平成21年度 公開シンポ 『23年目の正直』
―23年もかけて欠陥被害を回復した夫婦の物語― 併せ年末検討会・忘年会のおしらせ
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≪プログラム≫ |
一、 |
年末検討会 |
(午後1時〜2時) |
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専門委員より本年度の調査、鑑定、弁護の概要をご報告します。 |
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二、 |
公開シンポ 『23年目の正直』 |
(午後2時30分〜5時) |
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当会会員永原正茂・光代ご夫妻はこのたびめでたく取り壊し建て替え相当損害金を獲得されました。 これは昭和63年に、当初入手された建売住宅が不等沈下したため、業者に補修交渉中に和解し、あらためて永原氏も一部補修費を分担し建て替えた住宅が、またもや地盤の補強や基礎の手抜きのため不等沈下。
そこで、平成17年、取り壊し建て替えの損害賠償訴訟を起こし一審勝訴。相手方が起こした二審でも勝訴。更に最高裁でも勝訴され、ようやく3,000万円にのぼる賠償金を獲得することが出来ました。
なんと、最初の住宅購入から23年目のことです。
言うならば“23年目の正直”とでもいうべきものでしょう。
この不撓不屈の戦いを続けてこられた永原ご夫妻と、この長い戦を最後まで支援つづけた弁護士澤田和也、同中井洋恵、一級建築士鳥巣次郎、同石川育子、同高塚哲治らから下記の要項について色々とお聴きし、現在訴訟を戦っておられる皆様のご参考に供したいと思います。 |
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三、 |
忘年会 |
(午後5時半〜) |
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場所を変えて行います。会費は7千円程度を予定しています。 永原ご夫妻にもご参加願う予定です。 |
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なお、このシンポは一般の方々にも公開いたしますので、欠陥住宅被害者や一般の方々にもお伝えください。マスコミの方々、消費者センターの方々など広く各界の皆様のご
来会もお待ちしております。 |
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● シンポの司会者および出席者 |
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司 会 |
代表幹事 澤田和也(弁護士・体験者) |
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話し手 |
永原正成・永原光代ご夫妻 |
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討議者 |
弁護士 中井洋恵・木村孝・河合敏男ほか
一級建築士 鳥巣次郎・石川育子・高塚哲治・小出伸顕ほか |
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★ 大阪シンポ |
日時 |
12月12日(土)第一例会 午後1時〜5時まで |
場所 |
エルおおさか 5F研修室 大阪市中央区北浜東3−14 電話06―6942−0001 |
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★ 東京シンポ |
日時 |
12月19日(土)東京例会 午後1時〜5時まで |
場所 |
さぬき倶楽部 会議室 東京都港区三田1−11−9 電話03―3455−5551 |
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≪討議の内容≫ |
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1、事件の発端。
2、住宅購入の経緯と最初の建物の不等沈下。
3、敷地の地形と擁壁の状況とその適否。
4、昭和63年の最初の住宅欠陥についての和解の成立(永原氏も一部建て替え金
を負担しての取り壊し建て替え)。 何故金を出してまで和解をしたのか。
5、建て替えた住宅に再び不等沈下。
何故2度も不等沈下したのか。
現場の地形・地質と、業者の地盤改良または基礎構造の欠陥。
――これについては本件高裁判決が詳しく判示。
6、何故業者は同じ手抜きを繰り返したのであろうか。
7、この販売業者の実質上のオーナーで担当者のN一級建築士の人柄及び最高裁まで
かけての手抜き言い訳への執念(何故この執念を正しい設計施工に向けてくれな
かったのか――業者の手抜き体質)。
8、それを上回る永原ご夫妻の欠陥追及へのご執念 etc
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これらについて永原氏はご自身の体験を、永原氏を支援した建築士からは欠陥原因の解説を、訴訟での欠陥追及の難しさについては支援した弁護士がこもごもお話しします。
またご参会者からのご質問にもお答えいたします。 |
いま現在欠陥住宅に悩んでおられる方には、是非シンポにご出席され貴重な体験者のお話をお聞きになられるようお勧めいたします。 |
30有余年に亘り消費者サイドの草の根活動を続けている
欠 陥 住 宅 を 正(ただ) す 会
(旧称 住宅のクレームに悩む消費者の会)
代表幹事 澤田 和也(体験者・弁護士)
本部事務局 〒550-0003 大阪市西区京町堀2-14-2
澤田和也法律事務所内 電話 06-6443-6058 FAX 06-6443-6495
東京事務局 〒338-0012 さいたま市中央区大戸6-12-11
三澤正志経営事務所内 電話/FAX 048-833-9869
http://www.sun-inet.or.jp/^tadaskai/
<ホームページをご覧ください。>
―欠陥住宅の被害回復と予防のあらゆるご相談に応じております―
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