2010年4月


4月29日

毎年この時期になりますと、我が家より30分ほど奥に山菜を求めてドライブにでます。
山菜採りに出撃するわけではなくただお店に購入しに行くだけです。

目的はコシアブラ。山菜で一番好きかもしれません。
コシアブラ目的だったのですがワラビもウド、コゴミも出ていたから買ってきました。ついでに原木にでる椎茸。
もらった竹の子は有るし、昨日釣ったメバルもあるし今晩はごちそうです。

ここらは2週間程前に散った桜が今咲いていました。


メバルの刺身
メバルの煮付け
メバルの塩焼き

4月26日

あまりに美味しかったから紹介してしまいます。

メバルの刺身、煮付け、塩焼き。
刺身・・・甘いです。

すみません、ただそれだけです。

煮付けは食べ終わったあと熱湯をかけてスープとしていただきます。


メバル

タケノコメバル

4月25日

ポカポカトした春らしい日で散歩してとっても気持ちのいい日でした。

そして夕方、そうだ釣りに行こうとバイクで海にでかけました。
なにせ春告げ魚(はるつげうお)といわれているメバルが春を告げているかもしれません。海に着くと同じように思った、たのもしい釣り仲間がいるではありませんか。超上手い仲間がオカズ確保を確約してくれました。
先日と較べるとそれほど良くないと言われましたが、私にとっては上出来での釣値でした。20センチのメバル混じりで結構釣れました。
それに仲間の協力の下まあまあのサイズのメバルが二十数匹確保(小さい魚はリリースしましたからかなりの数が釣れました)。

今晩のおかずはメバルの刺身と塩焼き、煮付けの予定です。
春告げ魚が春を運んできました。

メバル・カサゴ
カサゴ

4/19

4/18、バイクに釣り道具を積んで、夕方から近くの海へ魚釣り。メバルやカサゴがポツポツと釣れました。
バイクで走っても寒くなくなりました。バイクと魚釣り両方楽しみます。
そして今夜は美味しい魚の煮付け。

南の島の大物釣りの反動なのか、小さな魚を釣る気が失せていましたがやり出せば真剣です。

それにしても人間ってワガママです。
渓流のフライフィッシングにどっぷりの以前の話ですが、なぜか多くの釣り人は30センチを越える魚を目指して真剣になります。私も尺ものといわれる渓流魚を探してあちらこちらと彷徨いました。
そんな時、アメリカやニュージーランドの渓流に釣りに行きました。
尺を越える魚がいともたやすく釣れました。
あちらで目指すのは50センチを越える渓流魚です。
ガイドも35センチくらいの魚ではベイビーといって気にも留めません。
でも日本に帰れば相変わらず30センチを目指します。
29センチの魚を泣き尺なんて変な言い方をします。
ただの楽しみの釣りで1センチや2センチ大きいからといって何も違いがありません。
ただそれほどに30センチを越える尺物という魚は日本では重要なのです。
35センチの渓流魚なんて日本ではトロフィーです。
この前行ったチューク諸島でアオチビキという魚でも60センチは有ったし、ダツなんて1メートルはありました。でも気にも留めませんでした。
20キロ30キロを目指していると5キロくらいの魚ではベイビーになってしまいます。でも日本の防波堤で5キロの魚が釣れたらニュースになりそうです。30センチが普通になれば50センチが欲しくなるし、50センチが当たり前なら1メートルが欲しくなります。
より大きくより多くの魚を釣ろうとします。

人間って欲のかたまりだなあとつくづく反省するのでした。


4/17

今年もツバメが来ました(3日程前)。
これで家を建ててから22年、連続飛来となります。
毎年毎年思っていますが、どこから飛んできているのか聞きたくってしかたありません。
去年5匹巣立った兄弟は元気か、親はどうした。
何も答えてはくれませんが毎年どこからか飛んできて子育てをしてどこかに飛んでいきます。

今朝2匹で窓枠に留まっていました。カップルが決まったようです。今年は何匹が巣立っていくのかな。毎年の楽しみです。

4/11

モンとキーのところに遊びに行きました。
最近は金網越しの対面が多いです。
行くとすぐに頭を網に付けます。
そうするとモンとキーが寄ってきて髪の毛をかき分けのみ取りを始めます。ほっておけばずっとしています。
言っておきますが私にノミはいませんよ。
ホクロでも有るとノミと勘違いして一所懸命に取ろうとします。そんなところはけなげで可愛いけれど、胸のポケットに刺していたサインペンをさっと取られカミカミされて使えなくなりました。

やっぱり山で遊ぶモンとキーを見たいけれど網に戻すのが大変で以前ほど外に出してもらえません。

 

チュークの海に

4/8

チュークの綺麗な海で魚を釣ったり、潜ったり、街を散策したり、スケッチしたり、新たな人との出会いがあったり、一週間の旅なんてあっという間に過ぎてしまいました。
でも今回の旅も多くの思い出を残してくれました。
大物相手に自分の力の無さを痛感、体の整備の重要性、太平洋戦争を考えるきっかけ、価値観の違い、いろいろな思いを目覚めさせてくれました。

以前読んだ新聞の記事ですがヨーロッパではこんなことが言われていると「若いときに旅をしなさい、そうしないと年を取ったときに語る物語が無くなる」そんなことが書いてありました。
もう若くはありませんが旅に出ると頭の中にあった価値観などがシャッフルされ新たな価値観が生まれ、いろんな思いを語りたくなります。
その混乱する状態が好きで旅に出たくなります。
このところアジアの島に行っていますがヨーロッパにもアフリカにも南米にも行きたいと思っています。
生活の事なんてほったらかして彷徨いたくなってしまいます。
危険な思考ですが旅の空でそのまま亡くなったらそれはそれでいいなあと思います。
でも一応親ですから簡単にはそんなことができないことは充分解っています。
でも彷徨いの思いはいつもフツフツと胸の奥で鼓動しています。

そろそろチュークともさよならをしようと思います。

●綺麗な海での遊び・・・・・問題は日本で釣りをしたくなくなることです。

●カメラを向けると誰もが「thank you」といって笑顔を返してくれました。

●毎日ホテルの船着き場に寝ころんで夕焼けshowを楽しみました。

 

外人顔の犬

4/7

チュークの犬、貝、タロイモ

チューク諸島にも、スマートでかっこいい犬が多くいます。
どの犬も街を自由にかけ回っています。
暑い昼間は比較的じっとしていますが夜になると俄然元気なりちょっと怖い存在になります。
この子は飼犬でまだ仔犬ですが眼光するどくなかなかカッコいい犬でした。チュークは分かりませんが隣のポナペ島では非常食料としての存在の犬。また葬式が出来ると香典代わり(食材として)に犬を持っていくそうです。 犬もぼけぼけしてられないですね。

南の島に行くといつも貝拾いをします。
今回は釣りの途中、昼食をとった無人島で拾いました。
日本でタカラ貝を拾うことがないのでタカラ貝を見つけるとなぜか得した気分になります。
とがった貝はキリガイ
左上はシャコガイ

「タロイモ、ココナツミルク添え」というところでしょうか。
タロイモは里芋そっくりです。イモを突いて餅のようにします。食感も餅です。なかなか旨いです。
パンの実もタロイモもみんな突いて餅のようにして食べるようです。
私なら餅状になったものを焼いて味噌や醤油を付けて食べるでしょうね。
スープに入れても旨そうです。
バナナもタロイモもパンの実も当たり前のようになっていますし、魚もすぐに捕れるし。自給自足が 簡単らしいです。ですからきちんと働かない人が一杯のようです(仕事自体があまりない)。
働かなくても生きていけるなら私も釣りばかりして遊んでいるでしょうね。


タロイモやパンの実はもち状にしたものを葉にくるんで売っています。





4/6

デブ

海外に出るとデブの割合がやたらに凄いことに驚きます。
今回もそうでした。
ダイビングをやろうというのにそりゃ無いだろうという体型の人がいっぱい。
そのウエットスーツってどこで入手するのだろうと不思議になります(きっとオーダーですね)。
潜るときのオモリも8キロとかを付けます(普通4〜5キロ)
それに地元の人。ミクロネシアやポリネシア・・・・太った女性が美人と認定されているとか。
まあデブの多いこと。
私もきちんとメタボですと認定されているりっぱなデブですがレベルが違います。町内大会とオリンピックほどの違いがあります。

なんとかやせなくっちゃといつも思っていましたが・・・・なんだか大丈夫に思えてきました。

●いっしょに潜ったハンガリー人・・・・この体型でダイビングインストラクターだそうです(左から2番目のtatooの人)。
●上半身は普通なのに下半身だけ超太い。顔なんて小さくって可愛い人だった。
●地元の人はみんなムームーという服ばっかり。この服が太る原因かも。
涼しくって楽なのでしょうね。
マーケットをみたらこれしか売ってなかった。

シャーク島

4/3
シャーク島ダイビング
無人島といえば、まずこんな島を思い浮かべます。とっても綺麗な島でした。ただ島の回りはサメだらけ。
水面からざっと見ても数匹のサメがクルージングしています。
といってもおとなしいサメの種類で怖くはないようです。

ここはサメのクリーニング(小魚に口の中を掃除してもらう)が見える貴重なポイントらしいです。
サメが大きな口を開け小魚に掃除してもらいながら必死に立ち泳ぎしていました。立ち泳ぎが苦手らしくそのまま沈んでいきました(サメには浮き袋が無く止まると沈んでしまうそうです)。

チュークといえばジープ島が美しいと勝手に思っていましたが綺麗な無人島が他にもいくつもありました。
釣りの途中で寄った名もない無人島も綺麗でした。

無人島2

富士川丸



4/2

チュークで沈船ダイビング

チューク諸島(旧トラック諸島)には太平洋戦争で爆破された多くの日本船や飛行機が沈んでいます。それらはいま沈没船ダイビングのターゲットとして活躍しています。
日本人はダイビングに癒しを求めるようですが外国の方はアドベンチャーを求めているようです。ですからチューク諸島のダイビングのお客は7割くらいが外国の方のようです。
日本人からみると複雑な心境のダイビングポイントですね。
ただそれらの船も長い時で珊瑚や海草にに覆われました。
ただマストや甲板、大砲などはいまもわかります。
船内を潜れば、風呂からトイレ、キッチン、当時のままの状態になっています。すぐにでも煮炊きができそうでした。船倉には零戦も置かれていました。
一式陸攻という飛行機はジュラルミン製のためなのか珊瑚がさほど付いていません。飛行機の回りにはエンジンやプロペラなどが散乱していました。
錆びてもなく原型を保っています。

富士川丸(全長135m)のメインマストの回りをウミガメが泳いでいました。イソマグロも泳いでいきました。

(映画「タイタニック」で使われたそうです)

太平洋戦争を直接は知りません。戦争が終わって8年後に生まれました。まだそこかしこに高射砲跡や防空壕などもありました。
戦争を知らない世代として育ちましたが、私の親は戦争に行きました。父は生きて帰ってきましたが何百万人という人が死んだ事実を目の前にしました。




4/1

3/30.31で姫路の”白なめし”という革のなめし方を見学してきました。それに鹿肉加工工場、鹿料理屋さんや猪肉を扱っている肉屋さんなどを見学してきました。
ついでに5年間の修理にはいる姫路城も見てきました。

温暖化の為なのかここ10年ほどの間に野生獣が膨大に増え続けているようです。北海道では10年前1万5千頭ほどだったエゾジカが今10万頭になったそうです。このままでは北海道の農業が消滅してしまうのではというところまで来ているようです。私の住んでいる岡崎/(旧額田)でも当たり前のように鹿を見かけるようになりました。

岡崎/(旧額田)では猪、鹿、猿などによって作物に膨大な被害が起きています。それらを害獣として数を間引く事をしています。間引いた動物たちをどうするかという重要な問題もあります。高い経費をかけて焼却するのか肉や革として利用するのか。いろいろ模索している状態です。
そんななかそれらを食材や革として利用の進んでいる兵庫県に視察に行ってきました。

薬品を使わずに革をなめす白なめしという古い技法のあることを知りました。知識としてしっていたなめしとは大きく違うものでした。臭いもなくとってもエコななめし方法でした。

白なめしで出来た革で肌をマッサージすると肌がつるつるになります。
革はコラーゲンの固まりですごい力をもっているようです。
ビックリの性能。

姫路白なめし革保存研究会