CHAPTER 8



  '98.2.23(MON)
      2限目に乗った。自主経路の中級コースのスタート・ゴールを教わった。「加速が遅い」と言われた
    ので、そこに注意した。でも、普通の道ではスピードを出しすぎてしまう。先生にも「速度気を付けて」
    と注意された。本当に気を付けないと。先生は道を覚えなさいとクドクドうるさい。こっちは道が分かっ
    てるのに、先生が先に言っちゃうからいけないんだよ〜。ほんとに。

      午後からは学科。交通事故に遭った時どうするかっていうことで、保険の話だった。なかなかややこ
    しい。それに保険って思ったより金がかかるんだなぁと思った。まぁでも高いからって入らないのもヤ
    バイからきちんと入ろう。

  '98.2.24(TUE)
      今日も2限目に乗った。自主経路の上級コースのスタート・ゴールを教わった。今日は雨だったけれ
    ど、この前よりは小降りだった。加速が遅れないようにと気を付けすぎて、「速すぎ」と怒られた。

      今日は警察庁の人が視察に来た。5人くらい。3限目のはじめに来て、乗るところを見学していった。
    感心してたらしいから、この施設を存続できるようにして欲しい。

  '98.2.25(WED)
      今日は自主経路コースのスタートからゴールまでをいろいろと指示されて走った。例えば、初級のス
    タートから中級のゴールへとか。走っていると先生に「どうやって行くのがいいか言ってみろ」と言わ
    れて、運転しながら話さなきゃならないので慌ててしまった。でも道はほとんど覚えたので、先生も納
    得してくれたみたいだった。明日で第3段階の認定がもらえそうだ。雨降って欲しくないなぁ。

      午後の学科は高速道路での運転だ。第4段階で高速路上教習があるけれど、先生の話によると、私は
    見学という事になりそうだ。というのも、料金所付近でモタモタしていると、料金所の人が文句を言う
    からだそうだ。はっきりいってムカつく。時間かかるのはしょうがないじゃん!で、先生も片手ハンド
    ルだと危ないから高速なんて使わない(行かない)方がいいと言う。遠出するために免許取るんだ!!そ
    りゃ初心者のうちはムリだと思うけど、慣れてこれば使えると思う。でも高速道路上の非常電話は車椅
    子では使えないとのこと。ガードレールを乗り越えないと届かないらしい。とにかく、高速教習がどう
    なるか気になるけど、乗れなかったら残念だ。

  '98.2.26(THU)
      今日の路上は雨。最初小降りだったけれど、帰り際に結構ひどくなった。東本町の交差点に行くのに
    工事の為にすごく渋滞していて、思ったルートを走りきれなくて残念。でも、渋滞の経験もいいものだ。
    今日で第3段階を認定してもらえた。あと1段階だ。

      学科は高速道路の運転の続き。昨日と同じような話が多かったが、高速教習についての結論は聞けな
    かった。先生は「高速教習は高速に慣れるという練習じゃなくて、こんなところには行くなよと言う意
    味の経験走行だ」と言う。どうしても納得できないけれど、卒業まで我慢するしかない。

  '98.2.27(FRI)
      今日はC先生が休みだった為、A先生が乗ってくれた。駐停車コースという事で、路上に出る前に、
    コース内の車庫へ入れる練習をした。縦列を久々にやったら大失敗!感覚がわからなくなった。路上で
    は川沿いの細い道とか山の中を走った。すれ違いができないようなところで、ドキドキしたけれど、対
    向車が来なくて本当に良かった。再び学校へ戻って来て、職員用の車庫へ入れるように言われた。線を
    またがないように慎重にやったけれどまたも失敗!幅寄せしてようやく成功。先生にも「買い物に行っ
    た時に車止めるのに困るぞ」と言われてしまった。う〜ん、難しい。

      午後は応急救護処置の勉強だった。人工呼吸や心臓マッサージなどの実技があったけれど、私はやる
    のが無理なので見学だけだった。もし事故でも起こしてしまったら、自分は何ができるだろうと思うと
    ゾッとする。とにかく周りの人に助けを求めなければ…。



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