧会に行きました。
紹介した以外に、友人の個展や、グループ展にも顔を出しています。
いったい年に幾つ行っているのかな。

 

スピリット展
スピリット展

5月26日

5/26〜6/14「碧南からそれぞれのスピリット展」

愛知県の碧南市という所に生まれ、18歳まで過ごしました。そして35歳まで東京。親が退職し、愛知の額田町(今は岡崎市)という山里に隠居しました。そこを私も気に入ってしまい引っ越し、そしてそこに暮らして20年が過ぎました
碧南という町は中途半端な田舎でこれといった取り得がありません。50年前の綺麗な海は埋め立てられ工業地帯に変わり、子供の頃の思い出は全て消えてしまいました。
そんな故郷にある碧南市藤井達吉現代美術館から絵を出さないかというお誘いをいただきました。
郷愁が無いといっても18歳まで過ごした町、複雑な思いが交差しながらも喜んで参加させてもらいました。
碧南出身の彫刻家や画家、イラストレーターなど絵や彫刻に関わっている人11人の展覧会です。
掛け軸やふすま絵など鬼のシリーズを出しました。
お近くにお出でかけの折りはお立ち寄り下さい。

http://www.city.hekinan.aichi.jp/tatsukichimuseum/fujii/index.html


5月24日

シルク・ドゥ・ソレイユ「コルテオ」観てきました。

いままで「アレグリア」「ドラリオン」とシルク・ドュ・ソレイユを観ましたが今回のものが一番叙情的でしょうか。とてもサーカスというカテゴリーでくくれるものではありません。音楽、衣装、舞台装置、演出、全てがすばらしく異空間に誘ってくれます。
いままでもカタログからCDまで購入していましたが今回はDVDまで購入。

オペラやバレエも好きでちょくちょく観に行きますが、それらが吹っ飛んでしまうほどの衝撃です。



モンとキー
モンとキー

5月23日

モンとキーの所まで久しぶりのサイクリング。
行きは全て登りでもうヘロヘロ。
体がなまりきっている・・・・真剣に反省。

モンとキーに川で遊ぼうと誘ったら付かず離れずといった状態で付いてきた。暑くなったら泳ぎを教えてやりたい。

 

ゴーギャン展

5月21日

「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこに行くのか」

ゴーギャンの絵はどこか寂しげ、どこか苦しげ。

絵描きの苦しい息づかいが聞こえました。

同時にノリタケの歴史の展示もありました。
すばらしい磁器の数々・・・こちらも見応えがあります。

 

山椒のすりこぎ

5月15日

先日、山椒のいい木があったからと小猿の親分からいただきました。
さっそく”すりこぎ”作り。
木を削ると山椒の良い香りが広がります。
秋になったらこのすりこぎで自然薯をおろしてみようかな。
ちなみにこれは本山椒といわれる一番高級な山椒の木。

川島織物

5/10

「川島織物文化館コレクション展」名都美術館

http://www.meito.hayatele.co.jp/

http://www.kawashimaselkon.co.jp/

川島織物の作品と下絵が展示されていました。
あまりの精巧さに息をのみました。
若冲の模写が下絵としてありましたが、本物を宮内庁から借り、一年を掛け模写し、それを織物にするという徹底さ。

日本の文化ここにありという感じで感激しました。

 

 

植田正治写真美術館
植田正治写真美術館
きたろうロード
きたろうロード
出雲大社
出雲大社
安野光雅美術館
安野光雅美術館
尾道
尾道

4/29〜5/2

鳥取・島根・山口・広島・バイクツーリング

米子の植田正治写真美術館、境港ではきたろうロード、出雲の出雲大社、 松江の小泉八雲邸、松江城、津和野の安野光雅美術館、岩国の錦帯橋、広島では友人のごちそうでカキのフルコース(高級料亭)、尾道では大林監督のロケ地巡り(転校生で男女が入れ替わる階段など)、しまなみ海道(因島まで)を少し走り、3泊4日で盛りだくさんのツーリングでした。
高速道路では、GWと事故多発であちらこちら凄い渋滞でした。でもバイクですから渋滞を横目にすいすいとすり抜けていきました。4日間で千数百kmを走りました。まだまだバイクで走れそうです。