北海道ツーリング(05年 7/20
〜 8/5 )
8/2(火)(14日目)
6時過ぎに起きると、外が明るかった。
表に出てみると晴れていて、旭岳がよく見えた。
これなら、午前中は天気がもちそうだ。
2時間半で登れるらしいので、大丈夫かも?
速攻で朝食をとり、同室の登山者の人に見送られ、7時45分出発。
無料駐車場にハンターカブを停め、念のため傘とレインウエアを背負った。
僕の前にいた、ちょっと?な青年が切符を買うのに手間取り、
15分ごとの運転のロープウェイが出そうだったが、ダッシュで、なんとか乗れた。
10分弱で五合目にある姿見駅に到着。
メロンパン、スポーツドリンク、念のため非常食のチョコレートを買って、
8時15分、登頂開始。
先ほどのちょっと?な青年が、看板の地図を見ている僕を振り返って見ていたが、
待ちきれず左の道へ進んでしまった。 そっちは遠回りやって。
僕は当然、右の道を進む。
六合目で、ちょっと頭痛がしてきた。
気にせずガツガツ登る。 ま、小休止もしながらだ。
お花畑と硫黄の噴出のコントラストを楽しみながら、登った。
八合目にいた、監視員のおじさんによると、
昨年、1日中スッキリ晴れたのは、1日だけだったそうだ。
9時30分、旭岳頂上(2290 m )へ到達。登頂成功だ。
9合目くらいからガスっていたが、時々晴れて、足下の景色が楽しめた。
それにしても、風がきつい。
縦走してきた登山者と話したり、パンを食べたりしてたら、
先ほどの?な青年が登ってきた。不思議に思ってたみたいなんで、遠回りの道を行ったことを教えてやった。
ついでに、写真を撮ってあげた。
30分ほどいたら、寒くなってきたんで、下山開始。
しばらくしたら、?な青年が前を歩いていた。
僕を見ると、スピードアップした。スニーカーに毛の生えた程度の靴だから危ないのになあ。
危ないんで、途中で抜いてあげた。お花畑で大休止して待っていてあげた。
ちゃんと下山できるのを見届けてあげないとなぁ。青年が僕の前を通り過ぎる時に速いですねと声をかけられた。
少し話をしたが、やっぱり、ちょっと?だった。
下山を開始して、1時間で姿見駅に着いた。
ロープウェーの下の駅の売店で、ロープウェーのチョロQを買った。
12時前にハンターカブで、出発。
思ったより早く、出発できたね。
というわけで、昨日、気になっていたダムを見学。
忠別ダムだ。 説明が聞ける施設があって、女性が一人いた。
知りたがりの僕は、いろいろ質問した。
左に現地調達した土や石で組んだフィル部という部分をもっていて、向こうまで
885 m もある。
地盤がコンクリートに耐えられないから、フィル部にするそうだ。
それにしても、大きなダム湖ができそうだ。
上の串みたいのは雲で、ここから、大量の雨が降るとどうなるかというシュミレーターだ。
見学に来る子供にウケがいいそうだ。僕も楽しく遊ばせてもらった。
「ダム・ファン」というパンフレットももらった。 2003 年 12 月号だけど・・・。
道道1160を戻り、
今、話題の旭山動物園に行った。雨の日のオプションだったが、時間ができたんで・・・。
入場者数が大幅に伸びた動物園として有名で、
北海道に来てから見たニュースによると、7月の入場者数が日本一の動物園だそうだ。
夏休み中だけど、平日にもかかわらず、とても人が多い。
観光バスも多く来ていて、 観光のコースになっている。
話題のアザラシ館。
チューブの中をアザラシが泳いでいく。
いやー、おもしろい。お腹が可愛いぞ。
シロクマ館。
透明のドームから人がのぞく姿が、北極の氷の割れ目から呼吸に出てくるアザラシに似ていて、
シロクマが、ちょっかいを出すそうだ。
でも、馴れちゃうし、この暑さではね・・・。
ほかにも、工夫された展示があって、何回でも来たくなるね。
ちなみにここは、市営で、入場者が少なくて、つぶれかけだったそうだ。
しかし、これらの面白い展示法を飼育者と園長が知恵をしぼって考えた結果
、
今のにぎわいになった。
頭は使いようやなぁ。
1時間半ほどいて、3時前に出発。やっぱり、雲行きが怪しくなってきた。
R273を南下。
ケンとメリーの丘、マイルドセブンの丘とか行ったが、別
にねえ・・・。
面白かったのは台湾からの観光客が、そんな所をまわっていることだ。
ケンメリのスカイラインなんか知ってるのかなあ?
4時過ぎに美瑛に到着。
ここは、駅も含めて区画整理されていて、町並みがきれいだった。
ツーリングマップルに載ってる、 Big なトンカツの富川食堂を探すがなかなか見つからない。
おまけに雨が降ってきた。
見つけたら見つけたで、何と休業日だった。あーあー。
R237を南下。土砂降りになってきた。お腹は空くし、悲惨だ。
やっぱり空腹だと、気が滅入るなあ。おまけにこの天気だし・・・。
6時過ぎに、上富良野町に入り、道沿いの大きなレストラン兼土産物店で停車。
せっかく北海道に来たから、ジンギスカンにすることにした。
隣のテーブルは、自衛隊の制服を着た家族連れだ。
まあ、旅行者だから、一人鍋も仕方がないね。
食べ放題を注文するが、あまりの量にビックリして、
特上ラム肉を1人前ずつ注文していくことにした。
ラム肉は、ちょっと癖があるから、あんまりたくさん食べられないなあ。
やっぱり肉は、牛肉だ。
レストランを出たら、雨がやんでいた。
お腹が、いっぱいになり、気分も良くなり、宿に向かってスタート。
道道291を十勝岳方面に行く。
7時を過ぎ、暗くなってきた。
山奥なんで、クマでも出てこないかと、写真を撮るのも恐々だ。
7時10分、本日のお宿、吹上温泉保養センター・白銀荘に到着。
帯広のユースで同室だった、北海道の師匠が、ここはいい温泉だと教えてくれた。
部屋は二段ベッドの共同で、炊事場もあり、湯治場かな?と思ったが、
宿の人が言うには、もと山小屋だったそうだ。こだわりがあるみたいだ。
僕は、もう登る気はなかったが、確かに、大雪山系の十勝岳の登山口にある。
ここは、なんと言っても温泉が素晴らしい。露天風呂なんか、
露天だけでなく、側面も露わな、路側風呂になっている。
温泉の駐車場から、丸見えだ。開放感たっぷりで、面
白かった。
温泉に浸かって、旭岳登山や観光の疲れを癒し、11時過ぎには、眠った。
本日の走行距離 137 Km (今日は、いろいろ観光したし・・・。)
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