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平成23年度

正す会会員総会記念シンポジウムのお知らせ

 来る5月14日大阪での拡大幹事会、5月21日の東京での第33回定時会員総会終了後、本年は当会の原点を見直し、今後の発展を展望する、欠陥住宅がどうして生まれ、それを正す運動がどのように発展し、今後はどのような展望で運動を進めるかについて、出席会員全員で話し合うシンポを下記要領で致したいと思います。
司会は澤田和也、鳥巣次郎、木村孝、中井洋恵などの古参会員がさせていただく予定です。

 

★大阪シンポ

日 時 平成23年5月14日(土)
午後2時30分〜5時まで
会 場 大阪市西区靭本町1-8-4
大阪科学技術センター
アクセス 地下鉄四つ橋線肥後橋駅・
本町駅いずれも徒歩4分
TEL:06-6443-5324

★東京シンポ

日 時 平成23年5月21日(土)
午後2時30分〜5時まで
会 場 東京都港区新橋3-5-2
ホテルユニゾ新橋 会議室
アクセス JR新橋駅 烏森出口徒歩3分
『最中の文銭堂』菓子舗を目印
にしてください。
TEL:03-3591-3351
 

・・・・・・・・・・プ ロ グ ラ ム・・・・・・・・・・

―――全員参加のシンポジウム―――

司会 澤田和也・木村孝ほか

一、欠陥住宅が生まれた背景と時代

―――高度成長期の都市への人口集中と住宅需要の増大―――

(1)欠陥住宅前史
(2)プレハブ住宅・マンションはその要求に応じて生まれた。
(3)そのモットーは「安く早く」

二、高度成長の発展と「安く早く」

(1)高度成長期の都市への人口集中と周辺住宅地の開発による住居需要の「安く早く」は当時からの
モットーであり今も変わらぬ大衆の求めるもの。
本当は安くといえば遅くなり、早くといえば材工とも高くなる。

(2)当時の欠陥の典型
在来木造(住宅)における法定の構造方法(筋交い・通し柱・柱と梁の緊結)などの手抜き。当時の欠陥はまさしく「手抜き」という言葉であらわされる。

(3)手抜き欠陥の多発による経済損失におびえた住宅メーカーが目をつけたのが一般建築知識では
手抜きを発見しにくいプレハブ住宅の開発。
認定図書が欠陥隠蔽の鍵。

(4)古典的在来工法住宅の欠陥の終わりを飾る木造3階建。いわゆる木三建住宅の欠陥。
平成12・3年頃からは在来工法住宅の生産が減り、欠陥の苦情はもっぱらプレハブやマンションに。
そこで多発する基礎や地盤補強の欠陥。
プレハブやマンションで基礎や地盤補強の欠陥が多発したのではなく、上部躯体の構造欠陥が発見しにくいので、必然わかり易い一般理論で判断できる基礎や地盤補強の欠陥が欠陥原因の主役となる。

三、プレハブやマンションの欠陥解決の困難性

(1)認定図書の入手。
(2)マンションでは住民の組織化と欠陥による財産価値の減少の懸念。

四、平成7年の阪神淡路大震災の勃発と欠陥住宅問題に対する国民的昂揚。

五、今回の東北大震災の勃発と、更なる欠陥住宅問題に対する国民的関心の増大。

六、今後の欠陥住宅問題の展望。
我々はどのように何を目標に何を頼るべき規範として行動すべきか。 etc

七、問題に対する会員の雑感と今後の課題。

(平成23・4・13)