北海道ツーリング(06年 7/19
〜 8/4)
8/2(水)(15日目)
6時過ぎに起床し、朝風呂に入って、からだを覚醒させた。
宿で買ったパンを朝食にした。
登山装備を調え、7時半出発。
宿のキャンプサイトのはしの登山口から、登頂開始。
登りはじめは、高度が低いので、まだまだ暑い。
1時間ほど歩き続け、これくらいの標高になると、涼しくなってきた。
硫黄で喉がイガらっぽくなったりもする。
この山は、開けた所を歩けたり、変化に富んでて、こないだ登った羊蹄山より面
白いね。
しかし、曇ってきたんで、あと1時間くらいかかりそうな所から、
ダッシュで登ったら、30分ほどで頂上へ。
10時前、十勝岳(標高 2077 m)に登頂成功。だが、タッチの差で、雲に覆われてしまっていた。
でも、しばらくしたら晴れてきた。日頃の行いのおかげか。
上の写真は、頂上から旭山方面を望んだ景色だ。風もなく、なんか、ポカポカするくらいだ。
昨日、汲んだ水を飲みながら、 生協で買ったチョコレートパンなどを食べた。
そして、あまりにも気持ちが良かったんで、不覚にも30分ほど、うたた寝をしてしまった。
空を見たまま寝たので、顔が焼けてヒリヒリした。山の上は、紫外線が強いのを忘れていた。
それでなくても黒かったのに・・・。
向こうに見える富良野岳までよく見える。
時間も早いし、縦走したいな。
ツーリング途中に、行き当たりばったり、条件次第で、山に登る時は、詳細な地図を持っていないことが多い。
だからいつもは、登った道をまた降りる。そうすれば道に迷わないからね。
しかし、おじさんが、地図を見せてくれたんで、 三段山(標高 1748 m )まで行って、
同じ登山口に戻るコースを簡単にメモさせてもらった。
のんびりしてから、11時過ぎ出発。
山は、やっぱり、眺望を楽しみながらの、尾根歩きが一番いいね。
しかし、こっちかなと思った方に、通行不能の札がかかっていたんで、仕方なく、まっすぐに行った。
12時過ぎ、上ホロカメットク山( 1920 m)の頂上に着いた。やっぱり、あっちやったんや。
十勝岳まで、戻ろうかとも思ったが、お弁当を食べていた、このあたりに詳しいご夫婦に教えてもらい、
そのまま、縦走を続けた。 でも、登って来た登山口とは違う十勝岳温泉の登山口へ降りざるをえない・・・。
12時半前、上富良野岳(1893m )に到着。
そしたら、地図を見せてくれた おじさんがいた。
せっかくだったんで、富良野岳まで行きたかったが、おじさんは、ここから降りるそうだ。
レンタカーで来ているので、白銀荘まで送ってくれると言って頂いたので、お付き合いすることにした。
おじさんは、静岡の富士宮から来ていた。信用金庫を退職して、百名山を登っているそうだ。
下りながら、経済、政治、はたまた、山や城郭の話で盛り上がった。
2時、十勝温泉登山口に到着。
レンタカーで送って頂き、15分で、白銀荘に戻る。
ところで、今日、白銀荘は、研修の団体の予約が入ってて、空きがない。
移動する気もなかったし、まあ、ゆっくりしたいということで、テント泊することにした。
3時頃、テントを張ってから、上富良野へ買い出しに行った。
出た時は、僕のテントだけだったが、5時頃、帰ってきたら、 テントが増えていた。
夕食のメニューは、北海道最後の夜なんで、ちょっと豪華に、造りの盛り合わせ、
イクラ、サーモンフライ、十勝岳・登頂成功を祝って、赤飯×2だ。
いやー、とっても美味かった。
温泉に入って、宿のTVで、亀田弘毅のタイトル挑戦戦を6Rまで見て、テントに戻った。
それから、祝杯として、余市で買った原酒を、大雪山旭岳源水割りで呑んだ。
原酒は、まろやかさが少し物足りなかったな。熟成の進んだ25年ものが良かったかな。
明日は、ゆっくり起きて、のんびりしよう。
少々 酔って、いつの間にか寝てしまっていた。
目が覚めたら、1時半頃だった。
なんか、話し声がしていた。テントから顔を出して、見た。
暗くなってから到着していたハーレー2台とヤマハSRの3人組だった。
2時を過ぎても話していた。
近くのテントの人も困ってるみたいだったんで、3人組に注意した。
1人は謝った。1人は黙っていた。1人は、ゴチャゴチャ言ってきた。
カッチーンときたが、とりあえずは、下手に出ておいた。
まあ、静かになったんで良しとする。
大人である。
本日の走行 36 Km (ははは。)
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