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国会で姉歯被害者補償の不公平問題について追求質問

――高井美穂代議士も正す会と同じ論旨で国交大臣を追及――

 さる 5月17日の衆議院国土交通委員会において、民主党所属の高井美穂代議士が、北側国土交通大臣に対して今回の姉歯マンション被害者に対する補償問題につき、かねて欠陥住宅を正す会が展開しているのと同じ論旨で国交大臣に追求質問をしました。

 その要旨は、大臣の補償声明が姉歯問題発覚後旬日を出ずして出された異例の措置であること、そして手厚い支援であること、他の一般欠陥住宅被害者に対する今までの国や行政のあり方と比べて公平性に欠け法の下の平等の趣旨に反すること、特に不可抗力によって生じた震災被害者に対し格別の補償措置もとられなかったのに売主や設計者や施工者など民事上の賠償義務者がいるのに、それを差し置いて補償措置が行われたこと、これらは本来司法上の賠償責任についての判断を待って行われるべき行政措置であるのに、これに反して強行された点においてある意味で行政の司法に対する侵害であると見るべきこと、取り壊し命令が出せるのは特定行政庁であって国交大臣でないことなど、姉歯事件発覚以来当会がくり広げてきた論点について国交大臣を追及されています。 これに対する大臣の答弁は『確認検査機関が計算書偽装を見抜けなかった点に行政の責任があると考え今回の措置をとった』と答えるにとどまり、上記追求の各論点については論点をはずすすり替え的答弁に終始している感じです。

 詳しくは平成 18年5月17日付け衆議院国土交通委員会速記録29頁〜37頁をごらんください。 正す会の主張が良識にのっった国民の声を示していることが明らかになったと言えるでしょう。

(平成18・5・25 澤田 和也)

高井先生のホームページより