1
仮面ライダーV3の誕生
- 首領は、ふたたび よみがえった。デストロンという 恐怖の暗黒組織をつくって あらわれたんだ。
- この強力な デストロンと たいけつするのが 仮面ライダーV3だ。V3の素顔は、風見志郎。
- 志郎は、1号2号ライダーを自分のいのちを すてて すくったんだ。生きかえらすには、改造するしかない。そこで、ふたりのライダーは、志郎を仮面ライダーV3に かいぞう したんだ。こうして誕生したのが、仮面ライダーV3だ。
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2
ハリケーンのひみつ
- ハリケーン・ジャンプ!
- そらたかく とびあがった ハリケーンは、グライダーみたいに とぶんだ。
- スイッチを カチリ。すると つばさのなかから また つばさが、スパッと とびだし、ながくなるんだ。そのしたに ついている ロケットからも 火を ふいて あおい そらをギュン ギュン とぶんだよ。
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3
V3のひみつ
- ダブルタイフーンに ついて きみに おしえよう。 ひだりの タイフーンが、1号。みぎの タイフーンが、2号。ふたりライダーの よいところを あわせもっているのも、このダブルタイフーンのためだ。だから、1号のように すばやく、わざにすぐれ、そして 2号のように ちからを もっているんだ。ふたつのタイフーンのあいだにある ちいさな ランプのあかい いろが、かわると ライダーの危機だ。
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4
ハリケーンのひみつ
- ハリケーンにも タイフーンが ついて いる。
- さいこうに スピードを だすときには、このタイフーンを ブン ブンまわすんだ。そしてエネルギーに するのさ。
- だから、サイクロンより ハリケーンの ほうが、せいのうが、うえなんだ。そらも とべるし、さいこうスピードだって 時速600キロだ。サイクロンは、500キロだから、100キロはやいぞ!
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5
V3のひみつ
- 仮面ライダーV3は、1号ライダーと 2号ライダーが、ちからを あわせて かいぞうしたライダーだ。
- だから、V3は、1号のわざと 2号の力を あわせ もっている。ふたりライダーの よいところを とっているんだ。
- タイフーンも ふたつある。みぎのタイフーンが、2号ライダー、ひだりのタイフーンが、1号ライダーだ。ダブルタイフーンは、ふたりのライダーの ねがいを かたっている。
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6
とべ! ハリケーン
- さくれつする ばくだん。それは、きょうてき カメバズーカの ほう弾だ。その もうこうげきを うけながら 1号ライダーと 2号ライダーはV3に たのんだ。
- それは少年仮面ライダー隊の本部をまもることだ。
- 「ハリケーン!」
- V3は、さけぶと、ハリケーンにとびのった。いそげ! いそげ! 少年仮面ライダー隊の本部へ。
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7
V3のひみつ
- それっ V3ジャンプ!
- かたの しろい マフラー およがせて ちからずよく とびあがる。
- ところで、このマフラー。これ、ほんとは、マフラーじゃあないのさ。
- はね なんだ。ばったの はねと おなじさ。ジャンプしたとき やくだつんだ。
- なぜ しろいかって?! うん、それは、しろが、へいわと じゆうを あらわす いろだからさ。
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8
ハリケーンのひみつ
- V3が、愛車ハリケーンに のって きみの まえに あらわれた。
- このハリケーンには、いろいろなひみつが、かくされている。
- その ひとつを きみに おしえよう。うしろに ついている はねを たてたようなものは なんだと おもう? これは、すいちょく びよくと いって そらを とんでいるとき 方向を かえる はね なんだ。
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9
V3のひっさつわざ
- V3の ひっさつわざは、すごいぞ。いろいろ あるけど、なかでも きょうれつなのは、ドリルキックだ。からだを ぐるぐる回転させ、あしが、ドリルのようになって、てきを キックする。
- そのいりょくは、てきの からだを ぶちぬくほどだ。からだを まわす わざでは、"十字しゅりけん"というのが ある。両手を ひろげ、からだを十字にし、回転しながら、てきに ぶちあたる。これには、てきもかなわない。
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10
カメバズーカ
- 使命 3にんの ライダーが すんでるまち 東京を ふっとばして しまうこと。
- 武器 せなかに しょっている おおきな バズーカ ほうだ。つづけて、千ぱつも、うてる。これに やられると、東京タワーも いっぱつで こなごなになって しまう。
- 弱点 うごきが にぶいんだ。
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