北海道ツーリング(05年 7/20
〜 8/5 )
8/4(16日目)
7時過ぎ、起床。
雨が降っていた。
天気予報によると、午前中には止むみたいなので、
温泉に入ったり、ゆっくり朝食をとったりして、 ゆったりと過ごした。
10時、雨が止んだんで、出発。
近くにある石炭博物館に行く。ここの見学も、大きな目的だ。
石炭のできる過程や炭坑のしくみ、夕張炭坑の歴史なんかもよくわかる。
展示を熱心に読んでたら、かなり時間がかかるね。
石炭や石炭に似せて作った石炭飴を買った。
そして、地下へ降りるエレベーターに乗った。
途中、明滅したり、音がしたりして、一人だと恐い。僕は、非常用のマグランプを点けた。
しばらくして、エレベーターの扉が開いた。
ヒンヤリ、湿った空気が入ってきた。
外へ出ると、・・・。
もっともっともっと、恐かった!!!
坑道の中に昔の炭坑を再現しているんだが、人形だらけで、もう、走って通
り抜けたかった。
しかし、男は、やせ我慢だ!!
途中で、係員(生身の人間)に、ヘッドランプを渡され、真っ暗な坑道を行く。
ここを体験するだけでも、夕張に来た価値はあった。
みんなも、ぜひ行こう。
ここには、他にもいろんな施設がある。炭坑生活館、夕張化石のいろいろ展示館、SL館、生活歴史観などがある。
しかし、どれも離れてて、歩いていくのに時間がかかる。
展示を見ているよりも、歩いている時間の方が長い。
SL館では、コンプレッサーで作動する汽笛を鳴らした。ムチャクチャうるさい。
でもここの一番は、客車の中だ。
乗客代わりに人形がたくさん座っているが、みんな、かつらが、微妙にずれていて、ムッチャクチャ恐かった。
さすがの僕も、デジカメを出し、シャッタ−を押すことができなかった。
夕張は、2月に行われている夕張映画祭でも有名だ。
炭坑閉鎖の町の暗いイメージから、観光の町へ脱却を目指している。
シネマのバラード館には、荒唐無稽TVアクションドラマの「西部警察」で
舘ひろしが乗っていたカタナが展示してあった。
いろいろグッズも売っていた。
いやー、時間がいくらあっても足らんなぁ。
3時間ほど過ごす。
夕張は、郵便局といえども、昔の映画ポスターと黄色いハンカチが連なっている。
昨日も寄った「幸せの黄色いハンカチ」のロケ地に行き、中の展示や映画のダイジェスト版を見たりした。
北海道に行くフェリーの中で、「釣りバカ日誌」や「クレヨンしんちゃん」の代わりに上映すればいいのにな。
あんまり食べれなかったんで、食料品店みたいな所で、カットメロンを食べようと思ったら無かった。
わざわざ、切ってくれて、おまけにお金はいらないと言われた。
そうはいかないので、自宅にメロンを送った。
2時前に夕張を出発。
道道3、R274を西へ。
札幌に近づくとクルマが多くなってくるは、信号でしょっちゅう止まるはで、うんざりしてきた。
完全に北海道モードになってる。
いやー、大阪でオートバイに乗れるだろうか・・・。
3時過ぎに札幌をパスした。
R337、R231を北へ。
4時半、石狩にあるサーモンファクトリーへ、到着。
よくばりめし(3150 円)を食った。北海道最後の食事ということで、大盤振る舞いだ。
R231、R337、R5で小樽を通り過ぎた。
混雑した道路を走って、北海道を終わりにしたくないからなあ。
海沿いを積丹半島を見ながら西へ、そのまま仁木まで行った。
ここのホクレンで給油。黄色のフラッグをもらった。
これで、青(道北)、緑(道東)、黄(道南)の三色制覇だ。
6時半、R5を引き返す。
余市のニッカウヰスキーに寄った。
売店で買い物したかったが、5時までだったそうだ。
守衛さんにパンフレットをもらった。
積丹半島、次回は、行ってやるぞ。
7時15分、小樽着。
街中をブラブラ。
腹ごしらえにラーメンを食べた。
帰りは、「あかしあ」。往きの「はまなす」の同型艦だ。
舞鶴まで 1060 Km 、頼むで。
10時45分、真っ先にバイクの積み込みだ。
2等寝台に、荷物を下ろすと、風呂へ直行だ。
11時50分、離岸を後部甲板で眺める。
北海道でのことを思い出しながら、1時前には寝ていた。
本日の走行距離 204 Km(北海道の走り納めだ。)
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